おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

「わがまち再発見!仰木学区里山めぐりマップ」完成しました!


大津市仰木学区自治連合会からの依頼により、大津市「わがまちづくり市民運動推進会議支援事業」として2014年度夏から取り組んできたマップが完成しました。
デザイン監修として、イラストレーション領域のMON准教授が担当し、イラストはイラストレーション領域研究生(当時)の小林佳紫さん、デザイン編集はイラストレーション領域非常勤講師の森田存さん、アシスタントの新岡良平さんが担当しました。
近江学研究所では、仰木地区との制作スケジュールの調整や、掲載内容の情報提供などでバックアップをしました。
イラストが素敵!
イラストを担当した小林さんは、近江学研究所の研究活動「仰木ふるさとカルタ制作」に学生スタッフとして3年にわたって仰木地区へフィールドワークをし、地域の方の聞き取り調査や、カルタの絵札の作画に精力的に取り組んでくれました。
今回のマップはその集大成として、とても素敵なイラストになりました。

仰木地区にて「仰木ふるさとカルタ」ための聞き取り調査をする小林さん(左)

仰木地区にて「仰木ふるさとカルタ」ための聞き取り調査をする小林さん(左)


「わがまち再発見!仰木学区里山めぐりウォーキング」
マップ完成記念として、「わがまち再発見!仰木学区里山めぐりウォーキング」と題して、
2015年3月8日(日)に仰木学区自治連合会主催でウォーキング大会が開催されました。
里山めぐりウォーキングの様子

里山めぐりウォーキングの様子


近江学研究所からは講師として、歴史・史跡解説を加藤賢治研究員が、地域・マップ制作の報告として大原歩研究員が参加しました。
仰木地区や大津から集まった約40名のみなさんと、地図を片手に仰木集落内~比叡山の中腹あたりにある滝つぼ神社まで約3kmの道のりを散策しました。
滝壷神社では、五穀豊穣の祈りをこめた例祭に参列し、参拝・般若心経を唱え、この一年の田植えのはじまりを感じる神秘的な時間をすごすことができました。
山路神社前で加藤研究員が解説

山路神社前で加藤研究員が解説


仰木から比叡山横川へあがる入り口に立つ「元三大師の道標」

仰木から比叡山横川へあがる入り口に立つ「元三大師の道標」


滝壷神社には、「闇龗神」(クラオカミノカミ)という龍神が奉られている。

滝壷神社には、「闇龗神」(クラオカミノカミ)という龍神が奉られている。


今後、このマップは、仰木の活性化活動に活用されていきます。
仰木市民センターにて配布されています。
ぜひ、お手にとって見ていただけるとうれしいです。
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マップ概要
『わがまち再発見!仰木学区里山めぐりマップ』
発刊日:2015年3月8日
発行:仰木学区自治連合会
編集・制作:成安造形大学
協力:成安造形大学附属近江学研究所
イラスト:小林佳紫
裏面地図イラスト:大原歩
デザイン:森田存
「わがまちづくり市民運動推進会議支援事業」
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淡海の夢2014風景展 出品作品を近江ギャラリーに公開!

淡海の夢2014風景展DM(画像面)
2014年12月4日(木)~18日(木)まで開催された「棚田・里山、湖の郷 淡海の夢2014風景展」の出品作品を、近江ギャラリーにて公開しています。
淡海の夢2014風景展は、一般の方や、本学の学生から総数46点もの作品が出品されました。近江の魅力ある風景が様々な表現方法で描かれています。
淡海の夢2014風景展の作品は、近江ギャラリーの”淡海の夢 風景展”からご覧ください。

2015年3月12日|Categories: おうみブログ, お知らせ, イベント, 描く, 近江ギャラリー|

2015年度近江学フォーラム会員募集開始!

バナー画像 会員募集2015
滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。
近江学フォーラムは、1年を通して1つのテーマを多角的に学びます。
2015年度の特集テーマは《近江の偉人たち(近世)》です。
みなさまの近江学フォーラムへのご参加をお待ちしております。
2015年度近江学フォーラムの期間は、2015年4月1日~2016年3月31日です。
会員は随時募集しております。※途中入会でも年会費は同額です。
>> 詳しくはこちらをご覧ください

2015年度近江学研究所 公開講座 応募申し込み開始しました!

成安造形大学附属近江学研究所の2015年度公開講座の応募申込を開始しました。
開設7年目を迎え、近江に潜在する文化資源を多角的に検証し、未来の新たな価値観を創出するため、第一線で活躍される様々な分野の講師を招聘し公開講座は100回を数えることとなりました。
その公開講座の開講100回を記念して、五木寛之氏にご登壇いただき、「双面の人 蓮如」と題しての特別講演を開催します。
また、建築家の藤森照信氏や、たねやグループCEO山本昌仁氏、小幡人形師の細居源悟氏、高島扇骨職人の吹田政雄氏など、様々な講師をお迎えしての公開講座を企画しています。
また、恒例の本学教員による写生会「淡海の夢2015」も開催いたします。
お申込・詳細はこちらから
みなさまのお申込を心からお待ちしております。
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2015年3月2日|Categories: おうみブログ, お知らせ, イベント, 公開講座|

石川研究員【2月28日開催】公開シンポジウム「大津なぎさ公園の水空間デザインを考える」

チラシ

チラシ


大津市中心市街地活性化協議会で、第2期大津市中心市街地活性化基本計画として実施してきた「水空間デザインプロジェクト」に本研究所石川亮研究員が学生たちと取り組み、その成果を発表しますので、お知らせします。
成安造形大学からは、
作品プレゼンテーションの進行を石川研究員が担当。
作品プレゼンテーションは、
本学空間デザイン領域3年石田 祐基さん、2年加藤 翠子さん、栗田 由梨さん、総合領域2年生の丸山滉之さんが出席します。
ぜひ、足をお運びください。
===大津市WEBサイトより
「水空間デザインプロジェクト」は、湖岸エリアのあり方や活用方策について研究することを目的に、滋賀県立大学や成安造形大学に協力いただき、「水辺をとらえる研究会」を立ち上げて、既成の概念にとらわれない自由な発想により、デザインの検討等を行ってまいりました。
つきましては、下記のとおりその成果発表の場として、シンポジウムを開催いたします。
開催日
平成27年2月28日(土曜)
時間
13時30分~15時30分(開場13時15分)
場所
滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 3階研修室
定員
50名(事前申込制)
参加費
無料
===大津市WEBサイトより
参加について
参加ご希望の方は名前・連絡先をご記入のうえ、事務局へファックスまたはメールにてお申込み下さい。
申込みは先着順になります。定員になりしだい締め切らせていただきますのでご了承下さい。
チラシ、申込書のダウンロードは>>>こちら (PDF:385.4KB)
事務局・問合せ先
株式会社まちづくり大津
電話 077-523-5010(平日9時~17時)
ファックス077-514-7690
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プログラム
13時30分 主催者挨拶 (安孫子邦夫:大津市中心市街地活性化協議会 会長)
13時35分 基調講演『賑わいを生む水辺空間の活用と良質な景観形成にむけて』 講師:松岡 拓公雄
14時20分 休憩
14時35分 水空間デザインプロジェクトの検討経緯について (山本進一:水空間デザインプロジェクト会議リーダー)
14時45分 作品プレゼンテーション(進行:石川 亮(成安造形大学附属近江学研究所研究員)
 【説明】
滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科 学生
成安造形大学芸術学部芸術学科 学生  
15時30分 終了
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詳しくは>>>大津市ホームページから

石川研究員:大津市景観広告フィールドワークプロジェクト報告

大津市が2010年から優良な景観重要広告を選定していくプロジェクトを行なっています。
古都大津に現存する景観広告(看板)に対し、景観を構成する重要な要素として位置付けていく試みです。
~「ちれん冊子」より~
本研究所の石川亮研究員は、大津市景観広告物選考員長として、学生の活動のコーディネートやサポート、選考を行ないました。2014年度は、成安造形大学の学生たちが、草津市の立命館大学工学部の学生たちと一緒に取り組み、各地をフィールドワークを行ない、景観になじむ個性のある看板を調査し、大学生が選定する「きらッと賞」などの選定に関わりました。
この度、その活動報告書ができましたので、ぜひご覧ください。
平成26年度 大津市景観広告物活動報告書PDFは>>>こちらから

指定番号1 八百与の看板

指定番号1
八百与の看板

指定番号4 御饅頭處餅兵の看板

指定番号4
御饅頭處餅兵の看板

指定番号6 本家鶴㐂(き)そばの看板

指定番号6
本家鶴㐂(き)そばの看板

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大津市Webサイトより
景観重要広告物の指定
〈景観重要広告物とは〉
まちなみの雰囲気に配慮した看板は、まち全体の景観の質を向上させます。また、屋外広告物は、まちの歴史的な背景を映し出す資源としても貴重なものです。時代を超えて継承されてきた広告物は、まちなみ景観に魅力的な味わいを添えるものとして、「古都大津」の景観を構成する重要な要素と言えます。
そこで、本市では、長年にわたり地域の皆さまに親しまれ、大津の景観の一部となってきた広告物が、将来に渡って保全および継承されることを願い、 「大津市景観重要広告物」を指定しました。
〈全国的にもめずらしい取り組み〉
全国には、景観法に基づく自主的な景観づくりを進めている景観行政団体と呼ばれる自治体が約470あります。景観法では、景観重要建造物として建築物などの指定について定められているところですが、広告物に重点を置いた制度はありませんでした。
景観重要広告物は、大津市独自の制度であり、地域の景観を構成する重要な要素として住民に親しまれてきた広告物を将来にわたって伝えるものです。
詳しくは大津市Webサイト >>>こちらから
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