おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
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「近江と美濃を結ぶ里 ―奥伊吹・甲津原」
日時:6月29日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:髙橋 順之 氏(米原市教育委員会歴史文化財保護課主、伊吹山文化資料館学芸員)
「淡海の夢2019 仰木・棚田里山写生会」
日時:6月8日(土)10:50~12:20
場所:大津市仰木周辺
講師:永江 弘之 (本学教授・本研究所研究員)、待井 健一(本学非常勤講師)
淡海の夢2019写生会 仰木・里山棚田写生会 お申し込みのみなさま
本日の写生会は、開催いたします。
ただし、お昼頃の小雨の予報があります。
雨が強く降る場合は、途中で中止となる可能性があります。
その点をご了承いただき、ご参加の判断をお願い致します。
お気をつけて、お越しください。
近江学研究所 6月8日(土)7:15
連続講座 近江のかたちを明日につなぐ「近江〜食のかたちー料理が伝える文化とは!?」
日時:5月18日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:川西 豪志 氏(株式会社木馬代表取締役、ひさご寿し料理長)
対談:石川 亮 (本学准教授・本研究所研究員)
特別公開講座「日本の食とお茶 -近江の食文化にからめて-」
日時:2019年4月27日(土)14:00〜15:30
場所:コラボしが21 大会議室
講師:熊倉 功夫 氏 (MIHO MUSEUM館長、国立民族学博物館 名誉教授)
2019年度特別公開講座として、2013年「和食;日本人の伝統的な食文化」 としてユネスコの無形文化遺産に登録にご尽力された熊倉功夫氏をお迎えし開催しました。
講演では、私たちにとって「和食」とはなにかをお話しいただきました。古来から自然の中に存在する霊的なものと人との交信のかたちとして、「行事食」があることを「花見」から読み解かれ、そこには日本人のもつ移ろいゆく自然を尊重する姿、恵みに対する感謝の気持ちが表れている。また、鎌倉初期から始まった茶の湯文化生み出した「会席」にもある一汁三菜が、今の家庭料理につながっている。「家庭料理」は、旬のものを食べ、つくる人が 食べる人の顔を思い浮かべてつくられる。それが「食文化の原点」として、一番大切な姿であることが話されました。
講座の後半では、本研究所加藤副所長より、熊倉氏とともに4月頭に大津市仰木地区へ訪れ、仰木のハレの食事をとっていただいた様子をスライドで報告しました。
熊倉氏からは、納豆餅という滋賀県内の他の地域に見られない独特の食文化に驚いたというエピソードが紹介され、近江には各地に家庭の中に生きている郷土料理・和食の文化がある。それは、とても価値があることで、ぜひ後世に引き継いでほしいと語られました。
ほぼ満席の約150名の受講者から、大変満足度の高い感想をいただきました。
[当日プログラム]
13:30開場・受付/14:00講演開始/15:30講演終了
[会場]
コラボしが21 大会議室
〒520-0806 滋賀県大津市打出浜2番1号
[講座内容]
ご存知の通り日本の食文化は、2013年に「和食;日本人の伝統的な食文化」 としてユネスコの無形文化遺産に登録され、ますます世界各国からその文化 の魅力が注目されています。今回の特別公開講座では、この無形文化遺産の登録に尽力された熊倉功夫先生にご登壇いただきます。日本の食文化の歴史に始まり、無形文化遺産登録の意義、日本食に欠くことができないお茶、そして近江の食文化についても触れていただきます。
[講師プロフィール]
熊倉功夫 氏(MIHO MUSEUM 館長・国立民族学博物館 名誉教授)
1943年 東京生まれ。東京教育大学卒業。文学博士。筑波大学教授、国立民族学博物館教授、林原美術館館長、静岡文化芸術大学学長などを歴任。2013年中日文化賞受賞。著書に『日本料理の歴史』、『茶の湯といけばなの歴史 日本の生活文化』、『後水尾天皇』、『文化としてのマナー』、『現代語訳南方録』、『茶の湯日和 うんちくに遊ぶ』、『日本人のこころの言葉 千利休』、『熊倉功夫著作集』全7巻、等。専門分野:日本文化史、茶道史。平成30年度第4回「和食文化京都大賞」受賞。
滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。
近江学フォーラムは、1年を通して1つのテーマを多角的に学びます。
2019年度の特集テーマは《里のいとなみ》です。
みなさまの近江学フォーラムへのご参加をお待ちしております。
2019年度近江学フォーラムの期間は、2019年4月1日~2020年3月31日です。
会員は随時募集しております。※途中入会でも年会費は同額です。
>> 詳しくはこちらをご覧ください
このたび、近江学研究所では、初年度から発刊して参りました文化誌『近江学』第11号(特集 里のいとなみ)を出版いたしました。
11号を機に、デザインを成安造形大学卒業生のグラフィックデザイナーの塩谷啓悟さん、編集をアートディレクターで活躍している玉置慎輔さんを迎えて、デザインリニューアルをしました。
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発行 成安造形大学附属近江学研究所 〒520-0248滋賀県大津市仰木の里東4丁目3-1
発行人 西久松 吉雄
編集長 小嵜 善通
デザイン 塩谷 啓悟 http://shiotanikeigo.com/
編集 玉置 慎輔
校正 岸田 幸治(サンライズ出版株式会社)
カバー写真 寿福 滋
印刷 宮川印刷株式会社
発売元 サンライズ出版株式会社 〒522-0004滋賀県彦根市鳥居本町655-1 TEL 0749-22-0627
発効部数 1,200部
定価 1,800円+税
ISBN 978-4-88325-651-8 C1420
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〈内容紹介〉
特集テーマは「里のいとなみ」。里山をテーマに世界で活躍する写真家今森光彦氏の写真レポートを始め、日本画家三輪晁勢が描いた「坂本の里坊」の考察、近江各地の里で守られる仏像と人びとの「結縁」の姿、万葉の里を訪ねる旅のエッセイ、瀬田・田上地域に収蔵された「民具」からその地を読み解く民俗学の論考、甲賀市信楽の「朝宮茶」「信楽焼」の職人たちへの取材など、「里のいとなみ」をテーマにした多彩な論考を収録。
〈目次〉
「里は物語る」
木村至宏(近江学研究所顧問)
「里という自然」
今森光彦(写真家)
「里の仏像、結縁する人びと」
伊東史朗(和歌山県立博物館館長、京都国立博物館名誉館員)
「江濃を結ぶ里―奥伊吹・甲津原ー」
髙橋順之(米原市教育委員会歴史文化財保護課主幹)
「古歌が繋ぐ古代と現代―万葉の地に遊ぶ―」
西本椰枝(文筆家)
「田上郷土史料館収蔵民具からみる里の暮らし」
須藤護(龍谷大学名誉教授・同大学里山学研究センター研究フェロー)
「里坊 律院の庭園と西教寺本堂大壁画」
加藤賢治(近江学研究所副所長)
「循環するスミカ―仰木の里山から―」
大岩剛一(近江学研究所客員研究員)
「里の伝説 仰木―「佐治の手」と「源満仲公」
永江弘之(近江学研究所研究員)
「湖北の里 下丹生」
吉村俊昭(近江学研究所研究員)
「旧跡 寝物語の里」
小嵜善通(近江学研究所研究員)
「蒲生野の里を訪ねて」
寿福滋(写真家)
「近江の風景を描く―白洲正子の世界」
西久松吉雄(近江学研究所所長)
「朝宮の茶 茶の進化を育む土地」
真下武久(近江学研究所研究員)
「里の生業―受け継ぐ精神―信楽勅旨 陶璃窯」
石川亮(近江学研究所研究員)
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□ 大学内 附属近江学研究所にて 成安造形大学 本館棟1階事務所内
今年で16年目を迎える「淡海の夢2018風景展」が開催しました。
公募による一般の方の絵画や写真作品を展示しています。
今年も風景画の魅力がつまった47作品があつまりました。
ぜひ、ご高覧ください。
【展覧会概要】
棚田・里山、湖辺の里 淡海の夢2018風景展 (おうみのゆめ)
会期 12月1日(土)~12日(水)
時間 11:00~17:00
会場 成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト
休館日 日・月曜
入場無料
関連企画 アーティストトーク
12月1日(土)13:00~15:00
会場 I棟1階プレゼンルーム(アートサイト横教室)
企画・監修/永江弘之(ながえひろゆき)(成安造形大学教授)
協賛/株式会社クサカベ、ホルベイン画材株式会社
主催/成安造形大学附属近江学研究所
問合せ 成安造形大学附属近江学研究所 077-574-2118
出品作品
47作品
一般公募作品 33点
学生選抜作品 11点
賛助作品 3点
【受賞作品】
クサカベ賞 5点
金田 幸雄 「日吉大社 渓流」
中村 忠治 「春まだ遠し」
田中 裕之 「湖西の朝」
岩﨑 恵子 「ハーモニー」
端根 黎香 「黄昏時」
ホルベイン賞 5点
藤井 誠 「棚田(1965年大津市仰木の里写真集より)」
宮北 美智子「懐かしい田園風景」
中田 あかね「棚田」
正井 恵未 「無題」
森山 遥香 「日向の古舟」