おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
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5月18日(土)、成安造形大学創立20周年を記念して、ホームカミングデーが開催されました。
日時:2013年5月11日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:遠藤 仁兵衛氏 (和菓子処藤屋内匠十三代目店主)
対談:加藤 賢治(本研究所研究員)
タイトル:「食のかたち~和菓子処 藤屋内匠」
本日、附属近江学研究所主催の「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマに
連続講座の第一回目として「食のかたち~和菓子処 藤屋内匠」を開講しました。
創業寛文元年(1661)、近江八景や大津絵をかたどった落雁(らくがん)という伝統ある銘菓をつくり続ける和菓子処藤屋内匠の十三代目店主遠藤仁兵衛氏をお迎えし、本研究所の加藤賢治研究員と対談いただきました。
日時:2013年4月27日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:金田 章裕 氏
タイトル:「琵琶湖の景観 〜水辺の文化的景観をめぐって〜」
4月23日(火)『仰木ふるさとカルタ』完成記者発表を行いましたので、ご報告します。
仰木ふるさとカルタは、成安造形大学附属近江学研究所の「生活文化の聞き取り調査、及び、仰木ふるさとカルタ制作」プロジェクトとして、2011年から2年間、永江弘之研究員(本学准教授)と学生スタッフ12名で取り組みました。
滋賀県大津市仰木地区の老人クラブ連合会の協力を得て、60歳?90歳代を対象に「仰木ふるさと五感体験アンケート」や、藁細工や納豆餅づくりなど体験を含めた聞き取り調査を行い、それをもとに仰木の方と48の言葉を選び出し、学生が絵札を描き、いろはかるたを制作しました。
出席者は、
「生活文化の聞き取り調査、及び、仰木ふるさとカルタ制作」プロジェクト担当研究員である、
永江 弘之(成安造形大学附属近江学研究所研究員/本学イラストレーション領域准教授)
加藤 賢治(成安造形大学附属近江学研究所研究員)
大原 歩 (成安造形大学附属近江学研究所研究員)
また、プロジェクト参加学生スタッフ12名の内5名が参加。
梅下 菜々美(イラストレーション領域 研究生)
後藤 美子 (空間デザイン領域 4年)
小林 佳紫 (イラストレーション領域 4年)
鈴木 沙希 (イラストレーション領域 4年)
宮本 暖子 (イラストレーション領域 4年)
また調査協力者であり、
研究活動していた2011年・2012年の歴代仰木学区老人クラブ連合会長であった飯田昌孝さん、飛田幸男さんに参加いただき、取材を受けていただきました。
また、テレビ取材が3社あり、随時放映されます。
《びわ湖放送》
本日23(火) きらりん滋賀 17:50~18:10
《NHK》
本日23(火) おうみ発610 18:10~19:00
《ZTV滋賀放送局》
●「おうみ!かわら版(滋賀)」(15分)
初回 24(水)18:00~
他26日(金)まで再放送が繰り返されます。
●「Weekly!かわら版(滋賀)」(30分)
4月27日(土)~5月3日(金) 6:00~ 17:00~
ぜひ、成果をご覧ください!
『仰木ふるさとカルタ』が完成しました!
4月23日(火)には、マスコミ各社へ記者発表を行います。
『仰木ふるさとカルタ』は、
成安造形大学附属近江学研究所の「生活文化の聞き取り調査、及び、仰木ふるさとカルタ制作」プロジェクトとして、
2011年から2年間、永江弘之(ながえひろゆき)研究員(本学イラストレーション領域 准教授/風景画家)を中心に、学生スタッフ12名で取り組みました。
滋賀県大津市仰木地区の「仰木学区老人クラブ連合会」の協力を得て、
60歳~90歳代を対象に「仰木ふるさと五感体験アンケート」や、
藁細工や納豆餅づくりなど体験を含めた聞き取り調査を行い、
それをもとに仰木の方と48の言葉を選び出しました。
その読み札に合わせて、学生が絵札を描き、かるたを制作しました。
2年間、じっくりと聞き取りを行ったことで、
昭和20~30年代の農村集落でのくらしの情景が眼に浮かぶような、
懐かしい記憶のつまったカルタになりました。
カルタは300部制作しました。
調査に協力いただいた方々や、仰木小学校などに配布します。
また、貸出用カルタを10セット用意しました。
知恵にあふれた仰木のくらしを子供たちに引き継ぐきっかけになればと思います。
また、4月27日(土)より、2,800円(税別)で頒布します。
4月27日(土)は本研究所の公開講座終了後12:15~17:00(場所:本学聚英館1階事務所)にて、
また28日(日)は本学のオープンキャンパス10:00~16:00(場所:I棟1階プレゼンルーム)にて、
その後は、5月7日(火)より平日9:00~17:15(場所:本学聚英館1階事務所)にて、
仰木ふるさとカルタを頒布しております。ぜひ、お越しください。
興味のある方、購入を希望される方は、近江学研究所までお問い合わせください。
滋賀の様々な文化情報が盛りだくさんの季刊誌『湖国と文化』。
4月1日に今年の春号が販売されています。
特集は『近江の庭 滋賀の庭』。
滋賀の名勝庭園の一覧や近江の庭園文化や
庭園修理などが網羅されていて、読み応えがあります。
近江学研究所からは、
木村所長と加藤研究員と石川研究員の記事が掲載されます。
木村所長の連載『近江人物伝』では、秀吉、家康に頼りにされ働いた「藤堂高虎」を取り上げています。
紙面には、成安造形大学卒業生のイラストレーターの森田在さんが描く藤堂高虎のイラストも掲載されてます。
また、加藤研究員の連載『おうみ おうみ 歩く』では、
三上山と妙光寺山周辺を取り上げています。
また、石川研究員の連載『近江の水をめぐる』では、「職の水・用の水」として
野洲市の近江本藍染「紺九」や長浜市木之本町の「富田酒造」の
伝統の食や技術に関わる水をとりあげています。
ぜひ、興味のある方はご一読ください!
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詳細や購入については、滋賀県文化振興事業団のホームページより>>>こちらから
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奈良県が、奈良とアジアの繋がりという意味でのNARASIAというキャッチフレーズで
記念事業の一環として発刊されている[NARASIA_Q]。
連載「ならじあ風土派」の3回目として、「近江学」がとりあげられました。
[NARASIA Q]の総合監修は松岡正剛。
デザインは編集工学研究所です。
とても魅力的な眼をひく紙面で、読みながらにアジアを渡り歩いている気分になります。
ぜひ、手に取ってみてください。
以下、詳細はこちらから
奈良県ホームページより>>>こちらから
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本誌は、奈良県の東アジア地方政府会合など東アジア連携に関する諸事業と関連して、奈良県の歴史風土や地政的側面を踏まえ、日本と東アジアのより良い未来の構築に向けて、日本と東アジア・世界の今日的課題を読解・発信する情報誌として発行いたします。
◆発行部数10,000部
◆配布先
各省庁・都道府県・県内市町村、関係大使館、アジアに関する研究機関等の他、県内の大学、公立図書館、文化施設、観光協会等
※一般配布は下記の場所で行っています。
・丸善書店(丸の内本店、日本橋店)
・啓林堂書店(西大寺店、郡山店)
・紀伊國屋書店(梅田本店)
・県庁東アジア連携課
・奈良県東京事務所
◆発行・制作担当
奈良県東京事務所NARASIAプロジェクト推進グループ
東京都千代田区平河町2-6-3 (03-5212-9096)
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近江学研究所の吉村俊昭先生が、
次年度成安造形大学の特別プロジェクト演習にて実施する
岡山県瀬戸内市牛窓町にある牛窓神社の大絵馬1枚の複製に向けて、
先日3月24日(日)に行った剥落止めを行いました。
本研究所で2010年から3ケ年計画で取り組んでいる近江学研究「里山~水と暮らし」。
大津市仰木地域をフィールドに、大学教員が研究員を務め、学生と共に調査・研究を進めています。
本年度は、第3期目として、大岩剛一研究員を中心に
上仰木地域で棚田保全活動や地域活性化活動を行っている、農業組合の有志で結成した「八王寺組」が
取り組んでいる「拠点づくり」に参加しています。
建築素材である「木、藁、竹、土」などを地元から採集し、
自分たちの手で建設する「自力建設」プロジェクトに参加・協力し、
家づくりの実践を体験しながら地域の素材と技術を学び、
地域住民との交流を深めていきます。
この一年は、素材を収集するプログラムに取り組んできましたが、
1月「棟上げ作業」を行うことができました。
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過日、3月23日(土)に 完成した模型を見ながら、
学生たちも一緒に、
次年度の作業行程などの打ち合わせを行いました。
主担研究員の大岩剛一研究員は、今年度で成安造形大学を退任されます。
次年度は客員研究員として、この研究活動にたずさわってもらうことになりました。
次年度は、仰木の藁でストローベイルをつくり、
ベイルの壁をおこして、土壁をぬり、有機的な内装をつくっていきます。
作業は、ワークショップ形式にすることに決定。
時期も8月頃に行うことになりました。
次年度の活動をご期待ください!