おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

近江学フォーラム会報誌「近江通信紙」VOL.1が完成しました。

会員の情報紙として「近江通信紙」を、年2回発行することになりました。

近江通信紙はフォーラム会員と研究所を結ぶ機関紙にあたるものです。
内容は公開講座開講の案内をはじめ、滋賀県内を中心とした博物館・美術館・展覧会・講演会・公演会などの情報を掲載する予定です。
文化をはじめとする多くの情報を知ることは、いまを生きる自分の存在を実感するとともに、心を豊かにし、より好奇心を前向きにすることなどに役立つものと考えられます。
それを目標に、キメ細かな情報の伝達に心掛けたいと思っています。
ちなみに、タイトルの通信紙は、江戸時代に朝鮮国から12回も来聘した友好使節団にあたる朝鮮通信使の通信、いわゆる「信を通じる」という意味にちなんでつけたものです。
近江通信紙が、近江学フォーラムの会員相互の交流に役立ってほしいと願っています。

近江通信紙vol2は10月の発行を予定しています。

2009年度 近江学フォーラム会員限定講座のご案内

~2009年度 近江学フォーラム会員限定講座のご案内~

2009年度近江学フォーラム会員限定講座が決定いたしました。
年間4回開催いたします。会員の皆様ぜひお申込いただきご参加ください。

■お申し込み手続き
・会員様1 名につきお連れの方1 名様までご参加いただけます。
・公開講座のご案内チラシと同封してお送りした「申込みはがき」に受講予定と同伴者の有無、会員No. 会員名をご記入のうえ投函してください。
・「申込みはがき」受付後、受講票をお送りいたします。受講の際に会員証と受講票をご持参ください。
・各講座の定員は150名までとなっております。定員に達し次第、締め切りますのでお早めにお申込みください。 ※締切状況は下記の講座内容をご覧ください。

■受講の際の注意事項
・各講座とも、講座開始30 分前から受付を開始いたします。
・ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。


【 お問い合わせはこちらをご覧ください 】

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~平成21年度近江学フォーラム会員限定講座 内容~

講座1:比叡山三塔諸堂の成立と発展  【講師:武 覚超氏(叡山学院教授・比叡山延暦寺執行)】
日 時 : 2009 年5 月16 日(土)10 時40 分~ 12 時 終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
場 所 : 成安造形大学 本部棟3 階ホール(定員 150 名)
概 要 : 比叡山には東塔・西塔・横川の三塔と十六谷があり、そこには日本仏教の
       母山といわれる延暦寺の堂社僧坊が点在しています。延暦寺は今から1200
       年前、伝教大師最澄(766 ~ 822) によって開かれましたが、三塔の堂塔伽藍は
       どのような構想によって成立・発展したのか、またそこに展開する仏教とは
       いかなるものであったのでしょうか。
       
講師プロフィール
武 覚超氏  1948年滋賀県生まれ。1972 年大谷大学大学院博士課程修了。現在比叡山求法寺住職、博士(仏教学)。著書『比叡山諸堂史の研究』『比叡山仏教の研究』など。

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講座2:渡来人の足跡  【講師:大橋 信弥氏(滋賀県立安土城考古博物館学芸課長)】
日 時 : 2009 年6 月13 日(土)10 時40 分~ 12 時 終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。

場 所 : 成安造形大学 本部棟3 階ホール(定員 150 名)
概 要 : 古代日本において、渡来人の果たした役割は想像以上に大きなものがありました。
       先進的な知識や技術は、朝鮮半島や中国大陸から渡来人たちによってもたらされました。
       そして近江は、文献だけでなく、遺構や遺物など考古学的に渡来人の居住が判る数少ない
       地域として、よく知られています。
      
講師プロフィール
大橋 信弥氏  1945 年生まれ。1967 年立命館大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。現在、滋賀県立安土城考古博物館学芸課長。専攻は日本古代史・考古学。著書『継体天皇と即位の謎』『古代豪族と渡来人』『日本古代の王権と氏族』『日本古代国家の成立と息長氏』(吉川弘文館)。

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講座3:琵琶湖の風景  【講師:今森 光彦( 本学客員教授・写真家)】
 日 時 : 2009 年9 月19 日(土)10 時40 分~ 12 時
 終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。
 場 所 : 成安造形大学 本部棟3 階ホール(定員 150 名)
 概 要 : 琵琶湖の風景は、古来から人と自然との共存の中で育まれてきました。
       ヨシ原の浅瀬、内湖、田んぼや小川までもが湖と密接に関わっています。
       それらは、水の流れの中で生かされる生命の舞台であり、琵琶湖の水系と呼ぶことができるもの
       です。
      
講師プロフィール
今森 光彦  本学客員教授・写真家。自然と人との関わりを「里山」という空間概念で追い続ける。著書は『里山物語』など多数。

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講座4:近江の城物語  【講師:中井 均氏(NPO法人城郭遺産による街づくり協議会理事長)】
日 時 : 2009 年12 月12 日(土)10 時40 分~ 12 時終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。

場 所 : 成安造形大学 本部棟3 階ホール(定員 150 名)
概 要 : 滋賀県内には約1,300 にも上る城館跡の存在が知られています。
       その大半は戦国時代に築かれたものです。まさに滋賀県は淡海の国であるとともに城の国
       でもあったのです。近江の城のもつ多様な構造から戦国史の再検討を試みます。
          
講師プロフィール
中井 均氏  1955 年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。財団法人滋賀県文化財保護協会を経て、米原町教育委員会勤務。2008 年に米原市教育委員会まなび推進課長を退職。専攻は日本考古学。 主な著書として、『近江の城 -城が語る湖国の戦国史-』( サンライズ出版 1997)、『徹底図説 日本の城』( 新星出版 2009)、『日本名城100 選』( 編著、小学館 2008)、など。

平成20年度 第2回附属近江学研究所企画委員会(参与会議)

第2回近江学研究所企画委員会(参与会議)を開催しました。

平成21年2月24日(火)に、平成20年度 第2回近江学研究所 企画委員会(参与会議)参与の皆様にご出席をいただき開催しました。
委員会では、近江学研究所所員より、平成20年度の活動報告と平成21年度の活動計画を説明し、ご参加いただいた皆様よりたくさんの貴重なご意見をいただきました。
近江学研究所をより良い研究機関にするために、今回いただいたご意見を活かし活動をしていこうと研究所所員一同、気持ちを新たにいたしました。
今後の活動にご期待ください。

会議風景

会議風景


会議風景

会議風景

2009年3月25日|Categories: おうみブログ, イベント|Tags: |

近江学研究所ロゴマーク完成

近江学研究所のロゴマークが完成しました!

~ロゴマーク制作への取り組みの経緯~
2008年度に本学で行われた授業「プロジェクト演習」の受講生に、近江学研究所のロゴマークを課題として制作してもらいました。数多くの素晴らしいデザインが提出され、提出された作品の中から選考を行いました。デザイン・制作意図などを考慮し、このロゴマークに決定いたしました。

~制作者(本学グラフィックデザインクラス3年生)のメッセージ~ 
このロゴマークは、近江学研究所の「近江固有の風土・文化を検証し、未来につながる新しい価値観を創造する」という理念を元に制作しました。ロゴマークの形は、中心にあるアルファベットの「O」という文字、それを包む琵琶湖、さらにその外側の琵琶湖を包み込む水滴という構成になっています。これらが表す意味は、マークの中心にある近江学研究所が、近江を深く探求する場であるということ。そして、それを包む琵琶湖は近江を象徴するものであり、その豊かな自然は、水一滴一滴の恵みから育まれているということです。私がこのロゴマークを制作する上で重点を置いたのは、近江の美しい自然の輝きを形にするということです。これを通して、近江学研究所について少しでも多くの人に興味を持って頂ければ幸いです。

2009年3月16日|Categories: お知らせ, 近江学フォーラム|
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