おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
石川亮研究員が、和歌山県にてアーティストインレジデンスに参加し、
作品制作やワークショップを行ないます。
アーティストインレジデンスとは、芸術家や芸術分野の制作者・研究者等が、
一定期間、ある地域に滞在しながら創作活動や交流を行うプログラムのことです。
「森のちから」シリーズは、NPO法人和歌山芸術文化支援協会が主催として行なわれています。
その第7回目として、テーマは「森へ行こう」で、石川亮研究員がアーティストとして参加します。
期間の間に、公開制作やワークショップ、ツアーなどさまざまな企画が行われます。
石川研究員の制作にご注目ください!
チラシのダウンロードは>>>こちらから
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森のちからⅦ -森へ行こう-
〝森と海が出会う、本州最南端の森から2人のアーティストが制作を通して豊かな森の魅力を発信します″
場所:和歌山県串本町・古座川町
期間:2014年8月~9月
アーティスト:石川 亮 ・ 林 憲昭
地域交流ワークショップ:8月30日 潮岬青少年の家・夏祭り
学校訪問ワークショップ:古座川町立明神小学校 串本町立出雲小学校
公開制作:9月1日~16日 潮岬青少年の家・キャンプサイト他
アートツアー:9月20日・21日 定員20名(定員になり次第締切)
「森を語る」:9月20日 潮岬青少年の家 石川 亮・林 憲昭・水野雅弘
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主催:NPO法人和歌山芸術文化支援協会
助成:和歌山県後援:串本町教育委員会・古座川町教育委員会
お問い合わせ
NPO和歌山芸術文化支援協会
Tel&Fax073-454-5858まで
facebook「森のちから」で検索ください
津田睦美研究員のニューカレドニア日本人移民での研究・作家活動成果が、
NHK「鶴瓶の家族に乾杯」に提供され、放映されます。
8月11日(月)に放映されるNHK「鶴瓶の家族に乾杯」は、
ゲストに女優の竹内結子さんを迎え、ニューカレドニアを訪れます。
番組内で紹介される日本人移民のお話に、戦前の古い写真を津田研究員が提供しています。
今回は拡大版ですので、7時30分スタート(8時45分終了)、お間違いなく!
ぜひ、ご覧ください!
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NHK「鶴瓶の家族に乾杯」
8月11日(月)7時30分~8時45分
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詳しくは、番組ホームページより>>>こちらから
津田睦美研究員のニューカレドニアの研究については>>>こちらから
8月2日(土)、大津市仰木地区で開催した「ふれあい仰木夏祭り」に参加しました。
7月から2回実行委員会会議に参加をし、地域の皆さんと一緒に企画を進めてきました。
近江学研究所では、「仰木ふるさとカルタ」のコーナーと、仰木の地域活性化活動の紹介コーナーの展示を行ないました。多くの方に展示を見ていただく機会になりました。
成安造形大学附属近江学研究所は、
本日(2014年7月24日)、今年度、日吉大社所蔵の長沢芦雪(ながさわろせつ)筆の「猿図(さるず)」絵馬の復元模写に取り組む「日吉大社所蔵 長沢芦雪筆「猿図」絵馬 復元模写プロジェクト」について、記者発表を行ないました。
記者発表には、5社より取材いただきました。
また、日吉大社から井口禰宜、須原権禰宜に出席いただき、
本研究所からは、木村所長、吉村研究員、西久松研究員、加藤研究員が説明を行ないました。
絵馬を復原することになった経緯は、
昨年度から近江学研究所で取り組んできた「近江の絵馬現況調査」の中で、この絵馬の存在を知り、日吉大社様の全面的なご協力をいただき、復元模写の機会を得ました。
この絵馬は、江戸時代、円山応挙の弟子として京都で活躍した絵師長沢芦雪が39歳の頃に描いたものです。
猿の親子が描かれ、ほぼ剥落しているものの落款部がはっきりと残り、芦雪の作だと考えられます。
今後は成安造形大学美術領域日本画コースと附属研究機関である近江学研究所が協働し、この絵馬の復元模写に取り組みます。
この復元模写に取り組む学生にとっては、先人の画業に触れながら絵馬を復元するという大変貴重な経験となると考えています。
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[復元模写 公開作業 第1弾]
絵馬復元作業を 成安造形大学「オープンキャンパス(7月27日)」にて公開します
日時 7月27日(日) 10:00~ 12:30~ 15:00~
場所 成安造形大学E棟 1階 美術領域 OPEN STUDIOコーナーにて
作業内容 絵馬の剥落をとめるための、樹脂の充てん作業
当日のお問い合わせは、受付にて、近江学研究所(加藤)までご連絡ください。
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日吉大社の長沢芦雪筆「猿図」絵馬について
テキスト:小嵜善通(成安造形大学芸術学部教授、附属近江学研究所研究員)
親子の猿を描いた本絵馬は、落款から江戸後期の京都の画家長沢芦雪(1754〜99)が寛政4年(1792)に描いたものと判明する。画面の剥落が著しく図様も定かでないため既に美術的価値は失われているが、朱文氷形「魚」印の欠損の有無により、記年銘の希少な芦雪作品の年代を分ける指標となる作例として重視されてきた作品である。また、奉納者である藤井正脩は、広島城下一の呉服商富士屋の一族で、その京都店の三代目主人である。芦雪が寛政6年に広島に下向し、多くの作例を当地に残すこととなるキーパーソンがこの藤井正脩であったことを知らせてくれる点においても、本絵馬の資料的価値は高い。
芦雪は写実的な作風で知られる円山応挙の弟子で、師の様式に基づきながらも、動きのある、意表をついた奇抜な作風で知られる。和歌山県の無量寺、成就寺、草堂寺の襖絵がつとに名高い。また、子供や動物の親子を描いた作品が多く認められる点は、彼の4人の子供がいずれも夭逝するなど、家庭運の薄かったことが作品に影を落としているとも考えられている。
絵馬のデータ
外 形 縦78.7cm×横90.4cm
画 面 縦68.3cm×横80.0cm
墨書銘 「奉納 寛政四壬子五月吉祥日 藤井正脩」
落 款 「蘆雪写」
印 章 朱文氷形「魚」印(欠損のない完全印)
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『長沢芦雪 絵馬「猿図」復元模写プロジェクト』 記者発表
日 時:平成26年7月24日 (木) 11:00〜12:00
場 所:成安造形大学聚英館2階小会議室
出席者:木村 至宏(成安造形大学 名誉教授、附属近江学研究所所長)
吉村 俊昭(成安造形大学 芸術学部教授、近江学研究所研究員)
西久松吉雄(成安造形大学 芸術学部教授、美術領域主任、近江学研究所研究員)
井口 健(山王総本宮日吉大社 禰宜)
須原 紀彦(山王総本宮日吉大社 権禰宜)
今岡 一穂(美術領域日本画コース4年生)
日時:2014年7月12日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:寺島 典人氏(大津市歴史博物館学芸員)
タイトル:「近江の仏像とその見方」
6月21日(土)に淡海の夢2014「仰木・棚田写生会」を開催しました。
当日は、曇天で雨も心配されましたが、無事写生会は開催されました。
曇り空が続きましたが、雲が多い天気で、暑すぎない写生日和になりました。
一般の参加者17名と本学イラストレーション領域の学生7名の写生会となりました。
開催にあたり、写生会企画者の永江研究員から開催のあいさつと、写生のポイントと仰木の棚田の獣害問題による柵の設置の説明が行われました。
続いて、今回の写生会の講師をしていただく本学非常勤講師のグラフィックデザイナーの板東勲先生の紹介が行われました。
板東先生が出版された関西の老舗飲食店を水彩画で描いた「味のある風景」(淡交社)の紹介もされました。
日時:2014年6月28日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:宇佐美 英機氏(滋賀大学教授)
タイトル:「近江商人と信仰」
日時:2014年6月14日(土)10:40~12:10
場所:成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
講師:大西 明弘氏 (有限会社大與3代目 代表取締役会長)
大西 巧氏 (有限会社大與4代目 代表取締役社長)
対談:大原 歩 (本学非常勤講師・本研究所研究員)
タイトル:「近江~灯火のかたち-和ろうそくで暮らしをデザインする-」
6月14日(土)、連続講座第2回目「近江のかたちを明日につなぐ~灯火のかたち~」として、滋賀県高島市の近江今津にて大正三年に創業し今年で100年を迎えた「和ろうそく大與(だいよ)」3代目大西明弘氏、4代目大西巧(さとし)氏を講師にご登壇いただきました。
今回は、まずはじめに和ろうそくの火を灯し、その光の力を会場で共有しました。