おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
近江学フォーラム会員限定講座「比叡山三塔諸堂の成立」開講しました
講座名 「比叡山三塔諸堂の成立と発展」
日時 平成21年5月16日(土)10:40~12:00
場所 成安造形大学 本部棟三階ホール
講師 武 覚超 氏 (比叡山延暦寺執行/叡山学院教授)
武覚超先生を講師としてお迎えし、近江学フォーラム会員限定講座「比叡山三塔諸堂の成立」を開講いたしました。今回が近江学フォーラム会員限定講座の第一回目です。
近江学フォーラム会員のみなさんに多数参加をいただきました。
武先生より比叡山の仏教が、どのように成立し発展きたのかをわかりやすく解説していただきました。日本の仏教の基礎を知る上で非常に意義深い講座でした。
今後の近江学フォーラム会員限定講座の日程は詳しくはこちらをご覧ください。
「市川信也写真展」開催中
「市川信也 写真展」が、5月8日(金)から22日(金)まで成安造形大学ギャラリーアートサイトにて開催中です。
市川氏は、滋賀県の病院に勤めながら写真を撮り続けておられる、京都在住の作家です。今回の展覧会は、琵琶湖をテーマにしたモノクロ作品35点によるもので、04年からとり続けている作品を一堂に見ていただきます。撮影は毎年冬から春先にかけて、湖北を中心におこなわれています。「厳しいこの季節こそ、本来の神秘的な琵琶湖が見えてくると」作者の市川氏が語っておられます。ぜひご高覧ください。
詳しくはこちらをご覧ください
text:辻 喜代治(企画/近江学研究所研究員)
6月の近江イベントカレンダー更新しました。
近江イベントカレンダーでは近江の展覧会やお祭りなどの情報を提供しています。
近江の催し:2009年6月
近江のお祭り、近江に関する展覧会を紹介します。
2008年10月1日(水)~2010年3月31日(水)
井伊直弼と開国150年祭 開国記念館特別展
彦根城(守山市)
http://www.hikone-400th.jp/
4月21日(火)~6月14日(日)
ミニ企画展「平成20年度新指定・新収蔵品展」
大津市歴史博物館(大津市)
http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/
6月16日(火)~7月26日(日)
柴田晩葉-大正日本画in大津」
大津市歴史博物館(大津市)
http://www.hikone-400th.jp/
5月30日(土)~6月28日(日)
花しょうぶまつり
新旭花菖蒲園(高島市)
http://www.biwa.ne.jp/~windmill/
4月25日(土)~6月7日(日)
ギャラリー展示 百年前の大震災 ~姉川地震に学ぶその備え~
琵琶湖博物館(草津市)
http://www.lbm.go.jp/special/gallery/090425_anegawa-earthquake.html
6月13日(土)~7月12(日)
百花繚乱 郷土の美術―工芸と洋画―
滋賀県立近代美術館(大津市)
http://www.shiga-kinbi.jp/
5月27日(水)~6月21日(日)
第83回企画展 東近江の自然・鈴鹿山脈展
東近江市能登川博物館(東近江市)
5月22日(金)~6月23日(火)
テーマ展「湖東焼絵付師 自然斎」
彦根城博物館(彦根市)
http://longlife.city.hikone.shiga.jp/museum/index.html
6月7日(日)
御田植祭
多賀大社(犬上郡多賀町)
6月7日(日)
西野水道まつり
西野水道公園(伊香郡高月町)
6月7日(日)
八幡山地蔵尊まつり
瑞龍寺(近江八幡市)
6月10日(水)
時の記念日 漏刻祭
近江神宮(大津市)
http://www.bbweb-arena.com/users/oumijing/index.html
「市川信也 写真展」開催
「市川 信也 写真展 MOTHER LAKE -琵琶湖をめぐる想い-」が成安造形大学ギャラリーアートサイトにて
5月8日(金)~5月22日(金)に開催されます。ぜひご高覧下さい。
詳しくはこちらをご覧ください
市川 信也 写真展 MOTHER LAKE -琵琶湖をめぐる想い-
会期:2009年5月8日(金)~5月22日(金)
時間:12:00~18:00 日曜休館
会場:成安造形大学 ギャラリーアートサイト
主催:成安造形大学
後援:財団法人 滋賀県文化振興事業団、附属近江学研究所
企画:辻 喜代治(成安造形大学 芸術文化デザインクラス教授/附属近江学研究所 研究員)
泥田祭り(仰木祭り)を見学しました!
5月3日(日)好天の中、午後1時40分JRおごと温泉駅に集合。プロジェクト科目仰木学入門の第2回目の授業として泥田祭りを見学しました。
参加者は仰木学入門の受講生を加え、飛び入りの学生、研究生も含めて学生が19名、そしてこの授業の担当者であるデザイン科小林はくどう教授、同じくデザイン科永江弘之准教授、蔭山歩特別講師と私の4名が引率しました。
バスで新興住宅街仰木の里の外れまで行き、そこから徒歩で山手にある旧仰木の村落に向かいました。30分ほど歩いた後、現地に到着。まず学生たちはなぜこの祭りが行われるようになったか、また、仰木地区の4つの部落が関るこの祭りの意義は何かなどのレクチャーを聞き、このフィールドワークの方法とタイムスケジュールを理解しました。
そして祭り本番。1000年を超える歴史を持つ小椋神社の古式祭典である泥田祭り。この祭りは規模が大きく華やかな祭りではありませんが、村人による村人のための大切に守られてきた祭礼です。学生たちはその祭りを十分観察し、ものづくりに活かせるような何かを感じてくれたと思います。祭りは神輿が神社に還御する午後8時までつづき、さすがに疲れた様子もありましたが学生たちは満足そうに帰途に着きました。
報告者:近江学研究所研究員 加藤賢治

仰木村落バックに野仏の解説を受ける受講者

御所の山で祭りの伝承を聞く受講者

大宮を先頭に村落を巡る神輿

芝座敷の神事

馬止めの神事