おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
お知らせ
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お知らせ
10月6日~ 11月25日
石山寺縁起絵巻の全貌 ~重要文化財七巻一挙大公開~
滋賀県立近代美術館
*上記以外の期間のうち、
10月16日(火)─10月28日(日)は各巻の前半が重要文化財、後半は江戸時代の模写本、
10月30日(火)─11月11日(日)は各巻の後半が重要文化財、前半は江戸時代の模写本での展示・公開
7月14日(土)~11月25日(日)
ニゴロ―の大冒険~フナから見た田んぼの生き物のにぎわい~
琵琶湖博物館(草津市)
10月4日(木)~11月4日(日)
樂吉左衞門館開館5周年記念企画
茶室見学 《霧の茶室》
上記期間中の木・金・土・日・祝日 ※2012年10月13日(土)は除く
9月29日(土~4月07日(日)
樂吉左衞門館開館5周年記念 吉左衞門X 暗闇の音 静寂の光
佐川美術館
9月1日(土)~12月9日(日)
秋季特別展 「土偶・コスモス」
MIHO MUSEUM(ミホ ミュージアム)
8月24日(金)~11月11日(日)
スーパー・ワールド・オン・ペーパー 古久保憲満と松本寛庸
ボーダレスアートミュージアム NO-MA
10月6日(土)~11月11日(日)
開館20周年記念・平成24年度秋季特別展「信長×信玄 戦国のうねりの中で」
滋賀県立安土城考古博物館(近江八幡市)
9月7日(金)~10月14日(日)
特別展「湖北の観音-信仰文化の底流をさぐる-」
長浜城(長浜城歴史博物館)
9月28日(金)~10月23日(火)
テーマ展「能装束にみる日本の色-井伊家伝来能装束から-」
彦根城博物館
9月8日(土)~10月21日(日)
第8回企画展「描かれた地獄 -浄光寺の六道絵-」
愛荘町立歴史文化博物館
9月12日(水)~10月21日(日)
特別展「湖北の観音-観音の里のホトケたち-」
高月観音の里歴史民俗資料
9月15日(土)~11月4日(日)
BIWAKOビエンナーレ2012
近江八幡市旧市街地
近江八幡市・東近江市
石川亮研究員が参加する展覧会が京都にてはじまりました。
その他参加作家には、今井祝雄(本学名誉教授)、長尾浩幸(本学准教授)なども出品します。
ぜひ、足をお運びください。
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(ギャラリーWEBサイトより)
本展は「よむこと・紙出来展覧会実行委員会」の主催によるもので、藤本由紀夫、井田照一(参考出品)、今井祝雄、石川亮、北野裕之、長尾浩幸による「紙」にまつわる新作(一部旧作含む)によって構成されます。
私たちの暮らしにあって身近な「紙」。福井の越前和紙・京都の黒谷和紙をはじめ各地の伝統産業・文化として、あるいは自然環境保護の見地からも注目される紙はまた、美術表現、とりわけ現代美術にとっても大きな存在であり続けています。
絵画や写真などの支持体としてのみならず、光を透過させ、軽く、柔軟でいて変化可能なその特性は、オブジェなどへの展開をはじめ、多様な表現の可能性を拡げる素材であり続けています。
本展では伝統的な素材でもある紙を使い、様々な方法論と手法による「紙の上の出来事」を作品として展示します。会場に構成された作品により、紙という素材の持つ面白さと、記号としての意味作用とを交錯させて鑑賞者に投げかけるものです。
現代美術の表現における「紙」の持つ意味を問いかけることは、我々の暮らしや文化について思索する契機となるかもしれません。
身近な「紙」からはじまる多様・多彩な表現の数々をお楽しみください。
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「よむこと・紙出来」
詳細はこちらから
期間:2012年10月9日(火)~10月21日(日)
時間:11:00-19:00 最終日18:00まで / 月曜休廊
作家:藤本 由紀夫、井田 照一 、今井 祝雄、石川 亮、北野 裕之、長尾 浩幸
主催:「よむこと・紙出来」展覧会実行委員会
協力:Gallery PARC |グランマーブル ギャラリー・パルク
助成:成安造形大学特別研究助成
会場:Gallery PARC | GRANDMARBLE
〒604-8082 京都市中京区三条通御幸町弁慶石町48三条ありもとビル
[ル・グランマーブル カフェ クラッセ] 2階
Tel. 075-231-0706
営業時間. 11:00-19:00
定休日. 月曜日
松井 章先生
編集会議では毎回活発な意見が交わされています。
就航式 景色のいい沖島小学校の和室で行われました。
滋賀の様々な場所で活躍するコアサポーターの皆さんと沖島に上陸
至る9月23日授業の際に、延命地蔵堂の撮影にも遭遇しました。
仰木の野仏さま 撮影:大森貴生
今森光彦客員教授の企画する「今森光彦の里山みらいじゅく」が、
今年も大津市仰木地区で開催されます。
本学では、「近江・里山フィールドワーク」の授業として学生が参加します。
写真家でもあり、「自然環境をみつめる眼を育てる」企画やアイデアを数多く行う活動家でもある
今森先生の姿から学ぶことはとても大きいと思います。
以下、WEBサイトより
WEBサイト 「今森光彦の世界」はこちらから
里山みらいじゅく 詳しくは、こちらから
「今森光彦の里山みらいじゅく2012」
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里山みらいじゅくは、美しい里山自然を後世に伝えたい。
そんな想いから立ち上がりました。
滋賀県湖西地方にひろがる田園は、今森光彦の里山物語の舞台になったところ。
琵琶湖をのぞむ豊かな谷あいから輝くメッセージを放ちます。
大人も子どもものどかな風景にいだかれて、心ゆくまで秋の日を満喫しましょう。
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■プログラム■
【先着150名様】
◆午前/今森光彦さんと棚田を歩こう
◆午後/講演会と対談
8:45~ JR湖西線「おごと温泉」駅からマイクロバスにて受付までご案内
9:30~ 開会式
9:45~ 散策
12:00~ お昼ご飯 地元仰木の皆さんの物産と手作りお弁当販売
13:00~13:30 演奏 仰木太鼓 仰木小唄
13:30~14:30 はたこうしろうさん講演会
14:30~15:00 はたこうしろうと今森光彦 対談
15:15~15:40 地元の皆さんから皆さまへのメッセージ 閉会式
15:40~16:00 サイン会
マイクロバスにてJR湖西線「おごと温泉」駅へ
■申し込み方法■
【お申し込みについて】
10月1日(月)(限定期日)午前10時から、以下の内容を記入し、メールにてお申し込みください。
・お名前(ふりがな)
・ご住所
・年代(小学生・10代・20代のようにご記入ください)
・電話番号
・お弁当(有料・ご希望の方)
※複数でご参加の場合は参加者全員のお名前・年齢をお知らせください。
※駐車場希望の方(先着50台まで)
※電車の方はJR湖西線「おごと温泉」駅までお越しください。
マイクロバスにて送迎いたします。
お申し込みは10月1日(月)の限定期日とさせていただきます。
先着150名様になり次第、締切です。(10月1日(月)午前10時から)
雨天決行です。雨具をご用意ください。
持ち物:水筒 シート (お弁当(別売り)ご希望の方はお箸・お椀・お皿)
【参加費】
1,500円(小学生以下は無料)
当日受付にてお支払いください。
【別途】太鼓会館にて地元のお母さんの手作りの“新米おにぎり”など。
600円にて販売。是非ご利用ください。
【お申し込み】
メール:ogawa.l@chive.ocn.ne.jp
お問い合わせ:090-6554-9034
(お電話でのお申し込みは受け付けておりません)
【主 催】(有)おうれりあん
【協 賛】(株)メイスイ
【協 力】平尾.里山.棚田守り人の会 仰木太鼓保存会 仰木小唄伝承会
【企画進行】里山みらいじゅく実行委員会
今森光彦客員教授が監修するプロジェクト演習「近江・里山フィールドワーク」を
過日、9月23日(日)に行いました。
この授業では、
前半の3回は大津市仰木の森林保全活動に協力し、
後半の3回は今森先生の雑木林再生プロジェクトに参加します。
この日は雨降る中、イラストレーション領域、美術領域、空間デザイン領域の学生5名と、
このプロジェクト授業に特別講師として担当する佐藤悦子講師が参加しました。
仰木の上仰木地区と辻ヶ下地区が保有する山林の保全活動として、
全戸から一名は参加が義務づけられている「山行き」。
300人以上の地域の方が間伐作業と枝打ち作業、水路点検、草刈作業など分担。
私たちは、「枝打ち」作業に参加しました。
地元の森林組合のSさんにパイプソーの扱い方やハシゴの扱い方を習い、
平成10年に植林された杉の木を枝打ちしていきます。
ハシゴに上り、手に届く範囲の枝を一本づつ払っていきます。
足元が悪い中、慎重に作業をしていきます。
夕方から、山行の打ち上げに参加しました。
辻ケ下集落では、昨年から町合同で打ち上げを行っています。
仰木のおばあちゃんが、昔仰木で食べられていた「もし」というお菓子を作って食べさせていただきました。
仰木で昔おやつ代わりに食べられていた「もし」。小麦粉に炭酸と卵を入れて、クレープのような味。
「もし」をアレンジして、カボチャペーストやアンコでロール。とてもあったかい美味しさ。
滋賀県東近江市の永源寺から山深く進むと、日本の木地師の発祥の地であるといわれる
小椋谷(蛭谷・君ヶ畑)がある。
ここは平安時代に天皇になれなかった悲運の親王、惟喬親王が隠棲した場所とされ、
親王が山の民に手挽ロクロの技術を教えたという伝承が残っています。
この日は、はじめに加藤研究員が、惟喬親王伝説や、
全国に散らばった木地師を座的な組織に取り入れネットワークを構築していたという
近世の「氏子狩制度」について解説。
また、小椋谷をフィールドワークした記録を写真で紹介しました。
つづいて、小椋谷で一旦途絶えていた木地業を復活させ、
唯一木地師としてこの技を独学で続け、木地を制作されている小椋昭二さんを招き、
工芸分野を専門とする辻喜代治研究員が木地の魅力についてインタビューしました。
プロジェクト特別実習A3として大岩剛一研究員が中心に取り組む「八王寺山の家・自力建設プロジェクト」。
8月25日(日)では稲の生息がまだ遅く、延期となり、
昨晩の雨が嘘のように、残暑厳しい晴天の中、
9月1日(土)に、後期最後の授業として、
八王寺組のKさんの棚田がある、平尾地区小字千坊の田んぼにて稲刈りを行いました。
八王寺山の家の建材として使用する長い稲藁が必要なため、
ご協力を得て、K家では約15年ぶりに、
今では珍しくなった「はさがけ」を行なうことができました。
夏休み最後の週末でしたが学生2名が参加しました。
田んぼの持ち主のKさんご夫婦、その娘家族、息子、八王寺組スタッフが集まり、
仰木で昔から行われている「結」の稲刈りを体験することが出来ました。
つなぎに着替え、カマの使い方を習い、いざスタート!
昨晩の雨で稲穂が倒れてしまい、手で刈るのも大変。
助っ人登場。一条用バインダー。仰木には約40年前に導入された。稲刈りをし、束ねる機械。
田んぼの広さは、1反(たん)2畝(せ)あります。棚田にしては大きな面積です。
お米の収穫量は、天候によるが、一反あたりおよそ6~8俵(ぴょう)収穫できるそうです。
田圃の広さや米の量はメートル法ではなく尺貫法を用います。
1反は、約31.5メートル×約31.5メートル=10アール(約300坪)
1畝は、約10メートル×約10メートル=1アール(約30坪)
1俵は、約60キロ
午前中には、半分刈ることができ、
いよいよ「はさがけ」です。
はさがけは、仰木では「稲木(いなき)」と呼ばれています。
まずは、稲木の台になる木や竹を組んでいきます。
しばるのは稲藁。
「はさがけしたお米は旨い」と皆さん口を揃えて言います。
刈り取った稲を天日でじっくり14~20日ほど乾かし、
遺伝子を残そうと稲の栄養素が籾に集まることが、旨味になっている、とのこと。
また、最近行われている60~80度の熱で一気に乾かす乾燥機とは違って、
籾が生きたまま乾燥され、発芽玄米ができることからも、その違いが分かります。
K家のお父さんは、米の味にうるさく、
なるべく乾燥機には入れず、はさがけをしていたそうです。
近年、乾燥機は微妙な温度調整もできるように進化し、
ほとんどの農家で「はさがけ」をしなくなりました。
ミレーの作品そのままの「落穂ひろい」。
西日が傾くころ、ようやくはさがけが完成。
周りに散らばった稲穂を拾い、「落穂ひろい」をして、終了です。
黄金に光る稲が美しくて、圧巻のたたずまい。
今年も実りある食卓が想像できて、
幸せな気持ちになってきます。
ご協力いただき、ありがとうございました。
後期の授業は、
10月からスタートします。
1、10/21(日) 素材づくり:オーナー田 ワラ集め
2、10月 素材づくり:ススキの刈り取り
3、11月 材木の刻み体験
4、12/ 2(日) 建築資材搬入作業
5、12/ 9(日) 棟上げの見学、上棟式への参加
研究員展覧会のお知らせ 津田直「Storm Last Night / Earth Rain House」
写真家であり、本年度より本研究所の客員研究員になりました
津田直氏による個展が開催されますので、ご紹介します。
以下、津田直氏WEBサイトより、転用―
津田直氏WEBサイトは→ こちら
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(CANONプレスリリースより)
本展では写真家・津田 直が近年訪れているヨーロッパ最西端の地域で撮影された二つのシリーズより作品を発表致します。
2009年より風景が信仰の対象だった古代の土地を求め、大西洋に浮かぶ島嶼への旅は始まりました。
「Storm Last Night」シリーズでは、6×17インチというパノラマフォーマットで撮影され、アイルランドを舞台にディングル半島からアラン諸島、実在した女海賊が暮らしていたというクレア島、ドネゴール地方を中心にフィールドワークが続きました。
日々、「古代人は何を思想したか」という問いを胸に抱きながら、古代遺跡の中を歩き回り、キリスト教以前の世界の原点を渡り歩きました。
続けて2012 年から制作された新作「Earth Rain House」シリーズでは、スコットランド北方に浮かぶオークニー諸島、シェトランド諸島、アウター・ヘブリディーズ諸島と呼ばれるアウターアイランズを巡りました。そして先住民族の残した聖跡を経て、無文字文化に生きた人々が築いた住居跡や嵐の過ぎ去った後に偶然発見されたという家々、人間がかつて暮らした島々へと辿り着きました。
そこでの光景を津田は、「まるで人類の記憶の深奥を垣間見ているようだった。
そして僕らは今でも遙か5000年という時空を超え、旅立つことができるのだ」と語っています。
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津田直「Storm Last Night / Earth Rain House」
会期:2012年8月20日(月)~9月25日(火)※日曜、祝日休館
開館時間:10時~17時30分
会場:キヤノンギャラリー S (品川)
住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー 1F
電話番号:03-6719-9021
キヤノンギャラリー S WEBサイトは→こちら
*アーティストトーク
フィールドワークを続ける写真家・津田 直氏が詩人の管 啓次郎氏をゲストに迎え、
制作時のエピソードなどを対談致します。
日時:2012年9月8日(土)13時30分~15時
会場:キヤノン S タワー3階 キヤノンホール S(品川)
定員:先着150名
入場料:無料
お申し込み:上記CANON HP内、お申し込みフォームよりお申し込み下さい。
※締め切り:9月6日(木)
ゲストプロフィール:管啓次郎(すが・けいじろう)
1958年生まれ。詩人、比較文学者、明治大学ディジタルコンテンツ系教授。主な著書に『コロンブスの犬』『狼が連れだって走る月』(いずれも河出文庫)、『斜線の旅』(インスクリプト、読売文学賞受賞)、詩集『Agend’Ars』1~3(左右社)など。画家の佐々木愛との共同プロジェクトとして、歩くことを主題とした連作をモエレ沼公園ギャラリー(札幌)、タカイシイ・ギャラリー京都などで展示してきた。
皆様のご来場、お待ちしております!