おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

「淡海の夢2026 近江八幡・八幡堀と城下町写生会」を開催しました!

「淡海の夢2026 近江八幡・八幡堀と城下町写生会」

日時:5月23日(土)9:30~16:30
場所:近江八幡市八幡堀周辺
講師:永江 弘之(本研究所客員研究員・本学非常勤講師)、待井 健一(本学イラストレーション領域准教授)

5月23日(土)、近江八幡市八幡堀周辺にて、公開講座「淡海の夢2026 近江八幡・八幡堀と城下町写生会」を開催しました。
「淡海の夢」は、年2回の写生会と公募風景展を通して、近江の素晴らしさを体感し、近江の固有の価値を再発見する講座です。
少し雨天が心配されましたが、何とか降られることもなく、無事に開催いたしました。
当日は一般の方18名、学生15名にご参加いただきました。

 

今回の写生会では、豊臣秀次が築いた八幡山城下町から発展した近江商人と水郷の町。
八幡堀周辺や豪商たちの白壁の土蔵や旧家が建ち並ぶ旧市街地など、歴史情緒を感じる風景を描きます。

当日は加藤賢治所長からご挨拶と講師から写生中の注意点などの説明を受けていただいた後、
参加者のみなさんには、それぞれ思い思いの場所で風景を描いていただきます。
講師は、写生中のみなさんを巡回して個別に風景写生のコツについてアドバイスを行いました。

 

 

15:30からは、白雲館の2階にて作品鑑賞会を開催。みなさんの作品がずらりと並びました。
一般の方も学生たちもお互いの作品を鑑賞しながら、講師に質問を投げかけたり、
どんな画材を使っているかや描いた場所などの情報交換に花が咲いていました。

 

受講者のみなさんからは、
「自分が見つけた魅力を表現することができてとても良かったと思います。楽しかったです。」
「写真を見て描くのとは全く違ってすごく楽しかったです。また次回も参加したいです。」
「同じ景色でも人それぞれ違う描き方で面白かったです。先生方の的確な意見をいただけてありがたかった。」
「和やかな気持ちで描くことができました。構図などを教えていただき参考になりました。」
など、たくさんのご感想をいただきました。

次回の写生会は、10月3日(土)に大津市坂本で開催します。
初心者の方も気軽にご参加いただけますので、ご興味のある方はぜひ下記よりお申込みください。
ご参加をお待ちしています。

「淡海の夢2026 坂本・石垣と里坊の町写生会」お申込みフォーム
お申込みはこちら

2026年5月26日|Categories: おうみブログ, 公開講座|

【公開講座】『汽車土瓶製作にみるコミュニティ 信楽学園製の汽車土瓶から』報告

汽車土瓶製作にみるコミュニティ
信楽学園製の汽車土瓶から

【公開講座】
日時:12月6日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:畑中英二 氏 |京都市立芸術大学教授

 

受講者のみなさんからは

・汽車土瓶を視点に地元の文化を解説していただき楽しい講演で良かった。いつか残っている土瓶展示があれば是非見てみたいと思った。

・汽車土瓶の歴史や滋賀県下での変遷、信楽学園との関係性、畑中先生の研究活動について、短い時間の中で充実した内容でした。 そして汽車土瓶をめぐる様々なコミュニティについて伺うことができ、嬉しく思いました。

・私自身も利用した昔懐かしい汽車土瓶を作っていた信楽学園等の歴史を詳細に学ぶことができた。また、特に井筒屋の弁当は私が当時年に2~3回伊吹山に登っていたその帰りに米原駅で買った弁当とお茶(土瓶)には懐かしく思い出されました。 汽車土瓶をめぐるコミュニティは深いですね。

・汽車土瓶をめぐる楽しいお話をありがとうございました。夢が広がり、コニュニティが広がる興味深いお話でした。

 

などといった感想をいただきました。

 

[講師プロフィール]

畑中 英二 氏(京都市立芸術大学教授)

1967年、京都府生まれ。龍谷大学文学部卒業。滋賀県立大学大学院人間文化学にて論文により博士の学位を取得。京都市立芸術大学美術学部教授。専攻は考古学、工芸史、城郭史。考古学と社会やアートとのより良い関係を模索している。著書に『続信楽焼の考古学的研究』『ここまでわかった甲賀忍者』『岡本太郎 信楽へ』『魯山人前夜』(いずれもサンライズ出版)、『なんで信長はお城を建てたの?』(新泉社)、共著に『戦国大名の権力と城郭 織田信長の城郭』(戎光祥出版)、『中近世陶磁器の考古学』第11巻(雄山閣出版)などがある。

2025年12月12日|Categories: 公開講座|

【中止のお知らせ】淡海の夢2025 坂本・石垣と里坊の町写生会

本日10月4日(土)に開催を予定しておりました
「淡海の夢2025 坂本・石垣と里坊の町写生会」は、雨天のため中止いたします。
参加を予定していただいた方が数多くいらっしゃるなか、今年の写生会が2回とも中止となり誠に残念です。
来年こそは晴れることを願って、次回のご参加お待ちしております。

成安造形大学附属近江学研究所

2025年10月4日|Categories: お知らせ, 公開講座|

【公開講座】『宿場におけるなりわいのコミュニティ』報告

宿場におけるなりわいのコミュニティ

【公開講座】
日時:7月26日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:八杉 淳 氏|前草津市立草津宿街道交流館長

受講者のみなさんからは

・江戸時代、草津の宿場を行き来する人たちの街道の様子コミュニティの素晴らしさ、人たちのつながりを先生のお話を聞きながら、タイムスリップしていました。

・八杉先生がスライドの途中でいろんな浮世絵を紹介しつつ、絵師たちの名前パロディを教えてくださったのが面白かったです。

・コミュニティは小さな単位、地域社会というイメージがあったのですが、道で繋がることで、大きな単位でのコミュニティができているということがとても印象に残りました。とても面白かったです。

・相互扶助のネットワークができていたこと、チェーン店化、クーポン券、相撲興行等、現代と変わらぬ工夫にも驚きました。

などといった感想をいただきました。

 

 

[講師プロフィール]

八杉  淳 氏(前草津市立草津宿街道交流館長)

1959年、兵庫県生まれ。佛教大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻は日本近世交通史。街道や宿場、江戸時代の旅の実践研究をテーマに、街道を歩いている。草津市歴史文化活用調整員、(前草津市立草津宿街道交流館長)。著書に『近江の宿場町』(サンライズ出版)、『近江東海道を歩く』(サンライズ出版)、共著に『宿場春秋』(角川書店)、『古地図で楽しむ近江』(風媒社)などがある。

2025年8月1日|Categories: 公開講座|

【公開講座 入門編】「近江妖怪物語 三井寺妖怪ナイトの魅力」報告

【公開講座 入門編】
「近江妖怪物語 三井寺妖怪ナイトの魅力」

日時:7月5日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:河野 隼也 氏|妖怪文化研究家・百鬼夜行クリエイター

令和7(2025)年度2回目の公開講座を行いました。

初学者や小学生など、幅広い年齢層の方に参加していただきやすいように
今年度から「入門講座」という、広くみなさんに分かりやすいテーマでの講座を開講することとなりました。

入門講座の初回となる今回は、「近江妖怪物語 三井寺妖怪ナイトの魅力」と題して
三井寺妖怪ナイトという夏の夜の風物詩となったイベントの企画者
であり、妖怪研究の第一人者である河野 隼也 氏にご講演いただきました。

三井寺の「鉄鼠」を含む妖怪の歴史や文化、その変遷についてや、
自身の活動についてなど様々なお話をしていただきました。
小学生や本学学生の参加もあり、非常に楽しい時間になりました。

 

受講者のみなさんからは、
・近江学入門講座として適した内容だと思いました。 幽霊との比較がわかりやすかった。
そこからの展開で、外灯、電気のない闇の中には妖怪がいっぱいいた。闇への恐怖が妖怪を産んだ、といった話も面白いと思います。

・あまり妖怪のことを知らなかったけれど、妖怪とは何なのかを知れて面白かったです。特にアマビエとあまびこの話が好きです。

・講師の方が企画力がおありで、お話が上手で、学術的な分析もなさっていてわかりやすかったです。

・お話は大変面白くわかりやすく引き込まれました。

・すごく面白かった。 しかも迷信と勝手に思い込んでいましたが、その立てられた説は説得力があり、的確で論理的であり、
納得できました。 来年もこんな講座があれば、出席したいです。

などといったご感想をいただきました。

 

[講師プロフィール]

河野 隼也氏(妖怪文化研究家・百鬼夜行クリエイター)

1982 年、京都市生まれ。2005 年に京都市上京区の大将軍商店街にて妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」を手掛け、以降「妖怪× アート× 地域振興」をテーマにイベント企画、作家活動を行う。近年は日本の妖怪文化の海外への発信をライフワークとする。妖怪芸術団体百妖箱代表。プロデューサーとして「三井寺妖怪ナイト」「嵐電妖怪電車」「怪々YOKAI祭」「FUSHIMI YOKAI SAKEFESTIVAL」「妖怪アートフリマ モノノケ市」等を手がける。単著に『きみのとなりにいるリアル妖怪図鑑』。

2025年7月11日|Categories: 公開講座|

【特別公開講座】宗教から芸能へ~聖俗の境界に生きる~報告

特別公開講座
「宗教から芸能へ~聖俗の境界に生きる~」

【公開講座】
日時:6月21日(土)14:00~15:30
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:福家 俊彦 氏|総本山三井寺(園城寺)長吏

今年の特別公開講座には、福家 俊彦氏にご登壇いただき、
「宗教から芸能へ~聖俗の境界に生きる~」と題して、
日本独自の信仰形態である「修験道(山岳信仰)」と、
歴史の影に隠れた特殊な場所「別所(べっしょ)」にスポットを当て、
日本文化の知られざる成り立ちを紐解いていただきました。

受講者のみなさまからは、
・いろんな信仰の形もあるのだと思いました。 三井寺さんの新しい取り組み、新しい世代にも届く信仰の形として楽しみにしております。

・色々断片的知識がまとめられていくのが感じられて、また改めて勉強をしてみたいと思いました。

・説明が理論的だった。 宗教と芸能の関係がわかり面白かった。

・別所という言葉は聞いたことがありましたが、社会の狭間の人、物事などを広く受け入れる“セーフティネット”になっていたことがわかり大変興味深く、日本仏教の懐の深さに改めて感銘を受けました。

などといったたくさんのご感想をいただきました。

 

【講師プロフィール】

福家 俊彦 氏(総本山三井寺(園城寺)長吏)

1959 年、滋賀県生まれ。総本山三井寺(園城寺)第164 代長吏。立命館大学大学院文学研究科(西洋哲学)修士課程修了。天台寺門宗宗機顧問、園城寺学問所長、太神山不動寺住職を兼務。また、認定NPO法人びわ湖トラスト理事長ほか。著書に『三井の山風どこ吹く風』(方丈堂出版)。三井寺事典シリーズ『三井寺の文学散歩』、『三井寺の精進料理』、『三井寺の建築案内』、『三井寺建築小史』などがある。
2025年6月27日|Categories: 公開講座|
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