近江学研究所の活動の進捗

近江の催し:2009年12月

2008年10月1日(水)~2010年3月31日(水)
井伊直弼と開国150年祭 開国記念館特別展
彦根城(彦根市)
日本を開国へと導いた大老・井伊直弼の功績や開国当時の様子を映像やジオラマ、パネルなどで紹介しています。

9月1日(火)~12月13日(日)
若冲ワンダーランド
MIHO MUSEUM(甲賀市)
最近新たに発見され初公開となる「象と鯨図屏風」を中心に、国内外の若冲の作品から、ワンダーランドの呼び名にふさわしい作品が展示されます。

9月19日(土)~12月13日(日)
北大路魯山人―美と食の巨人が挑んだ世界―
滋賀県立陶芸の森 陶芸館(甲賀市)
「美と食の巨人」とよばれた北大路魯山人の芸術活動の出発点となる書や篆刻をはじめ、絵画、漆芸、金工、そして同氏が最も力を注いだ陶芸作品約二百三十点が展示されます。

12月1日(火)~ 12月13日(日)
第63回 滋賀県美術展覧会
滋賀県立近代美術館(大津市)
滋賀県芸術祭の一環として開催されます。平面・立体部門と工芸・書道部門の2期に分けて展示。

11月21日(土)~2010年1月17日(日)
特別陳列 よみがえった文化財―琵琶湖文化館の収蔵品と修復の世界―
県立安土城考古博物館(安土町)
琵琶湖文化館の収蔵品を主に修復された文化財を展示。

12月6日(日)
太郎坊宮お火焚大祭
太郎坊宮(阿賀神社)(東近江市)
今年で52周年を迎えるお火焚大祭は、除災招福の神として知られる太郎坊宮(阿賀神社)の火祭りです。神道護摩としては、日本随一の規模を誇るといわれています。

12月19日(土)
鏡のとがらい祭り
鏡神社(蒲生郡竜王町)
鏡の宿で元服した源義経を偲び、子どもと老人の語りのある楽しい祭りとして今日に至ります。子ども達が鐘と太鼓を打ち鳴らし「とうがらい、まあがらい、まあがあったらとうがらい」と大声ではやしながら里内を練り歩くことから「とがらい祭り」と呼ばれます。

12月31日(木)
除夜の鐘
比叡山延暦寺(大津市)
年末年始の大行事。根本中堂の特別法話に続く鬼追いの儀式は毎年長蛇の列。除夜の鐘はゆく年くる年にも放映されている。

2009-11-16T10:09:16+09:002009年11月16日|近江イベントカレンダー|

第一回近江学フォーラム現地研修「湖北 観音の里めぐり」報告

10月17日(土)近江学フォーラム現地研修-湖北 観音の里めぐり-を実施しました。バスでの現地研修。午前8時45分JRおごと温泉集合。木村至宏近江学研究所所長の車内での講演が始まり、一路湖北へと出発しました。木村所長のガイドは快調!いつものわかりやすく楽しい解説で、白洲正子がたどった湖西路を進み観音の里へ。
湖北の観音様は重要文化財のものを含め美しい仏像がたくさんあることで全国的に著名ですが、今回の研修は、村人が輪番で村のお堂をお守りするという、そういう形式を今に伝える集落にしぼって4つのお堂を訪ねました。
石道(いしみち)という集落にある石道寺(しゃくどうじ)では、湖北の観音の里を舞台とした井上靖の名著『星と祭』の一節を木村所長が朗読され、作家が見る十一面観音の「美」を語られました。あいにくの曇天で一時的に激しい雨がこのタイミングで降りましたが、堂内に響く雨音は水の神様である十一面観音のBGMとなり、すがすがしく心地の良いものとなりました。
現地研修ということで湖北に観音が多い理由や時代とともに変化する仏像の形式のことなど、日本美術史を専門とする小嵜研究員による詳しい解説もあり、40名のフォーラム会員参加者の目は真剣そのものでした。
木村所長は「お堂の観音様の姿は今後も変わることはありませんが、それを拝観する皆さんの心は変化しています。機会があれば何度でもこの湖北の観音様を訪ねてください」と現地研修を締めくくられました。
午後3時半、雨もあがり少し晴れ間が見える湖北の琵琶湖。竹生島を車窓に見ながら帰途に着きました。
次年度の研修の企画を考えながら・・・。

報告:近江学研究所 研究員 加藤賢治



近江の催し:2009年11月

11月2日(月) (しとぎ祭)・3日(火・祝) (妹子行列)
しとぎ祭(妹子行列)
小野神社(しとぎ祭)、小野・和邇地域一帯(妹子行列)(大津市)
小野神社の祭神の一人である米餅搗大使主命が、わが国で最初に餅をついた神という伝説にちなみ、神前に餅をささげて感謝し、その年の五穀豊穣を祈る祭。また、遣隋使・小野妹子の出身地である小野の集落を含む和邇地域において、歴史衣装行列や商店街を中心としたイベント等が開催される。

11月3日(火・祝)
近江神宮「流鏑馬」近江神宮(大津市)
近江神宮で、平成2年に御鎮座50年祭および平成御大典の奉祝行事として、武田流鎌倉派流鏑馬神事が奉納された。それを機縁とした11月3日の文化の日を祝する行事。

2008年10月1日(水)~2010年3月31日(水)
井伊直弼と開国150年祭 開国記念館特別展
彦根城(彦根市)
日本を開国へと導いた大老・井伊直弼の功績や開国当時の様子を映像やジオラマ、パネルなどで紹介しています。

9月1日(火)~12月13日(日)
若冲ワンダーランド
MIHO MUSEUM(甲賀市)
最近新たに発見され初公開となる「象と鯨図屏風」を中心に、国内外の若冲の作品から、ワンダーランドの呼び名にふさわしい作品が展示されます。

9月19日(土)~12月13日(日)
北大路魯山人―美と食の巨人が挑んだ世界―
滋賀県立陶芸の森 陶芸館(甲賀市)
「美と食の巨人」とよばれた北大路魯山人の芸術活動の出発点となる書や篆刻をはじめ、絵画、漆芸、金工、そして同氏が最も力を注いだ陶芸作品約二百三十点が展示されます。

9月19日(土)~11月8日(日)
戦国の城―安土城への道
安土城考古博物館(蒲生郡)
寺社や村を城塞化した戦国時代の城から一挙に近世城郭のモデルともなった安土城。その変遷を発掘調査の成果とともに安土城築城についての背景を探ります。

10月10日(土)~11月23日(月・祝)
湖都大津 社寺の名宝
大津市歴史博物館(大津市)
1958年、大津市内の観光社寺が協力して「湖信会」が結成されました。その湖信会が創られて丸50年を迎えたことを記念して、普段訪れても拝観できないこれら観光社寺の名宝が展示されます。

10月27日(火)~11月29日(日)
膳所藩主のブレーン・皆川淇園の文人画
大津市歴史博物館(大津市)
膳所藩主本多康完に招かれ、藩の教学の振興に関わった京都の大儒学者皆川淇園(1735-1807)は、膳所藩校遵義堂の設立推進者です。今回は知られざる淇園の文人画の世界が紹介されます。

10月31日(土) ~11月23日(日)
伝統と革新 -日本画の時代-
滋賀県立近代美術館(大津市)
日本画コレクションの中から、小倉遊亀の院展出品作をはじめ、優れた日本美術院の作家の大作、また郷土滋賀県出身の岸竹堂や山元春挙など、画壇に勇名を馳せた大家たちの大作が出展されます。

7月18日(土)~11月23日(月/祝)
骨の記憶 -あなたにきざまれた五億年の時-
滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)
私たちの体に残された五億年の進化のおもかげを、骨や歯を通してさぐります。約200点の骨格標本が並ぶ展示室で骨のもつ魅力や骨格標本づくりの楽しさを感じることができます。

2009-10-15T13:43:39+09:002009年10月15日|近江イベントカレンダー|
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