近江学フォーラムニュース

【開催決定】第12回近江学フォーラム現地研修

第12回近江学フォーラム現地研修
「明智光秀の菩提寺、不断念仏の西教寺を訪ねて」に
お申込みのフォーラム会員のみなさま

本日(10/30)の現地研修は、予定通り開催いたします。
新型コロナウィルス感染防止対策に十分ご留意いただき、
ご参加くださいますようお願い申し上げます。
どうぞお気をつけてお越しください。

成安造形大学附属近江学研究所 10月30日(土)7:00

2022-03-15T18:13:19+09:002021年10月30日|近江学フォーラム|

2021年度 公開講座・近江学フォーラムの募集を開始しました!

附属近江学研究所が主催する2021年度の公開講座の申込受付を開始しました。講座内容などの詳細は「公開講座ページ」よりご確認ください。

2020年度は、新型コロナウィルスの影響により講座の開催が中止となりましたが、2021年度はご自宅で安全に受講することができる「オンデマンド講座」を導入し、外出が困難な状況にあっても近江学を学ぶ機会を提供してまいります。(インターネット環境が無い方は、成安造形大学内の会場で開催する講座映像視聴会で同じ映像を視聴していただくことができます。)

また、2021年度近江学フォーラムの会員募集も開始しております。
近江学フォーラムでは、会員限定講座や現地研修の開催、文化誌『近江学』の謹呈など様々な特典をご用意しています。滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。お待ちしています。

2022-03-15T18:09:30+09:002021年3月28日|公開講座, 近江学フォーラム|

【重要なお知らせ】令和2年度 近江学研究所の活動自粛について(令和2年5月25日時点)

(新型コロナウィルスへの対応 令和2年5月25日時点)

近江学研究所では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため7月までの講座を中止し、9月からの講座開催を目指して準備を進めてきましたが、成安造形大学危機管理委員会で新型コロナウィルス対応について協議を続けてきた結果、やむなく今年度の近江学研究所主催の全講座中止と対外的な活動の自粛を決定いたしました。
すでに9月以降の講座をお申込みの皆様、開催を楽しみにされていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
また、現在のところ、新型コロナウィルスの感染状況は沈静化に向かっていますが、第二波、第三波の発生も懸念されるため、誠に申し訳ございませんが、今年度の近江学フォーラム事業につきましても一部中止・延期いたします。
つきましては、2020年度にご入会の皆様の会員期間を2021年度まで延長し、今年度中止・延期となった内容を2021年度に改めて実施させていただきます。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

                        2020年5月25日
成安造形大学 学長(危機管理委員会委員長) 岡田 修二
附属近江学研究所 所長 小嵜 善通

 

2020年度 成安造形大学附属近江学研究所の取組みについて

【公開講座】全講座中止

講座種別

記号

日程

講座名

講師

予定

特別
公開講座

5月23日(土)

生命(いのち)あふれる琵琶湖水系

今森 光彦氏

中止

連続講座
(1)

6月20日(土)

近江―くらしのかたち
「自然と共生する持続可能社会の姿」

内藤 正明氏

連続講座
(2)

7月18日(土)

近江―受け継ぐかたち
「水と人の暮らしに迫る」

髙橋 順之氏
膽吹 邦一氏

写生会
(1)

5月30日(土)

淡海の夢2020写生会
―坂本・石垣と里坊の町写生会

永江 弘之

写生会
(2)

10月3日(土)

淡海の夢2020写生会
―近江八幡・八幡堀と城下町写生会

永江 弘之

中止

【会員限定講座】全講座中止

講座種別

記号

日程

講座名

講師

予定

会員限定
講座

A

6月27日(土)

川とはぐくむ 琵琶湖
―源流・支流・本流―

金 再奎氏
加藤 賢治
石川 亮

中止

会員限定
講座

B

7月11日(土)

アメノウヲと秋の夕暮れ

藤岡 康弘氏

会員限定
講座

C

9月26日(土)

安曇川をめぐる文化財
―その立地と成り立ち―

清水 安治氏
山本 晃子氏

中止

会員限定
講座

D

11月28日(土)

川の記憶、川の記録
―和邇川流域の暮らしと歴史文化―

高橋 大樹氏

会員限定
講座

E

12月19日(土)

川と観音さま
―民衆とともにある観音―

佐々木 悦也氏

現地研修

10月17日(土)

安曇川流域の信仰を訪ねる

清水 安治氏
山本 晃子氏

【「棚田・里山、湖辺の郷 淡海の夢2020風景展」公募および展覧会】中止

【文化誌近江学「第13号」の発刊】令和3年1月から令和4年1月に延期

2022-03-30T16:59:28+09:002020年5月25日|お知らせ, 公開講座, 近江学フォーラム|

【重要なお知らせ】 近江学研究所主催の講座の中止につきまして(令和2年4月1日時点)

【重要なお知らせ】
近江学研究所主催の講座の中止につきまして
(新型コロナウィルスへの対応 令和2年4月1日時点)

新型コロナウイルス感染拡大の状況のなか、近江学研究所の講座の開催につきましては、成安造形大学危機管理委員会において情報を収集しながら協議を重ねてきました。結果、皆様の健康と安全を第一に考え、また感染拡大防止に努めるという社会的責任を果たすためにも、やむなく今年度予定しておりました講座の一部中止を決定いたしましたので、ご案内申し上げます。中止となる講座につきましては、下のスケジュール表をご確認ください。(※一部は日程変更を検討中)

尚、現在開催予定の9月以降の講座につきましても、今後、政府の方針などにより、中止も含め変更することが考えられます。変更等の場合は本学ホームページ・近江学研究所ホームページを通じてご案内いたします。

また、今年度も近江学フォーラムの会員募集は行いますが、会員特典の1つとして受講していただける講座の一部中止がすでに決定しております。予めご了承の上、お申込みくださいますようお願いいたします。中止となった講座の受講に代わる特典の付与につきましては現在検討しており、全講座の日程終了後に決定する予定です。

近江学研究所主催の講座を楽しみにしてくださった皆様には、急なご案内となりご迷惑をおかけしますが、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

                        2020年4月1日
成安造形大学 学長(危機管理委員会委員長) 岡田 修二
附属近江学研究所 所長 小嵜 善通

2020年度 成安造形大学附属近江学研究所 講座スケジュール 

【公開講座】

講座種別

記号

日程

講座名

講師

予定

特別
公開講座

5月23日(土)

生命(いのち)あふれる琵琶湖水系

今森 光彦氏

中止

連続講座
(1)

6月20日(土)

近江―くらしのかたち
「自然と共生する持続可能社会の姿」

内藤 正明氏

連続講座
(2)

7月18日(土)

近江―受け継ぐかたち
「水と人の暮らしに迫る」

髙橋 順之氏
膽吹 邦一氏

写生会
(1)

5月30日(土)

淡海の夢2020写生会
―坂本・石垣と里坊の町写生会

永江 弘之

写生会
(2)

10月3日(土)

淡海の夢2020写生会
―近江八幡・八幡堀と城下町写生会

永江 弘之

開催
予定

【会員限定講座】

講座種別

記号

日程

講座名

講師

予定

会員限定
講座

A

6月27日(土)

川とはぐくむ 琵琶湖
―源流・支流・本流―

金 再奎氏
加藤 賢治
石川 亮

中止

会員限定
講座

B

7月11日(土)

アメノウヲと秋の夕暮れ

藤岡 康弘氏

会員限定
講座

C

9月26日(土)

安曇川をめぐる文化財
―その立地と成り立ち―

清水 安治氏
山本 晃子氏

開催
予定

会員限定
講座

D

11月28日(土)

川の記憶、川の記録
―和邇川流域の暮らしと歴史文化―

高橋 大樹氏

会員限定
講座

E

12月19日(土)

川と観音さま
―民衆とともにある観音―

佐々木 悦也氏

現地研修

10月17日(土)

安曇川流域の信仰の訪ねる

清水 安治氏
山本 晃子氏


※今後、政府の方針などにより、開催予定の講座についても中止も含め変更することが考えられます
最新の情報は本学ホームページ・近江学研究所ホームページを通じてご案内いたします。

2022-03-30T16:58:09+09:002020年4月1日|お知らせ, 公開講座, 近江学フォーラム|

近江学フォーラム会員限定講座第5回「里坊―律院の庭園と西教寺本堂大壁画」

近江学フォーラム会員限定講座第5回 「里坊―律院の庭園と西教寺本堂大壁画」
日時:12月14日(土)10:20~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:加藤 賢治(本学准教授・本研究所副所長)
ゲスト:木村 至宏(本学名誉教授・本研究所顧問)

加藤賢治副所長

加藤賢治副所長


木村至宏顧問

木村至宏顧問


 文化誌「近江学」11号、テーマ「里のいとなみ」の中で、発表した講座タイトルと同名の論考について、筆者である加藤副所長が解説しました。
 「門前町坂本には名勝庭園を有する里坊が点在するが、その作庭の背景には、比叡山で厳しい修行をしてきた僧侶のある種の「悟り」に近い思想が流れているのではないか。」「また、西教寺の本堂にある日本画家三輪牒勢が描いた大壁画は、江戸時代初期の禅僧沢庵禅師が西教寺を訪れた時に、詠んだ詩がもとになっている。」と解説した後、ともに自然の中に人間が溶け込み、草木も動物も安らかに暮らす浄土を表しているのではないかと里坊と壁画の共通点をまとめました。そして、最後の20分西教寺の話のつながりということで、木村至宏顧問が、西教寺を菩提寺とする明智光秀の人柄を西教寺に残る文書や、木像、梵鐘などの資料を紹介しながら解説されました。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公の舞台をしっかり学ぶことができ満足でしたという感想が多く聞かれました。

近江学フォーラム会員限定講座第4回「風景から識る近江―文学作品を通して―」報告

近江学フォーラム会員限定講座
「風景から識(し)る近江 ―文学作品を通して―」
日時:11月23日(土・祝)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:西本 梛枝 氏(文筆業(日本ペンクラブ・日本詩人クラブ・観光ジャーナリスト会議等々  会員)旅や観光に関した記事、随筆を主に執筆。)

西本梛枝氏

西本梛枝氏


 多くの文学作品中で描かれた「文学風景」を、作家のまなざしを想像しながら、その土地をたどっていく醍醐味を西本氏に講演いただきました。本講座では、井上靖『星と祭』、勝海舟『氷川清話』を題材に、文学作品を読み解かれました。
 「日常の中で〝見なれた風景〟になったその土地が、新鮮なものにしてくれることがわかってくる。」「文学作品たちからもらう〝ちょっとしたきっかけ〟は人の人生を豊かにする」。西本氏の感性豊かな語りから、作家たちが近江の風景からすくい取った近江の豊かさに触れることができる講座となりました。
[講師プロフィール]
西本 梛枝 氏(文筆業(日本ペンクラブ・日本詩人クラブ・観光ジャーナリスト会議等々  会員)旅や観光に関した記事、随筆を主に執筆。)
1945年、島根県生まれ。文筆家。神戸大学教育学部卒業。日本ペンクラブ、日本詩人クラブ、日本現代詩人会、観光ジャーナリスト会議会員。
3年間小学校教師を勤めた後、民放テレビで「東海自然歩道」の紹介番組を担当したのを切っ掛けに旅行ガイドブックや紀行書の執筆。一方で、テレビ、ラジオで旅を書いたり語ったり。著書は『鳰の浮巣』、『湖の風回廊』などがある。

近江学フォーラム会員限定講座第3回「甲賀の神仏―櫟野寺を中心として―」報告

近江学フォーラム会員限定講座第3回 「甲賀の神仏 ―櫟野寺を中心として―」
日時:9月21日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:髙梨 純次 氏(日本美術史専攻、公益財団法人秀明文化財団参事)

髙梨純次氏

髙梨純次氏


 近江に現存する秘仏、一般公開されていないものも含め200余点の仏像、神像をカラー写真と文章でまとめた『近江の祈りと美』を出版された髙梨氏に、甲賀の平安彫刻について講演いただきました。この講座は、10月に行う近江学フォーラム現地研修『甲賀の里をゆく』の事前学習として開催しました。講座では、甲賀市は多くの文化財が伝えられている滋賀県の中でも、本山寺院が多い大津市に次いで、二番目の数量を誇っていること。特に、櫟野寺や阿弥陀寺(甲賀市櫟野)には平安古像が集中して伝えられていることを事例を基に解説いただきました。また、現存する神像や仏像について、近年の研究成果を踏まえながら、見学されるに際しての見どころなどについてお話しいただきました。
[講師プロフィール]
髙梨 純次 氏(日本美術史専攻、公益財団法人秀明文化財団参事)
昭和28年(1953年)京都市に生まれる。同志社大学大学院文学研究科博士前期課程修了。滋賀県立琵琶湖文化館から滋賀県立近代美術館に勤務、学芸課長をつとめ、現在は(公財)秀明文化財団参事としてMIHO MUSEUMの研究・展示を担当。著書は『近江祈りと美』(写真・寿福滋、サンライズ出版)、『近江の古像』(思文閣出版)など。

2019近江学フォーラム会員限定講座第2回「衣生活用具からみる里の暮らし」報告

近江学フォーラム会員限定講座第2回 「衣生活用具からみる里の暮らし」
日時:7月13日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:須藤 護 氏(民俗学者、龍谷大学 名誉教授、龍谷大学 里山学研究センターフェロー)

須藤護氏

須藤護氏


 大津市田上牧地区にある田上郷土史料館に収蔵された民具の調査を10年かけてされている須藤護氏をお迎えし、民具から土地の暮らしを読み解いていただきました。
 郷土史料館が設立されたのは昭和43(1968)年。収蔵品のうち最も充実しているのが衣生活に関わる資料で、現在80歳から90歳くらいのおばあさんが、田上にお嫁に来るときに持って来られた日常着、作業着、訪問着その他美しい小物類がたくさん保管されています。この豊富な衣生活用具を通して、当時の田上の女性たちがいかに賢い暮らしを築いてきたか、その暮らし方をひとつひとつ解説いただきました。この調査を経て、2019年2月8日に国の登録有形民俗文化財として文科相へ答申されることになりました。地元の方々の継続的な調査への協力が結実し文化財登録につながったと須藤氏は語られました。
[講師プロフィール]
須藤 護 氏(民俗学者、龍谷大学 名誉教授、龍谷大学 里山学研究センターフェロー)
1945年、千葉県生まれ。民俗学者。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。日本観光文化研究所(近畿日本ツーリスト)、大学共同利用機関放送教育開発センター教員、龍谷大学国際文化学部教授を経て現職。著書に『木の文化の形成  日本の山野利用と木器の文化』(未来社)、『雲南省ハニ族の生活誌』(ミネルヴァ書房)などがある。2010年、今和次郎賞受賞。

2019近江学フォーラム会員限定講座第1回「近江と美濃を結ぶ里―奥伊吹・甲津原」報告

「近江と美濃を結ぶ里 ―奥伊吹・甲津原」
日時:6月29日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:髙橋 順之 氏(米原市教育委員会歴史文化財保護課主、伊吹山文化資料館学芸員) 

髙橋順之氏

髙橋順之氏


 米原市で歴史文化・資料館運営を通して広く市民に伊吹山の自然・歴史文化について教育普及に努められている髙橋順之氏をお迎えし、国の重要文化的景観「東草野の山村景観」に登録された奥伊吹・甲津原集落について講演いただきました。
 奥伊吹・甲津原集落は、標高520メートルの高地にあり、西日本屈指の豪雪地として知られており、かつて、3本の峠道で湖北と美濃を結ぶ拠点であったことから、顕教踊りや廻り仏、能面などの古い文化や文化財が入り込み、里人によって伝承されてきました。甲津原や坂下の村々が、山深い集落でありながら閉塞した土地ではなく、峠を介した往来がさかんな地域であったことが具体的な事例をもとに語られました。
[講師プロフィール]
髙橋 順之(たかはし・のりゆき)氏
1962年、滋賀県生まれ。奈良大学文学部史学科卒業。伊吹町教育委員会を経て、現職。滋賀県立大学非常勤講師。専門は日本考古学。著作に『伊吹山を知るやさしい山とひと学の本』(監修・共著)、『伊吹山物語―神の山と歩む上野人―』(編集・共著)、「近江の上平寺城から小谷城へ」(『中世城館の考古学』高志書院)などがある。

2019年度近江学フォーラム会員募集開始いたしました!


滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。
近江学フォーラムは、1年を通して1つのテーマを多角的に学びます。
2019年度の特集テーマは《里のいとなみ》です。
みなさまの近江学フォーラムへのご参加をお待ちしております。
2019年度近江学フォーラムの期間は、2019年4月1日~2020年3月31日です。
会員は随時募集しております。※途中入会でも年会費は同額です。
>> 詳しくはこちらをご覧ください

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