近江学研究所の活動の進捗
木村所長・加藤研究員 大津歴史博物館企画展「比叡山―みほとけの山―」関連講座
大津市歴史博物館では、開館25周年を記念した企画展(第68回企画展)「比叡山―みほとけの山―」を開催されます。
その関連講座を8回企画されており、近江学研究所からも木村至宏所長、加藤賢治研究員が講演されます。
とても貴重で興味深い展覧会や講座となっておりますので、ぜひご参加ください。
以下WEBサイトより抜粋
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開館25周年記念企画展(第68回企画展)「比叡山―みほとけの山―」
平成27年 10月10日(土)~11月23日(月・祝)
時間:9時~17時(展示室への入場は16時30分まで)
休館:10月13・19・26日、11月2・4・9・16日
会場:大津市歴史博物館
観覧料:一般:1000円(800円) 高校・大学生:500円(400円) 小中学生:300円(240円)
※( )内は、前売、15名様以上の団体。および、大津市内在住の65歳以上の方、大津市内在住の障害者の方の割引料金(証明するものをご提示ください)。
大津市と京都市をまたぎ、古来より信仰の山として崇められた比叡山に、伝教大師最澄が延暦寺を建立したのは延暦7年(788)のことです。それ以来、平安京を守護する山として多くの崇拝を集め、延暦寺は天台宗の総本山として日本の仏教界の中心を担っていきます。山内には平安仏教の根本道場として、多くの堂舎や山坊が林立し、膨大な数の仏像や仏画が造像、安置されました。さらに広範囲にわたる山麓にも里坊や関連寺院が多く建立され、全体として巨大な霊山を形成しました。
今回、大津市歴史博物館では、大津が育んだ重要な文化の一つである比叡山の仏教文化について紹介します。広範囲にわたる比叡山の山麓に伝わる仏像や仏画、さらには比叡山の知識の宝庫、叡山文庫の古文書や絵図などを展示することで、その秘められた美しさと歴史を紹介します。
【比叡山では】
伝教大師最澄ご生誕1250年の記念の年を平成28年(2016)にむかえる予定で、さらに慈覚大師円仁や恵心僧都源信、建立大師相応和尚といった高僧の記念の期間にあたり、祖師先徳鑽仰大法会が行われています。
■チラシPDF >>> こちらから
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企画展「比叡山―みほとけの山―」関連講座
■比叡山の歴史―その特質と教え―
武 覚超氏(比叡山求法寺住職、叡山学院教授)
平成27年10月17日(土) 14:00~15:30
比叡山は、伝教大師最澄(766~822)によって開かれ、後の鎌倉時代には各宗各派の祖師・高僧を数多く輩出したので、日本仏教の母山と呼ばれています。本講座では、比叡山仏教の基礎を築いた祖師方を紹介した上で、その特質と教えについて論究をすすめていきます。
【申込締切】10月7日(水) 【参加料】500円
■比叡山と近江
木村 至宏氏(成安造形大学近江学研究所長)
平成27年10月24日(土) 14:00~15:30
日本の宗教文化の聖地比叡山の存在は、日本の歴史文化の構築のうえにおいて、大きな影響を及ぼしてきました。一方、大湖琵琶湖をもつ近江も、比叡山と深い相関関係を有してきました。ここでそのかかわりの諸相について、年代を追って探ってみたいと思います。
【申込締切】10月14日(水) 【参加料】500円
■横川の元三大師良源とその信仰
加藤 賢治氏(成安造形大学近江学研究所研究員)
平成27年11月7日(土) 14:00~15:30
元三大師良源は、大火によって荒廃していた延暦寺の復興や、僧侶の規律の粛正などの改革を行ったことから、比叡山中興の祖といわれています。それらの偉業を背景として、豆(魔滅)大師、角大師、鬼大師などの別称とともに、お大師さまと親しみを込めた呼び名で全国に広がる民間信仰が存在します。また、三十三観音の化身、おみくじの創始者など、良源を取り巻く伝承を取りあげるときりがありません。伝承の一部を紹介しながら、元三大師の魅力に迫ります。
【申込締切】10月28日(水) 【参加料】500円
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