おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

成安造形大学附属近江学研究所「紀要」 第12号を公開しました

研究所の研究員や客員研究員の論考をまとめた「成安造形大学附属近江学研究所 紀要」 第12号をウェブサイトで公開しました。
今号は、客員研究員の髙梨純次氏、和田光生氏、研究員の加藤賢治教授、石川亮准教授が執筆されています。
紀要のPDFデータは下記より自由にダウンロードしていただけますので、ぜひご覧ください。

2023年3月27日|Categories: お知らせ, 研究プロジェクト, 関連出版物案内|

2023年度 公開講座・近江学フォーラムの募集を開始しました!

附属近江学研究所が主催する2023年度の公開講座の申込受付を開始しました。
2021年度・2022年度はオンデマンド形式で開講しておりましたが、
2023度の公開講座は、すべて対面形式で実施いたします。

また、成安造形大学開学30周年記念として、
写真家で本学客員教授でもある今森光彦氏による特別公開講座も開催いたします。

講座内容などの詳細は「公開講座ページ」よりご確認ください。

さらに、2023年度「近江学フォーラム」の会員募集も開始しております。
近江学フォーラムでは、会員限定のオンデマンド講座や現地研修の開催、文化誌『近江学』の謹呈など様々な特典をご用意しています。
滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。
お待ちしています。

2023年3月24日|Categories: 公開講座, 近江学フォーラム|

パンフレット誤記のお詫びと訂正

■ パンフレット誤記のお詫びと訂正 ■

 2023年度近江学研究所パンフレット(P.8)の記載内容に誤りがございました。
謹んでお詫び申し上げますとともに、下記の通り訂正させていただきます。

 会員限定講座D「疫病と向き合う―祈りから医術へ―」講座映像視聴会の開催日
誤:11月22日(水) →  正:12月6日(水)

2023年3月24日|Categories: お知らせ|

近江学フォーラム会員限定講座「現代と祭り 過去と未来をつなぐ玉手箱」講座映像視聴会 報告

令和4年度 第5回 近江学フォーラム会員限定講座
「現代と祭り 過去と未来をつなぐ玉手箱」

【講座映像視聴会】
日時:1月20日(金)14:30~16:00
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:※映像出演
矢田直樹 氏|滋賀県文化スポーツ部文化財保護課主査

令和4(2022)年度最後となる第5回目の近江学フォーラム会員限定講座を
オンデマンド配信と講座映像視聴会で開催しました。
オンデマンド配信は1月5日から1月19日まで。
配信終了の翌日に講座映像視聴会を大学内で実施しました。

第5回目の講座は、滋賀県文化スポーツ部文化財保護課主査の矢田直樹 氏をお招きし、
文化誌『近江学』第13号にご執筆いただいた
現代の祭り継承に関する様々な事例についてご講演いただきました。

受講者のみなさんからは、
・近年の社会の変革により「人的」「経済的」「熱意」の面で祭りの将来が危惧されることを講義で一層痛感させられました。
・祭事に参加できる年齢の定年を延長するという解決策がおもしろく感じた。
・地域以外の町のアーティストが手をあげて下さり担い手になって祭りの継承がなされていくことに少なからず感動を覚えた。
などといったご感想をいただきました。

[講師プロフィール]

矢田直樹 氏(滋賀県文化スポーツ部文化財保護課主査)
1975年、大阪府生まれ。関西大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。専門は日本民俗学。生駒市教育委員会事務局生涯学習部生涯学習振興課を経て、2010年から滋賀県教育委員会事務局文化財保護課に勤務。民俗文化財を中心に、無形文化財、選定保存技術の保護なども担当。著作に「盆行事における精霊祭祀の変遷―塚状祭場を中心に―」『民俗文化の伝播と変容』(岩田書院)などがある。

2023年1月30日|Categories: 近江学フォーラム|

文化誌「近江学」第14号(特集 禍 転じて )発刊いたしました

文化誌「近江学」第14号

このたび、近江学研究所では、初年度から発刊して参りました文化誌『近江学』の第14号(特集 禍 転じて)を出版いたしました。
新型コロナウイルス感染症がもたらした大きな「禍」の渦中に、改めて近江で起こった様々な禍、そしてその時人々が禍とどう向き合い乗り越えてきたかを検証し、先人の知恵を現在そして未来に活かす手段を見いだそうと進めてきた研究活動の成果をぜひご覧ください。

文化誌「近江学」第14号
<概要>
特集テーマは「禍(わざわい) 転じて」。疫病や風水害などの自然災害に対して人々はどのように対応してきたのか?──コロナ禍で厄除けとして再び注目をあびた「角大師」の護符、疱瘡(天然痘)にかかった病人の症状を軽くするとされた疱瘡絵や大津絵、土砂崩れを防ぐために建造された長大な石垣などから、人びとの災いとのつきあい方を読み解く。

<目次>

禍 転じて─再生への道筋 インタビュー:今森光彦
聞き手:加藤賢治、石川亮
禍 転じて─結ぶ地図 石川亮、金再奎
近江における厄除 元三大師信仰 加藤賢治、福井智英
近江における悔過と造形 髙梨純次
大津絵と疱瘡絵  近江発、禍への絵画的対抗手段 横谷賢一郎
かわそ信仰と女性 對馬佳菜子
禍をさける・はらう・おくる ─四季折々の祭礼のかたち 大原歩
百間堤 ─江戸時代の自然災害と防災・減災と暮らし─ 高橋大樹
疫病と向き合う ─祈りから医術へ─ 岡井健司
長浜の天正大地震 畑中英二
禍におもう 木村至宏

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発行    成安造形大学附属近江学研究所  〒520-0248滋賀県大津市仰木の里東4丁目3-1
発行人   小嵜 善通
編集長   小嵜 善通
デザイン  塩谷 啓悟 http://shiotanikeigo.com/
編集    玉置 慎輔
校正    岸田 幸治(サンライズ出版株式会社)
印刷    宮川印刷株式会社
発売元   サンライズ出版株式会社  〒522-0004滋賀県彦根市鳥居本町655-1 TEL 0749-22-0627
発行部数  1,200部
定価    1,800円+税
ISBN  ISBN978-4-88325-782-9 C1402
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2023年1月18日|Categories: お知らせ, 研究プロジェクト, 関連出版物案内|

永江弘之研究員「Fabriano in Acquarello 2023」選抜報告

世界最大の水彩画の祭典である「Fabriano in Acquarello 2023」が
2023年4月から約7月半ばまでの期間、
イタリアのボローニャとファブリアーノで開催されます。

その日本チームの選抜メンバーに本研究所の研究員で、
「淡海の夢写生会」講師や「淡海の夢風景展」の企画をされている
永江弘之教授(イラストレーション領域)が選出されました。

https://japanfabriano.wixsite.com/japan-fabriano/general-8-1

参加 アーティストの選抜は、
各国のリーダーとそのチーム(Japan Fabriano)によって行われ、
各国それぞれの水彩画をより良く代表できる作家と作品が選ばれます。

世界各国から選出された2000点以上の作品がイタリアに集まり、
4月22日~7月はファブリアーノ市、4月23/24/25日はボローニャ市にて作品が展示されます。

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「日本チーム40名の一員として、イタリアで作品を発表します。」

この度、このような大変貴重な機会を頂き、心から感謝しております。
そしてFabriano in Acquarelloの理念と方向性に沿った
ファブリアーノJapanの取り組みが大変素晴らしく、共感いたします。
日本チームの作品はイタリアの後、日本でも展示される予定ですので、
よろしくお願いいたします。 

永江弘之

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2022年12月25日|Categories: お知らせ, 研究員の活動|
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