おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

【公開講座】近江-受け継ぐかたち 「長浜の漆文化の継承 曳山修復を手がける塗師」のお知らせ

公開講座
近江-受け継ぐかたち
「長浜の漆文化の継承 曳山修復を手がける塗師」

講師:渡邊嘉久 氏|株式会社渡邊美術工藝 代表取締役・長浜仏壇塗師
対談:真下武久(本学准教授・近江学研究所研究員)

2022年度2回目となる公開講座では、長浜仏壇塗師で株式会社渡邊美術工藝 代表取締役の渡邊嘉久氏を講師にお迎えします。
文化誌「近江学」第13号では、渡邊氏へのインタビューを通して、技術の挑戦が常に求められる曳山修復の話を中心に、先代から続く浜仏壇の仕事や、長浜市常喜町の漆文化を辿る活動などを広く紹介しました。
本講座では、誌面でお伝えできなかった、渡邊氏が手がける仕事やその人柄を本研究所研究員の真下武久准教授が映像を通してお伝えしていきます。

こちらは先日長浜市にておこなった講座映像収録の様子です。

本講座はオンデマンド講座もしくは、大学にて実施する講座試聴会でご覧いただけます。
ぜひお気軽にお申し込みください。

 

【ご自宅で受講する「オンデマンド講座」】

配信期間|9月9日(金)12:00–9月23日(金)24:00
料  金|一般 500円

お申し込みはこちらから。(外部サイト)

※本講座は予め録画した講座映像を配信期間中にいつでもご覧頂けます。
※講座映像の視聴にはGmailアドレスが必要です。お持ちでない方はGoogleアカウントを作成し、Gmailアドレスを取得の上、お申込みください。
※2022年度近江学フォーラム会員さま・本学学生・本学教職員は別途ご案内しておりますオンデマンド講座申込フォームからお申込みください。

 

【大学で受講する「講座映像視聴会」】

開催日時|2022年9月24日(土)  11:00~12:30
料  金|一般 500円(当日受付にて徴収いたします)
※2022年度近江学フォーラム会員さま・本学学生・本学教職員は無料でご参加いただけます。
場  所|成安造形大学 多目的室(聚英館2階)
対  象|オンデマンド講座の受講が困難な方(中学生以上)
申込締切|2022年9月12日(月)必着

お申し込みはこちらから。(大学サイト)

 

【講師プロフィール】
渡邊嘉久 氏|株式会社渡邊美術工藝 代表取締役・長浜仏壇塗師
1963年(昭和38年)長浜市生まれ。
大学卒業後、銀行員などを経て家業の渡邊仏壇店の三代目として漆塗りの仕事に就く。
父渡邊信雄のもとで浜仏壇の漆塗り、長浜曳山漆工品の修復に携わる。
2010年(平成22年)株式会社渡邊美術工藝を設立し代表に就任。
それ以降、各地の山車修復の仕事を手がけるようになる。
仏壇仏具の漆塗り、山車の修復と並行して、
長浜漆器『常喜椀』の製造販売、長浜に漆の木を増やす活動にも取り組む。

2022年8月8日|Categories: 公開講座|

本学公式ホームページ 附属近江学研究所公開講座申し込みフォームについて

本学公式ホームページ 附属近江学研究所公開講座申し込みフォーム(https://www.seian.ac.jp/public)で、2022年5月14日〜2022年7月11日の間に申し込みをされた方の一部に、申し込み受付ができていなかったおそれがあります。

上記の期間中に申し込みをされた方で、まだ申し込み確認のメールが届いていない方は、大変申し訳ございませんが、再度申し込みをお願いいたします。

尚、調査の結果、今回の件で個人情報が外部に漏洩することはありません。
ご迷惑をおかけしたみなさまにお詫び申し上げます。

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【本件に関するお問い合わせ先はこちら
2022年7月26日|Categories: お知らせ|

「淡海の夢2022風景展」出品作品を募集します

淡海の夢風景展では、琵琶湖の豊かな水系の中で育まれた棚田・里山、そして歴史ある町並みや湖岸の景観を中心とした湖辺の郷が織りなす風景を、さまざまな視点・アプローチで表現した 平面作品(絵画・版画・写真など)を公募します。ふるってご応募ください。

【公募展名】   「棚田・里山、湖辺の郷 淡海の夢2022風景展」
【会  期】   2022年11月28日(月)~12月10日(土) 11:00~17:00 ※入場無料、日曜休館
【会  場】   成安造形大学 ギャラリーアートサイト (応募多数の場合は、学内の2会場で展示する場合があります)
【企画・監修】  永江弘之(成安造形大学教授・本研究所研究員)
【主  催】   成安造形大学附属近江学研究所
【協  賛】   株式会社クサカベ、ホルベイン画材株式会社

応募要領  ※詳細は作品募集要項をご確認ください。----------

応募資格   プロ、アマ、幼小中高校生を問わず、どなたでも応募できます。 ※ 応募作品多数の際は、審査を実施いたします。
作品サイズ  幅120㎝以内(50号の長辺幅まで。額・マットは作品サイズに含まず)
出品点数   1人1点まで
出品料    無料

応募方法   「作品募集要項」に掲載の出品票を、郵送にて送付ください。
出品申込締切 2022年10月29日(土)〔当日消印有効〕
搬入日    2022年11月14日(月)・15日(火)・16日(水)
搬入方法   送付または、附属近江学研究所 窓口へ持ち込み

>>>淡海の夢2022公募チラシ ダウンロード
>>>淡海の夢2022風景展 作品募集要項
>>>「淡海の夢2018~2021風景展」出品作品を淡海の夢風景展ギャラリーで公開しています。

2022年7月21日|Categories: お知らせ, イベント, 近江ギャラリー|

近江学フォーラム会員限定講座「近江の祭・神仏習合のかたち、比叡山と日吉大社」講座映像視聴会 報告

令和4年度 第2回 近江学フォーラム会員限定講座
「近江の祭・神仏習合のかたち、比叡山と日吉大社」

【講座映像視聴会】
日時:7月8日(金)14:30~16:00
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:※映像出演
嵯峨井 建 氏|京都國学院講師

令和4(2022)年度第2回目の近江学フォーラム会員限定講座を
オンデマンド配信と講座映像視聴会で開催しました。
オンデマンド配信は6月23日から7月7日まで。
配信終了の翌日に講座映像視聴会を大学内で実施しました。

第2回目の講座は、京都國学院講師の嵯峨井 建 氏をお招きし、
文化誌『近江学』第13号にご執筆いただいた
近江の祭、比叡山と日吉大社の神仏習合のかたちについて
更にくわしくご講演いただきました。

受講者のみなさんからは、
・私の育ったところは、新興住宅地で祭りが無く、お渡りとか餅まき等しか参加した事がありませんが、数ケ月の準備を経て、神様とつながる話を聞き、儀式の中に意味が宿っている事が理解できました。地元にも、滋賀県で有名な祭りもあるので、その歴史や、儀式を紐解きたいと思いました。
・大変興味深かったです。山王祭のスケールの大きさ、ストーリー性、数えきれない神事のつながりが神社の誕生の歴史等、同時進行で行われている事。これから山王祭を見るとき、また違ったところに目を向けたいです。古事記にも書かれている大きな歴史を感じます。
・山王祭りは地元でないのであまりなじみがありませんが、言い伝えから民衆が長年大事にしてきたもので、また、比叡山の伝教大師から伝わったいろんな教えが今の行事、祭りになっているのだと感じました。
などといったご感想をいただきました。

[講師プロフィール]

嵯峨井 建 氏(京都國学院講師)
1948年、石川県生まれ。神職。國學院大學神道学専攻科修了。神道学博士。京都國學院講師。専攻は神道史、神社史を中心に神仏習合、宗教文化史を範囲とする。現地調査と文献をふまえた研究を続けている。著書に『日吉大社と山王権現』(人文書院)、『満州の神社興亡史』(芙蓉書房出版)、『神仏習合の歴史と儀礼空間』(思文閣出版)などがある。各地の神社の企画、文化財保護に従事。

2022年7月11日|Categories: 近江学フォーラム|

第18回参与会議 報告

令和4年7月5日(火)10時から第18回附属近江学研究所参与会議を開催しました。
参与会議は、県内の経済、文化、宗教、芸術など第一線でご活躍される参与の方々と、
成安造形大学の理事長、学長をはじめとする関係者にご出席いただき、
近江学研究所の活動に対してのご意見をいただくという重要な会議です。

新型コロナウイルス感染症への対応により、対面での会議は3年ぶりの開催となりました。
会議では、研究所の昨年度後期から今年度前期の事業報告と研究活動についてスライドで紹介し、参与の方々並びに学内関係者からご意見をいただきました。

参与の皆様から、コロナ禍の中、オンデマンド講座や近江学フォーラム現地研修など、感染症拡大防止対策を講じながら実施している取り組みについて評価をいただきました。

また、次年度からの研究テーマ「結・コミュニティ」の研究報告については、
参与の皆様から、「自治会への加入率の低下」「新住民のコミュニティのあり方」や「コロナ禍でのコミュニティの変容」などについて、様々な事例をご紹介いただき、「地域・人々のつながりや地域のアイデンティティがコロナ禍によりさらに希薄になってきている中、新しいコミュニティの形を示していってほしい」など貴重なご意見をいただきました。
「結・コミュニティ」という言葉は、時代、地域などで様々な捉え方があり、大変難しいテーマであるとのご意見もいただき、近江学研究所では次年度からの研究スタートに向けてさらに議論を進めていきたいと思います。

2022年7月7日|Categories: お知らせ, 近江学研究所の活動の進捗|

第25回近江学研究会 開催報告

近江学研究所では、年2回、
客員研究員のみなさまをお招きして研究会を開催しています。
先日、今年度第1回目の近江学研究会を開催しました。

2018年度から取組んできた
「近江の里・川・祭研究プロジェクト」が昨年の「祭」をもって終了し、
本来であれば、今年度から「結・コミュニティ」をテーマにした
研究プロジェクトが始まる予定でしたが、
新型コロナウイルス感染症による大きな「禍」に見舞われたことから、
今年度は「近江の禍(わざわい)」をテーマに研究活動を進めています。

今回の議題は、延期となっていた3ヵ年研究プロジェクト「結・コミュニティ」について。
「結・コミュニティ」という言葉が
時代、個人、場所、場面、人生の中の時間軸等において、
様々な捉え方ができることから、
その定義について地域での事例紹介を交えながら、
様々な意見が交わされました。

現代のネット社会では、メタバースなどの新しい技術も登場し、
おびただしい数のコミュニティが生まれています。
そこで、改めて人と人がつながるきっかけは一体何なのかを考えていくと、
「利害」「情報」「防災」「共感」、、、など
様々なキーワードが見えてきました。

研究所では、今後も議論を進め、次年度から3年をかけて
「結・コミュニティ」という大きなテーマを検証していきます。

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第25回近江学研究会

日時:令和4年6月20日(月) 9:30-11:00

出席者(50音順):
[客員研究員] 大原歩氏、髙梨純次氏、對馬佳菜子氏、山本晃子氏
[顧 問] 木村至宏氏
[所 長] 小嵜善通
[副所長] 加藤賢治
[研究員] 石川亮、永江弘之、真下武久
[オブザーバー] 田口真太郎

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2022年6月24日|Categories: 研究プロジェクト, 研究員の活動|
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