おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

お知らせ

近江学研究所紀要第6号PDFデータ公開しました

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近江学研究所紀要第6号のPDFデータを公開しました。
ぜひご覧ください。
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近江学研究所 紀要 第6号
《目次》
「[近江学研究]「近江の絵馬」現況調査 調査報告3」吉村俊昭
「近江の水をめぐる4」石川亮
「寄人衆の役割に見る五箇祭~多様なコミュニティが結び、支える祭礼の一事例~」加藤賢治
「「大森鉄之助の物語」滋賀から仏領ニューカレドニア、そしてパリへ」津田睦美
「「魚治 鮒寿し」を描く」西久松吉雄
紀要第1号から最新号はこちらからご覧ください。

2017年度公開講座申込み受付中!

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成安造形大学附属近江学研究所の2017年度公開講座の応募申込を開始しました。
2017年度は、近江学研究所設立10週年を記念し、特別講師を招聘しての特別公開講座や、連続公開講座「近江のかたちを明日につなぐ」、そして近江八幡・坂本を舞台とした写生会など多彩なラインナップとなっております。
これらの公開講座を通じて、近江が持つ特性を再発見し、見らへ向け新たな価値観の想像につながればと長っております。
お申込・詳細はこちらから
みなさまのお申込を心からお待ちしております。
《2017年度近江学研究所主催公開講座 一覧》
設立10周年記念特別公開講座
『村の暮らしと道の社会史-私が見た近江学』
4月22日(土)10:50~12:20
応募締切日:4月12日(水)必着
講師名:水本 邦彦 氏(歴史学者・京都府立大学名誉教授)
※この特別公開公開講座の会場はびわ湖ホール(小ホール)になります。
連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」
『近江~四季のかたち-湖国の風景と私-』
6月3日(土)10:50~12:20
応募締切日:5月19日(金)必着
講師名:中路 融人 氏(日本画家)
講師名:石丸 正運 氏(美術史家・名都美術館館長)
『近江~住まうかたち‐命とつながる藁と土の家づくり‐』
9月16日(土)10:50~12:20
応募締切日:9月1日(金)必着
講師名:大岩 剛一 氏(建築家・近江学研究所客員研究員)
『近江~未来のかたち-近江のかたちを明日につなぐ-』
11月4日(土)10:50~12:20
応募締切日:10月20日(金)必着
講師名:三日月 大造 氏(滋賀県知事)
講師名:岡田  修二  (成安造形大学学長)
『近江~受け継ぐかたち-幻の銘茶、政所茶に迫る-』
11月19日(日)10:50~12:20
応募締切日:11月3日(金)必着
講師名:白木 駒治 氏(茶農家)
講師名:山形 蓮  氏(政所茶縁の会代表)
対 談:石川 亮(近江学研究所研究員)
連続講座(写生会)「淡海の夢2017」
『近江八幡・八幡堀と城下町写生会』
5月27日(土) 9:30~17:30
会場:滋賀県近江八幡市八幡堀周辺
応募締切日:5月12日(金)必着
『坂本・石垣と里坊の町写生会』
10月21日(土) 9:30~17:30
会場:滋賀県大津市坂本周辺
応募締切日:10月6日(金)必着

2017-03-13T13:49:18+09:002017年3月13日|おうみブログ, お知らせ, イベント, 公開講座|

2017年度近江学フォーラム会員募集開始いたしました!

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滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。
近江学フォーラムは、1年を通して1つのテーマを多角的に学びます。
2017年度の特集テーマは《道は文化の伝播者》です。
みなさまの近江学フォーラムへのご参加をお待ちしております。
2017年度近江学フォーラムの期間は、2017年4月1日~2018年3月31日です。
会員は随時募集しております。※途中入会でも年会費は同額です。
>> 詳しくはこちらをご覧ください

写真家・寿福滋氏 NHKラジオ出演

 近江学研究所発行の文化誌『近江学』の表紙などをはじめ、近江学研究所にも多くの素晴らしい写真を提供していただいている写真家・寿福滋さんが、NHKラジオ深夜便に出演されます。
 寿福さんは、文化財の撮影を専門に、近江の美しい風景の写真も数多く撮られながら、ライフワークとして杉原千畝の取材を続けられています。
 今回のラジオでは、「”杉原千畝”の世界を撮り続けて」を題材に語られます。お楽しみに。
【放映予定日時】
2017年2月10日(金)午前4:00~
NHKラジオ第一「明日へのことば」
NHKラジオ深夜便のwebサイトはこちら

寿福滋さん。昨年9月に開催された近江学研究所公開講座の講演の様子。

寿福滋さん。昨年9月に開催された近江学研究所公開講座の講演の様子。

2017-01-25T15:44:23+09:002017年1月25日|おうみブログ, お知らせ, イベント|

文化誌『近江学』第9号 特集「道はつなぐ」発行しました!

9号表紙
まさに近江は「道の国」といってもよい様相を呈しているといえるだろう
― 木村至宏

成安造形大学附属近江学研究所は、初年度から発刊してまいりました文化誌『近江学』第9号(特集 道はつなぐ)を下記の通り出版いたしました。
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文化誌『近江学』第9号(特集 道はつなぐ)
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[見所紹介]
今回の特集テーマは「道はつなぐ」です。
美濃と京、東国と西国、朝鮮と日本、それぞれを結んだ“道の国”近江。
NHK大河ドラマの時代考証で著名な小和田哲男氏による「織田信長の天下布武と近江の道」、「草津宿─東海道と中山道の結節点」(草津市立草津宿街道交流館館長の八杉淳氏)、「近江の朝鮮人街道」(近江学研究所顧問の木村至宏)などのほか、世界で活躍する写真家今森光彦氏による「風景の中の道」、日本画家(近江学研究所所長)・西久松吉雄による北国海道のスケッチ紀行、明治から昭和にかけて庭石の産地として名をはせた大津市八屋戸で用いられた「石出し車」に関する対談など、多彩な著者による論考・エッセイを収録。
オールカラーの写真・イラストで“近江の道”を語ります。
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[目次] (敬称略)
■巻頭言「近江の道の特性」
木村 至宏(近江学研究所顧問)
■「織田信長の天下布武と近江の道」
小和田 哲男(静岡大学名誉教授)
■「草津宿-東海道と中山道の結節点」
八杉 淳(草津市立草津宿街道交流館館長)
■「近江の朝鮮人街道」
木村 至宏(近江学研究所顧問)
■《対談》 「石出し車が行くみち-神々と暮らしが交差する風景-」 
石塚 定二郎×大岩 剛一(近江学研究所客員研究員)
■「摺針峠と画家小倉遊亀」
石丸 正運(美術史家・名都美術館館長)
■「中山道の醒井宿と柏原宿」
江竜 喜之(前近江地方史研究会会長)
■《自然レポート》「風景の中の道」
今森 光彦(写真家)
■『中仙道十四垣根』をガイドブックに-高宮宿・鳥居本宿-
津田 睦美(近江学研究所研究員)
■「北国海道を描く」唐崎神社~聖衆来迎寺
西久松吉雄(近江学研究所所長)
■「覇者への道-千種越-」
寿福 滋(写真家)
■「山上山下七里半-回峰行者の道-」
■シリーズ《近江の食》 街道・宿場の名産
・「かにが坂飴」加藤 賢治(近江学研究所副所長)
・「団子と餅」 吉村 俊昭(近江学研究所研究員)
・「赤玉神教丸」小嵜 善通(近江学研究所研究員)
■「東海道をデザインする?!-旧東海道案内看板デザインの試み-」
石川 亮(近江学研究所研究員)
講座「近江学」・関連地図ページ

巻頭言-「近江の道の特性」文・木村至宏、写真・寿福滋

巻頭言-「近江の道の特性」文・木村至宏、写真・寿福滋

対談「石出し車が行くみち-神々と暮らしが交差する風景-」大岩剛一×石塚定二郎

対談「石出し車が行くみち-神々と暮らしが交差する風景-」大岩剛一×石塚定二郎

「風景の中の道」写真・文:今森光彦

「風景の中の道」写真・文:今森光彦

「北国海道を描く-唐崎神社~聖衆来迎寺」著・画:西久松吉雄

「北国海道を描く-唐崎神社~聖衆来迎寺」著・画:西久松吉雄

シリーズ近江の食「団子と餅」著:吉村俊昭

シリーズ近江の食<街道・宿場の名産>「団子と餅」著:吉村俊昭

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附属近江学研究所 文化誌『近江学』第9号出版
特集   「道はつなぐ」
発行    成安造形大学附属近江学研究所
〒520-0248滋賀県大津市仰木の里東4丁目3-1
発行者   西久松吉雄
編集長   小嵜 善通
写真    寿福 滋
デザイン  大向デザイン事務所
編集    今井絵理沙
印刷    宮川印刷株式会社
発売元   サンライズ出版株式会社
〒522-0004滋賀県彦根市鳥居本町655-1
発効部数  1,600部
定価    1,800円+税
*12月下旬には、滋賀県下の主な書店にて販売。
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[購入方法]
◎12月下旬には、滋賀県下の主な書店にて販売いたします。
◎「サンライズ出版WEBサイト」から>>>こちらから
◎amazonから>>>こちらから
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淡海の夢2016風景展 アーティストトーク開催しました

日時:2016年12月10日(土)15:30~17:00
場所:成安造形大学 I棟プレゼンルーム
講師:永江弘之(イラストレーション領域教授・本学附属近江学研究所研究員)
タイトル:淡海の夢2016風景展 アーティストトーク
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12月6日(火)からギャラリーアートサイトにて開催している「淡海の夢2016風景展」の関連企画として、12月10日(土)にアーティストトークを行ないました。
講師は本展覧会の企画者の永江研究員。
風景を描くことの楽しさや魅力など、風景への思いを語られました。
風景写生のなかで特に重要になる「アイレベル」の説明では、ホワイトボードを用いて、参加者の皆さんに分かりやすく解説をされました。
今回もスライドで受賞作品の講評も行われ、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けておられました。
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アーティストトーク終了後には、展覧会場で永江研究員からのアドバイスを受ける参加者の方や参加者同士の交流があり、18時近くまで会場はにぎわいました。
寒い中、お越しいただいた皆様ありがとうございました。
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2016-12-14T14:52:49+09:002016年12月14日|おうみブログ, お知らせ, イベント|

近江学フォーラム会員限定講座 第5回 「近江の山 信仰とくらし―湖北己高山の宗教文化圏と十一面観音―」報告

日時:2016年12月10日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:加藤 賢治(近江学研究所 副所長・研究員)
ゲスト:木村 至宏(近江学研究所 顧問)
タイトル:近江学フォーラム会員限定講座「近江の山 信仰とくらし―湖北己高山の宗教文化圏と十一面観音―」
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古代、湖北にそびえる己高山を中心として形成された宗教文化圏から湖北十一面観音像が生まれました。
木村顧問と加藤副所長が、湖北己高山を取材した過去の記録を紹介しながら、文豪井上靖の小説「星と祭」にも登場する湖北十一面観音の紹介をしながら、観音の里と呼ばれる湖北の集落に息づく観音様をスライドで巡り、その魅力を語りました。
講座の詳細は後日報告します。
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「棚田・里山、湖辺の郷ー淡海の夢2016風景展」開催・受賞作品発表

「淡海の夢2016風景展」
淡海の夢2016風景展DM1101(たて)(画像面)永江

今年で14年目を迎える、公募風景展です。
琵琶湖を中心とした湖国の自然や風景、町並みは今、次世代に引き継ぎたい美しく貴重な日本の原風景として
広く注目されています。
一般の方や学生の作品を通して、近江の素晴らしい景観と固有の価値を再発見していただけると幸いです。
また、関連企画として、12月10日(土)にアーティスト・トークを開催します。
企画者の永江弘之研究員(本学イラストレーション領域 教授)が、展示作品や風景写生の醍醐味について語ります。
ご興味のある方は是非ご参加ください。
【公募展】  「棚田・里山、湖辺の郷 淡海の夢2016風景展」
【会 期】  12月6日(火)~12月17日(土)
12:00~18:00 | 入場無料 | 日曜休館 |
【会 場】  成安造形大学 ギャラリーアートサイト
【関連企画】 アーティスト・トーク
12月10日(土)15:30~17:00
会場:成安造形大学 I棟1階プレゼンルーム(アートサイト横教室)
「淡海の夢」企画者の永江弘之が、展示作品や風景写生会の醍醐味について語ります。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
入場無料・申込不要
【企画・監修】永江弘之(成安造形大学准教授・近江学研究所研究員)
【主 催】  成安造形大学附属近江学研究所
【協 賛】  株式会社クサカベ、ホルベイン工業株式会社
【作品数】45点
【淡海の夢2016風景展 受賞者】(五十音順)
クサカベ賞

庄司紀恵子さん『坂の街』(絵画)

庄司紀恵子さん『坂の街』(絵画)


田村彰敏さん『信楽の磨崖仏』(写真)

田村彰敏さん『信楽の磨崖仏』(写真)


續木健二さん『湖辺への道(堅田)』(絵画)

續木健二さん『湖辺への道(堅田)』(絵画)


服部由空さん『ひびきあい』(絵画)

服部由空さん『ひびきあい』(絵画)


堀田杏奈さん『懐郷』(絵画)

堀田杏奈さん『懐郷』(絵画)


ホルベイン賞
久保田耕平さん『琵琶湖望遠』(絵画)

久保田耕平さん『琵琶湖望遠』(絵画)


佐々木美結さん『ゆらぎ』(絵画)

佐々木美結さん『ゆらぎ』(絵画)


千住流星(絵画)

千住流星(絵画)


鯰江浅樹さん『百済寺の秋』(絵画)

鯰江浅樹さん『百済寺の秋』(絵画)


平川克治さん『合掌』(絵画)

平川克治さん『合掌』(絵画)


成安造形大学キャンパスが美術館webサイトはこちら
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また、学内のギャラリーで他にも“風景の展覧会”開催されます!是非あわせてご高覧ください。
「イラストレーション領域3年選択科目作品展【風景・空間表現】」
会期:12月6日(火)〜17日(土)
会場:ライトギャラリー・C棟102教室(旧クロッシングギャラリー)の2会場で開催中
日曜休・入場無料
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2016-12-06T11:20:29+09:002016年12月6日|おうみブログ, お知らせ, イベント|

連続公開講座第4回『近江~音色のかたち-絃を作る 湖北に生きづく伝統のなりわい-』報告

日時:2016年11月19日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:橋本 英宗 氏(丸三ハシモト株式会社 代表取締役)
コーディネーター:加藤 賢治(近江学研究所副所長・研究員)
タイトル:近江のかたちを明日につなぐ「近江~音色のかたち-絃をつくる 湖北に生きづく伝統の生業-」
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湖北木之本の地で、和楽器の絃を製造販売する「丸三ハシモト株式会社」の橋本英宗氏を講師に迎え、生糸を原料とした絃の生産技術や、プロの演奏家の要望に答える難しさなど、湖北の風土も織り交ぜながら、未来への思いも語っていただきました。
講座の詳細は後日報告します。
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