おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
イベント
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成安造形大学の、【キャンパスが美術館】では、5月18日~6月16日までSEIAN ARTS ATENTION vol.4「RELATION」を開催しています。会期中は、学内にある12のギャラリー全てで展覧会が企画されています。
今回のSEIAN ARTS ATENTION vol.4「RELATION」にて、本研究所がプロデュースの企画展『人・自然・交わり 今森光彦里山写真展』を「スパイラルギャラリー」で開催しています。
展覧会では、今森光彦氏の写真集「里山物語」に収録された琵琶湖周辺の里山の風景を含む写真作品5点と、ライフワークとする「萌木の国プロジェクト」の紹介パネルを展示しています。
同時開催で、本研究所の5年間の活動もパネル展示しています。
今年完成した「仰木ふるさとカルタ」も展示。
多様な生物を育む豊かな自然とそこに暮らす人々が幸せに共生する理想郷をじっくりとご鑑賞ください。
その他のギャラリーの展覧会も是非ご高覧ください。
在学生、卒業生、教員、作家のアートに触れる絶好の機会となっています!
会期中は様々なイベント・ワークショップも企画しています。
SEIAN ARTS ATENTION vol.4「RELATION」の詳しい内容はこちらから
田植えを終えた仰木地区平尾の馬蹄形の棚田
朝のレクレーション
棚田の縁にはイノシシやシカからお米を防護するため柵がはりめぐされている。
風景画制作中の永江先生
制作に集中する参加者のみなさん
講評する阪東先生
一人一人の作品へ講評する永江先生
左 永江先生作品 右 井上直久先生作品
今年もプロジェクト演習A1「近江・里山フィールドワーク」として、
監修今森光彦先生、特別講師佐藤悦子先生の授業がはじまりました。
一昨年まで取り組んでいた今森光彦氏の授業「雑木林再生プロジェクト」と、
「仰木森林学入門/仰木森林保全ボランティア」の2つの授業が合わさった形で、
1年を通した授業として行われています。
過日、5月17日(金)にガイダンス&レクチャーが行われました。
まず、本研究所の加藤研究員より、
日本の山の管理の背景と仰木の取り組みについて解説。
日本の多くの集落では、山を持っており、
燃料や建材などを得る重要な場所として、みんなで手入れし管理してきた。
明治以降、その山を国に預けるか村の財産にするの決める際、
仰木では、自分たちで管理することに決めた。
今回の活動の主体である上仰木辻ケ下森林生産組合でも、同じ状態ではあるが、
管理区の住民は全戸から参加し、山の管理作業する「山行(やまいき)」を年3回行っており、
また、近年からは森づくり活動として滋賀県の森づくり事業とタイアップし、
一般公開型の森の保全活動を行うなど、森の大切さ管理の大切さを地域にも外にも発信している。
今年は、その森づくり活動として、
3つの作業「踏査」「間伐・枝打ち作業」「間伐材木工体験」に参加しながら、
地域で森を管理することを学んで行くことになる。
続いて、佐藤悦子特別講師のお話。
NHKハイビジョン『映像詩 里山Ⅱ 命めぐる水辺』を鑑賞
5月18日(土)、成安造形大学創立20周年を記念して、ホームカミングデーが開催されました。
たくさんの方が集まったレセプション
開会のご挨拶をする牛尾学長
大盛況の青空市
餅つきをする牛尾学長
学生たちも一緒に納豆餅をつくりました
納豆餅
日時:2013年5月11日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:遠藤 仁兵衛氏 (和菓子処藤屋内匠十三代目店主)
対談:加藤 賢治(本研究所研究員)
タイトル:「食のかたち~和菓子処 藤屋内匠」
本日、附属近江学研究所主催の「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマに
連続講座の第一回目として「食のかたち~和菓子処 藤屋内匠」を開講しました。
創業寛文元年(1661)、近江八景や大津絵をかたどった落雁(らくがん)という伝統ある銘菓をつくり続ける和菓子処藤屋内匠の十三代目店主遠藤仁兵衛氏をお迎えし、本研究所の加藤賢治研究員と対談いただきました。
遠藤仁兵衛氏
加藤賢治研究員 と 実演を行う遠藤夫妻
日時:2013年4月27日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:金田 章裕 氏
タイトル:「琵琶湖の景観 〜水辺の文化的景観をめぐって〜」
金田先生のご紹介をする木村所長
4月23日(火)『仰木ふるさとカルタ』完成記者発表を行いましたので、ご報告します。
仰木ふるさとカルタは、成安造形大学附属近江学研究所の「生活文化の聞き取り調査、及び、仰木ふるさとカルタ制作」プロジェクトとして、2011年から2年間、永江弘之研究員(本学准教授)と学生スタッフ12名で取り組みました。
滋賀県大津市仰木地区の老人クラブ連合会の協力を得て、60歳?90歳代を対象に「仰木ふるさと五感体験アンケート」や、藁細工や納豆餅づくりなど体験を含めた聞き取り調査を行い、それをもとに仰木の方と48の言葉を選び出し、学生が絵札を描き、いろはかるたを制作しました。
永江弘之研究員
出席者は、
「生活文化の聞き取り調査、及び、仰木ふるさとカルタ制作」プロジェクト担当研究員である、
永江 弘之(成安造形大学附属近江学研究所研究員/本学イラストレーション領域准教授)
加藤 賢治(成安造形大学附属近江学研究所研究員)
大原 歩 (成安造形大学附属近江学研究所研究員)
インタビューを受ける(左から)小林さんと鈴木さん
また、プロジェクト参加学生スタッフ12名の内5名が参加。
梅下 菜々美(イラストレーション領域 研究生)
後藤 美子 (空間デザイン領域 4年)
小林 佳紫 (イラストレーション領域 4年)
鈴木 沙希 (イラストレーション領域 4年)
宮本 暖子 (イラストレーション領域 4年)
取材を受ける(左から)仰木地区の飯田さんと飛田さん
また調査協力者であり、
研究活動していた2011年・2012年の歴代仰木学区老人クラブ連合会長であった飯田昌孝さん、飛田幸男さんに参加いただき、取材を受けていただきました。
また、テレビ取材が3社あり、随時放映されます。
《びわ湖放送》
本日23(火) きらりん滋賀 17:50~18:10
《NHK》
本日23(火) おうみ発610 18:10~19:00
《ZTV滋賀放送局》
●「おうみ!かわら版(滋賀)」(15分)
初回 24(水)18:00~
他26日(金)まで再放送が繰り返されます。
●「Weekly!かわら版(滋賀)」(30分)
4月27日(土)~5月3日(金) 6:00~ 17:00~
ぜひ、成果をご覧ください!
『仰木ふるさとカルタ』が完成しました!
4月23日(火)には、マスコミ各社へ記者発表を行います。
『仰木ふるさとカルタ』は、
成安造形大学附属近江学研究所の「生活文化の聞き取り調査、及び、仰木ふるさとカルタ制作」プロジェクトとして、
2011年から2年間、永江弘之(ながえひろゆき)研究員(本学イラストレーション領域 准教授/風景画家)を中心に、学生スタッフ12名で取り組みました。
滋賀県大津市仰木地区の「仰木学区老人クラブ連合会」の協力を得て、
60歳~90歳代を対象に「仰木ふるさと五感体験アンケート」や、
藁細工や納豆餅づくりなど体験を含めた聞き取り調査を行い、
それをもとに仰木の方と48の言葉を選び出しました。
その読み札に合わせて、学生が絵札を描き、かるたを制作しました。
2年間、じっくりと聞き取りを行ったことで、
昭和20~30年代の農村集落でのくらしの情景が眼に浮かぶような、
懐かしい記憶のつまったカルタになりました。
カルタは300部制作しました。
調査に協力いただいた方々や、仰木小学校などに配布します。
また、貸出用カルタを10セット用意しました。
知恵にあふれた仰木のくらしを子供たちに引き継ぐきっかけになればと思います。
また、4月27日(土)より、2,800円(税別)で頒布します。
4月27日(土)は本研究所の公開講座終了後12:15~17:00(場所:本学聚英館1階事務所)にて、
また28日(日)は本学のオープンキャンパス10:00~16:00(場所:I棟1階プレゼンルーム)にて、
その後は、5月7日(火)より平日9:00~17:15(場所:本学聚英館1階事務所)にて、
仰木ふるさとカルタを頒布しております。ぜひ、お越しください。
興味のある方、購入を希望される方は、近江学研究所までお問い合わせください。
札は、たて120㎜、よこ85㎜とイラストが良く見える大きいサイズ
左から読み札、絵札、裏面。3枚の紙を合紙してしっかりした札になりました。
仰木のくらし解説書付き。聞き取り調査で得た情報を、読み札ごとにまとめました。
完成を喜び合う学生スタッフと永江研究員
五感体験アンケート
五感体験マンダラ
聞き取り調査(仰木辻ヶ下)
聞き取り調査(仰木下仰木)
藁草履づくり(仰木下仰木)
手作り味噌づくり (大津市堅田農協)
納豆餅づくり(成安造形大学)
俳句の会「畦草会」
絵札の聞き取り
アインズ株式会社の竜王工場にて、色校正作業を行いました。
美の滋賀マンダラ
裏面には、美の物語が解説されています
滋賀の様々な文化情報が盛りだくさんの季刊誌『湖国と文化』。
4月1日に今年の春号が販売されています。
特集は『近江の庭 滋賀の庭』。
滋賀の名勝庭園の一覧や近江の庭園文化や
庭園修理などが網羅されていて、読み応えがあります。
近江学研究所からは、
木村所長と加藤研究員と石川研究員の記事が掲載されます。
木村所長の連載『近江人物伝』では、秀吉、家康に頼りにされ働いた「藤堂高虎」を取り上げています。
紙面には、成安造形大学卒業生のイラストレーターの森田在さんが描く藤堂高虎のイラストも掲載されてます。
また、加藤研究員の連載『おうみ おうみ 歩く』では、
三上山と妙光寺山周辺を取り上げています。
また、石川研究員の連載『近江の水をめぐる』では、「職の水・用の水」として
野洲市の近江本藍染「紺九」や長浜市木之本町の「富田酒造」の
伝統の食や技術に関わる水をとりあげています。
ぜひ、興味のある方はご一読ください!
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詳細や購入については、滋賀県文化振興事業団のホームページより>>>こちらから
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