完成した布カルタ。カルタの担当だった永江研究員にお披露目。

完成した布カルタ。カルタの担当だった永江研究員にお披露目。


大津市のボランティアグループ「布絵本サークルさえずり」は、
50~80代の洋裁を得意とするお母さんたちの集まりです。
その「さえずり」のみなさんが、
昨年4月に近江学研究所が研究活動の成果として発表した「仰木ふるさとカルタ」を
布絵本の題材にして、制作をされました。
昨年の7月頃から制作をはじめられ、この度48枚が完成し、
展覧会にてお披露目をすることになりました。
干し柿もひとつひとつが膨らみをつくっています

干し柿もひとつひとつが膨らみをつくっています


背景などの布は染めなおしたり、昔の布を使ったりと工夫しています

背景などの布は染めなおしたり、昔の布を使ったりと工夫しています


7月は、滋賀銀行本店ロビーにて展示されます。
8月は、仰木ふれあい夏祭りに合わせて、近江学研究所とタイアップ!
会場である仰木太鼓会館にて1日だけですが展示し、
仰木のみなさんに布カルタをお披露目します。
1枚1枚に絵に合わせて技法が工夫され、
とても魅力的な布カルタになっています。
ぜひ、興味がある方はご覧ください。

カルタの解説書布カードも。文字はすべて手書きです。

カルタの解説書布カードも。文字はすべて手書きです。


展示情報(1)
日時:2014年7月1日(火)~7月31日(木) 9:00~14:30 土日祝休み
場所:滋賀銀行本店ロビー(京阪浜大津より徒歩5分)
作品:鈴木靖将作「ごんぎつね」、成安造形大学製作「仰木ふるさとカルタ」など展示します。
展示情報(2)
日時:2014年8月2日(土) 17:30~20:30
場所:仰木ふれあい夏祭り会場 仰木太鼓会館前広場
作品:成安造形大学製作「仰木ふるさとカルタ」
「仰木ふるさとカルタ」について 
学生12名が参加し、2年をかけて、
大津市仰木地区のおじいちゃんおばあちゃんから生活文化の聞き取りをし、
読札・絵札を制作しました。
昭和40~60年代の記憶のつまった、想いをこめた素敵なカルタです。
>>くわしくは、こちらから