おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
西久松吉雄「祈りの地 古の風景」展のご案内
西久松吉雄「祈りの地 古の風景」展のご案内
西久松吉雄研究員が長年描き続けている日本の風土をテーマにした作品展「西久松吉雄 祈りの地 古の風景」が島根県浜田市立石正美術館にて開催されます。
関連企画として、特別講演会も開催され、西久松研究員とナビゲーターとして加藤研究員が登壇します!
遠方ですが、ぜひご注目ください。
====
「石正美術館」webサイトより
企画展「日本画家 西久松吉雄 祈りの地・古の風景」
日本の風土をテーマに、深い精神性をたたえる作品の数々を発表し続けている日本画家・西久松吉雄(63歳)。彼は京都市立芸術大学において石本正に学んだ画家の一人で、現在は創画会を中心に日本画壇の第一線で活躍しています。
里山の家々や古墳・樹木・岩石など様々なモチーフが独特の構図で描かれる西久松作品。それらの原点のひとつとして作家が語るのが、23歳の頃に石本正が主宰する中世ヨーロッパ美術を巡る80日間の旅に参加した思い出です。イギリス・フランス・イタリア各地をバスで移動しながら、今も息づく魅力的な中世美術文化に触れ写生をするという若い頃の刺激的な経験は、自らの生まれ育った日本の風土に改めて目を向けるきっかけとなったといいます。以降、歴史の中で人々が培ってきた土地の記憶を真摯に見つめて制作し続けています。
彼の作品について石本正も高く評価しており、石正美術館でも多くの作品を収蔵しています。本展では、石本の推薦によって昨年新たにコレクションに加わった作品2点を含めた約30点の作品を、2期に分けて展示致します。
≪西久松吉雄 略歴≫
1952年 京都市に生まれる
1975年 石本正主催の「ヨーロッパ美術の旅」(80日間)に参加
1979年 京都市立芸術大学美術専攻科日本画専攻修了
第4回京都日本画美術展新人賞受賞 海外派遣
1995年 第22回創画展「古墳のある風景」文化庁優秀美術作品買上
2010年 第23回京都美術文化賞受賞(財団法人中信美術奨励基金)
現在 創画会会員、成安造形大学教授、京都日本画協会会員
展覧会名
「日本画家 西久松吉雄 祈りの地・古の風景」
会期
2015年3月21日(土・祝)〜6月26日(金)
※会期中に展示内容が変わります。
【第Ⅰ期】3/21~5/6、【第Ⅱ期】5/8~6/26
=========
特別講演会
第1部「祈りの地・古の風景を語る」
第2部「対談・草木国土悉皆成仏(そうもくこくどしっかいじょうぶつ)について」
4月11日(土) 10~12時
・参加無料
・講師:西久松吉雄
・ナビゲーター 加藤賢治
=========
詳しくは>>>「石正美術館ホームページ」まで
チラシPDFは>>>こちらから
近江学フォーラム感謝の集いを開催しました
[/caption]
2015年2月21日(土)、
小春日和の快晴の日、本年度の近江学フォーラム会員限定の「近江学フォーラム感謝の集い」を成安造形大学にて開催しました。
第一部は初の試みである、本研究所木村至宏所長と加藤賢治研究員の対談。加藤研究員が、木村先生のこれまでの足跡をエピソードを交え紹介しながら、木村先生にその思い出を語っていただくもので、普段見ることができない木村先生の素顔に触れる機会になりました。
第二部は懇親会として、会場を学内のカフェリア紀伊國屋結に移し、軽食を楽しみながら交流を深めました。
会の最後には、研究所から持ち寄りのプレゼント抽選会。研究所の研究員やスタッフがプレゼンテーターをつとめました。
日頃はなかなかお話しできない会員の方たちとの交流はとてもたのしく、あっという間に時間がたちました。
参加された方からは、「対談最高でした。木村先生がますます好きになりました」「お二人のお話とてもリラックスして楽しく聞かせていただきました。もっと滋賀のことを学びたいと思いました。」「会員の方とたくさん話ができ、世界が拡がりました」と、お声を寄せていただきました。
今回の感謝の集いでは、第一部にて、滋賀県文化振興事業団が発行する『湖国と文化150号記念別冊「近江人物伝」』(木村至宏著)をお配りしました。
これは、これまで『湖国と文化』にて木村至宏所長が連載した「近江人物伝」からの抜粋原稿を掲載したもの。非売品の貴重なもので、滋賀県文化振興事業団からの計らいで、当日参加された方のみにお渡しすることができました。ご協力いただきました滋賀県文化振興事業団の皆さま、ありがとうございました。
次年度の近江学フォーラムの特集テーマは「近江の偉人たち(近世)」です。一緒に学びながら、次年度もよりよいフォーラムにしていこうと思っています。
参加いただきました皆さまありがとうございました。
滋賀県文化振興事業団発行 「湖国と文化」について>>>こちらから
「湖国と文化」には本研究所研究員や近江学フォーラムの会員さんも執筆・掲載されています>>>「おうみブログ」から
2015年度近江学フォーラム新規会員入会申込につきまして
2015年度近江学フォーラムの新規会員募集は、3月1日から開始を予定しております。
現在、入会申し込みパンフレットを作成しております。恐れ入りますが、もうしばらくお待ちください。
『湖国と文化150号 2015年冬号』にて近江学研究員の記事が掲載されました!
『湖国と文化 150号 2015年冬号 ~創刊150号記念号~』にて近江学研究員の記事が掲載されました。
滋賀の様々な文化情報が盛りだくさんの公益財団法人滋賀県文化振興事業団が発行する季刊誌『湖国と文化』。
1月1日に冬号が販売されています。
今号は『創刊150号記念号』として、三日月知事のインタビューを掲載されています。
また、特集は「坂のある町」。
坂に魅力がある坂本や木ノ本、湖南市の東寺道などが取り上げられています。
近江学研究所からは、
木村所長と加藤研究員と石川研究員の記事が掲載されます。
木村所長は、『滋賀文化事情』にて魅力ある近江の祭についてを取り上げています。
また、加藤研究員の連載『おうみ おうみ 歩く(15)』では、
〝日野 馬見岡綿向神社と綿向山″を取り上げています。
また、石川研究員の連載『近江の水をめぐる(9)』では、「山の水・祈りの水」として
鈴鹿山系や伊吹山系、比良山系の山々にある湧水をとりあげています。
ぜひ、興味のある方はご一読ください!
===========
詳細や購入については、滋賀県文化振興事業団のホームページより>>>こちらから
===========
《 目次 》
特集① 坂のある町
坂の町の魅力を考える 大石 義一
ケース① 坂の町・坂本
ケース② 木之本地蔵坂かいわい
ケース③ 東寺道(ひがしてらみち)湖南市
一度は訪れたい坂 編集室 植田 耕司
中世山寺のまち・弥高寺 髙橋 順之
大津祭の坂・中央大通り 小川 正
特集② 湖と生きる(150号記念)
滋賀の文化力を推進する
滋賀県知事 三日月 大造さん
聞き手・植田耕司/カメラ・長井 泰彦
150号記念事業
姫野カオルコさん記念講演会
連載
四季をめぐる健康食 冬編 武田 律子・齊田 充子・小川 久子
鳥の目巡遊 (2)探検の殿堂と伊吹薬草の里文化センター 延木 由起子
元気な商店街その魅力(7)大津市中央部の8商店街 町田 雅子
天下人「信長」の実像(5)信長と宗教 髙木 叙子
近江の水をめぐる(9)山の水、祈りの水 石川 亮
おもしろ近江考古学(2)銅剣鋳型 松浦 俊和
おうみおうみ歩く(15)日野・馬見岡綿向神社・綿向山 加藤 賢治
歴史文書は語る(14)鉄道路線構想 水島 詩乃
ふるさと遊彩(4)冬の湖北 田中 陽一郎
三角点の山と私(3)見晴らしの山 七尾山 大橋 俊一 蛇谷ヶ峰 小林 守
現代滋賀ブランド (15)湖北の観音さん
文・辻村 琴美(辻の点は一つ)/写真・辻村 耕司(辻の点は一つ)
滋賀文化事情
魅力ある近江の祭り 木村 至宏
芸術の秋・文化の秋 県文化賞▽県写真展▽文学祭▽県美術展
など
==========
早稲田大学にて木村所長が講演します。
滋賀県では、早稲田大学と連携し、平成27年1月17日から2月14日までの毎週土曜日に、自治体連携講座「湖の国・滋賀を学ぶ」を、早稲田大学早稲田校において開催されています。 滋賀の歴史を切り口に、田原総一朗氏や木村至宏所長による5回連続講座を開催し、首都圏在住の方々に「湖の国・滋賀」の魅力をお伝えされています。
2月14日には、全五回開講される講座の第五回目に木村所長が「歴史の街道の要所、滋賀(近江)」と題して、滋賀県の魅力を発信されます。
詳しくは県政eしんぶんのwebページをご覧ください。
近江学研究所【冬季休業期間】
【冬期休業期間のお知らせ】
2014年12月26日(金)~2015年1月4日(日)の期間は、大学窓口は休業となります。
2015年1月5日(月)から、平常どおり開室します。
緊急の連絡の場合は、お手数ですが、成安造形大学代表番号077-574-2111までおかけ直しください。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上