おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

連続講座(写生会)「淡海の夢2018 」近江八幡・八幡堀と城下町写生会 報告

日時:2018年9月22日(土)9:30~17:30
場所:近江八幡市 八幡掘周辺
講師:永江 弘之 (本学教授 本研究所研究員)、待井 健一(本学非常勤講師)
タイトル:2018年度 連続講座(写生会)「淡海の夢2018 」近江八幡・八幡堀と城下町写生会
講座内容
琵琶湖を中心とした棚田・里山、湖国の風景は今、次世代に引き継ぎたい美しく貴重な日本の原風景として広く注目されています。「淡海の夢」は、年2回の写生会と公募風景展を通して、近江の素晴らしさを体感し固有の価値を再発見する講座です。成安造形大学の教員が、風景写生のコツをレクチャーし、講評会を実施します。「プロのアドバイスを受けられるチャンス」とご好評いただいております。ぜひお申込みください。
【写生会場について】
近江八幡は、豊臣秀次が築いた八幡山城下町から発展した近江商人と水郷の町。八幡堀周辺や豪商たちの白壁の土蔵や旧家が建ち並ぶ旧市街地は、国の重要文化的景観の第1号と重要伝統的建造物群保存地区に選定され、歴史情緒を感じる風景が魅力です。
永江 弘之 (本学教授 本研究所研究員)
1960年大阪府生まれ。大阪教育大学教育学部卒業。中学校美術科教諭を経て、2003年成安造形大学講師となり、現在、成安造形大学芸術学部芸術学科イラストレーション領域教授、08年から同大学附属近江学研究所研究員。近江学研究所公開講座「淡海の夢」(写生会・公募展)企画責任者。近江の風景に魅せられ、色彩感あふれる写実風景画や幻視風景画を制作。

朝のレクチャーの様子

朝のレクチャーの様子




講師の永江研究員によるアドバイスを受ける受講者さん

講師の永江研究員によるアドバイスを受ける受講者さん


永江研究員の写生の様子

永江研究員の写生の様子


講師の待井先生

講師の待井先生


講評の様子

講評の様子

【お知らせ】淡海の夢「近江八幡・八幡掘と城下町写生会」(9/22)実施について


淡海の夢「近江八幡・八幡掘と城下町写生会」受講者の皆様
明日9月22日(土)は、現時点(9月21日14:30)の天気予報では、
朝は弱雨、その後は徐々に天候が回復する予想となっています。
写生会につきましては、開催いたしますので、お気をつけてお越しください。
お待ちしております。
なお、欠席される場合の連絡は特に必要ありません。
近江学研究所

「淡海の夢2018風景展」出品作品公募します。

淡海の夢風景展では、琵琶湖の豊かな水系の中で育まれた棚田・里山、そして歴史ある町並みや湖岸の景観を中心とした湖辺の郷が織りなす風景を、さまざまな視点・アプローチで表現した 平面作品(絵画・版画・写真など)を公募します。ふるってご応募ください。

公募展募集チラシ

公募展募集チラシ


【公募展名】   「棚田・里山、湖辺の郷 淡海の夢2018風景展」
【会  期】   12月1日(土)~12月12日(水)
11:00~17:00 | 入場無料 | 日曜・月曜 休館 |
【会  場】   成安造形大学 ギャラリーアートサイト
(応募多数の場合は、学内の2会場で展示します)
◎ 12月1日(土)に企画者 永江弘之、ほか本学教員によるアーティストトークを予定しています。時間は決まり次第お知らせいたします。
【企画・監修】  永江弘之(成安造形大学教授・本研究所研究員)
【主  催】   成安造形大学附属近江学研究所
【協  賛】   株式会社クサカベ、ホルベイン画材株式会社
応募要領  ※詳細は作品募集要項をご確認ください。----------
応募資格   プロ、アマ、幼小中高校生を問わず、どなたでも応募できます。
※ 応募作品多数の際は、審査を実施いたします。
作品サイズ  幅120㎝以内(50号の長辺幅まで。額・マットは作品サイズに含まず)
出品点数   1人1点まで
出品料    無料
応募方法   「作品募集要項」に掲載の出品票を、郵送にて送付ください。「作品募集要項」は、下記の作品募集要項[PDFデータ]からダウンロードしてください。
出品申込締切 2018年10月30日(火)〔当日消印有効〕
搬入日    2018年11月13日(火)・14日(水)・15日(木)
搬入方法   送付または、附属近江学研究所 窓口へ持ち込み
>>>淡海の夢2018公募チラシ ダウンロード[PDFデータ839kb]
>>>淡海の夢2018風景展 募集要項[PDFデータ280kb]
>>>「淡海の夢2010~2016風景展」出品作品を近江ギャラリーで公開しています。

2018年9月13日|Categories: おうみブログ, お知らせ, イベント, 近江イベントカレンダー|

近江学フォーラム会員限定講座 第2回「琵琶湖と人のかかわり」講座報告

日時:2018年7月14日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:仁連 孝昭(成安造形大学客員教授)
タイトル:2018年度近江学フォーラム会員限定講座第2回「琵琶湖と人のかかわり」
概要 
琵琶湖再生保全法(2016)は「自然と共生する社会の実現」を謳い、滋賀県のマザーレイク21計画(2000)はその基本理念として「琵琶湖と人との共生」を掲げている。しかし、共生を根付かせることはそれほど簡単ではない。琵琶湖は古くからそこに暮らす人々にとってかかわりの深い湖であり、時代の変化とともにそのかかわり方を変えてきた。琵琶湖と人のかかわりの変遷を振り返りながら、琵琶湖と人の共生について考えてみたい。
講師プロフィール
1948年、大阪市生れ。京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。広島大学、日本福祉大学、滋賀県立大学で教育研究に携わる。2016年より成安造形大学客員教授。生命世界と共生できる人間社会の再構築を模索している。著書として『持続可能な水環境政策』『環境と開発』『小舟木エコ村ものがたり』などがある。
講座の詳細は後日報告いたします。

仁連 孝昭 氏(成安造形大学客員教授)

仁連 孝昭 氏(成安造形大学客員教授)


熱心に講義を聞く近江学フォーラム会員のみなさん

熱心に講義を聞く近江学フォーラム会員のみなさん

連続講座「近江~記憶と記録のかたち-8ミリフィルムからみる近江の暮らし-」講座報告

日時:2018年6月30日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:おうみ映像ラボ(長岡野亜、大原歩、大藤寛子、藤野ひろ美)
ゲスト:吉岡 博行 氏 (映像技師・株式会社吉岡映像代表取締役)
タイトル:2018年度 連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」第1回「近江~記憶と記録のかたち-8ミリフィルムからみる近江の暮らし-」
講座内容
滋賀県内のくらしや文化を記録する映像の発掘・発信をしている「おうみ映像ラボ」。映像を通して、地域に引き継がれた技術や知恵・共同体の姿に「共感する場」をつくることを目的に活動しています。本講座は「8ミリフィルム発掘プロジェクト」の中で提供された滋賀県各地(主に草津・彦根・能登川等)のフィルムを映像技師の吉岡氏にお話しを伺いながら映写機やプロジェクターで上映します。また、地域における映像アーカイブのネットワークの可能性を探ります。
おうみ映像ラボ
長岡野亜、大原歩、大藤寛子、藤野ひろ美
2014年より滋賀県全域を対象にくらしや文化を記録する映像の発掘・発信をしている。少人数で鑑賞する「見聞会」、100人規模の「上映会」、映像の制作背景に出会い撮影地を訪ねる「遠足」などを行う。’16年から「8ミリフィルム発掘プロジェクト」を実施。’14~17年 滋賀県「美の滋賀」地域づくりモデル事業受託。’17年「文化で滋賀を元気に賞―映像を未来につなぐ文化賞」受賞。
ゲスト 
吉岡 博行 氏 (映像技師・株式会社吉岡映像代表取締役)
1955年京都生れ。44歳でフィルムの修復を始める。’98年吉岡映像設計事務所設立。’08年株式会社 吉岡映像へ移行。8mmフィルム、16mmフィルム、9.5mmフィルムの修復と、映画フィルムをビデオ・DV・DVD等に変換する作業「テレシネ」を行う。10年間におよそ5000本ものフィルム修復をてがける。
詳細は後日ご報告します。

8ミリフィルムについて解説する 吉岡氏

8ミリフィルムについて解説する 吉岡氏


8ミリフィルムを撮影した小林さんに、フィルムを見ながら解説いただいた。

8ミリフィルムを撮影した小林さんに、フィルムを見ながら解説いただいた。


小林さん撮影の8ミリフィルム 大津市仰木地区のお正月準備の餅つきの様子

小林さん撮影の8ミリフィルム 大津市仰木地区のお正月準備の餅つきの様子


8ミリフィルム映像を提供いただいた岸野さんと大原研究員

8ミリフィルム映像を提供いただいた岸野さんと大原研究員


岸野さんが提供した8ミリフィルム「琵琶湖一周大学駅伝」の一場面

岸野さんが提供した8ミリフィルム「琵琶湖一周大学駅伝」の一場面


実際に8ミリ映写機を使って8ミリフィルムを見ました。

実際に8ミリ映写機を使って8ミリフィルムを見ました。


8ミリフィルムの魅力について解説する長岡氏

8ミリフィルムの魅力について解説する長岡氏

後半は映像の記録や保存、その活用について対談形式で進みました。

後半は映像の記録や保存、その活用について対談形式で進みました。

近江学フォーラム会員限定講座 第1回特別講座「朝鮮通信使と雨森芳洲」講座報告

日時:2018年6月23日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:木村 至宏(近江学研究所顧問)
タイトル:2018年度近江学フォーラム会員限定講座第1回「ユネスコ世界の記憶」登録記念 特別講座「朝鮮通信使と雨森芳洲」
概要 
かつて日本と朝鮮国とは友好な外交関係にあり、朝鮮国から派遣された使節は、「朝鮮通信使」と呼ばれていた。これは両国の平和と善隣友好の象徴であった。その後徳川家康によって国交回復し、江戸時代12回に及ぶ使節団が訪日し善隣友好を重ねた。そのうち2回は、長浜市高月町出身の雨森芳洲が尽力し功績を残す。芳洲は対馬藩儒として   迎えられ、現地の教育と外交等にわたって大きな足跡を残したことを探る。
講師プロフィール
1935年、滋賀県生れ。大津市歴史博物館初代館長。成安造形大学教授を経て2000年同大学学長。ʻ09年成安造形大学名誉教授・同大学附属近江学研究所所長。‘16年同研究所顧問専攻日本文化史。ʻ96年第40回京都新聞文化賞受賞。ʻ04年滋賀県文化賞受賞。ʻ13年平成25年度地域文化功労者文部科学大臣表彰。主な著書「琵琶湖‐その呼称の由来」(2001サンライズ出版)、「日本歴史地名大系 滋賀県の地名」(1991共編著 平凡社)他多数。 
詳細の報告は後日行います。

楽しい話を織り交ぜながら歴史の魅力を語る木村顧問

楽しい話を織り交ぜながら歴史の魅力を語る木村顧問


熱心に受講するフォーラム会員のみなさん

熱心に受講するフォーラム会員のみなさん


スライドを解説する木村顧問

スライドを解説する木村顧問

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