おうみブログ2022-03-29T17:42:04+09:00

おうみブログ

近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。

近江の催し:2010年12月

9月4日(土)~2011年3月21日(月)
吉左衞門X LOUBIGNAC の空の下で
樂吉左衞門 フランスでの作陶 — 友人 アンドッシュ・プローデルと共に

佐川美術館(守山市)

10月5日(火)~12月19日(日)
秋季特別企画展「脇田美術館所蔵 脇田和 展 ―鳥と遊ぶ―」
佐川美術館(守山市)

9月4日(土)~12月12日(日)
「古陶の譜-中世のやきもの 六古窯とその周辺」
MIHO MUSEUM(甲賀市)

11月30日(火)~2011年1月16日(日)
第87回ミニ企画展 昭和14年卯年の年賀状
大津市歴史博物館(大津市)

11月30日(火)~12月12日(日)
第64回 滋賀県美術展覧会
滋賀県立近代美術館(大津市)

9月18日(土)~12月12日(日)
特別展「しがらきやき-直方の茶陶 春斎の壺-」
滋賀県立陶芸の森(甲賀市信楽町)

12月5日(日)
太郎坊宮お火焚大祭
太郎坊宮(東近江市)

12月18日(土)
鏡のとがらい祭り
鏡神社(蒲生郡竜王町)

2010年11月19日|Categories: お知らせ, 近江イベントカレンダー|

近江学フォーラム会員限定講座「古地図に探る近江 地図に探る滋賀」を開講しました。

講座名:古地図に探る近江 地図に探る滋賀
日 時:平成22年11月13日(土) 10:40~12:00
場 所:成安造形大学 聚英館三階 聚英ホール
講 師:松井善和(県立長浜高校校長・国際地図学会会員)

現在、県立長浜高校校長でおられる松井善和氏は、若いころから古地図を収集されてきました。そのきっかけは小学校のころお父さんから古い地図をもらい、常にそれに慣れ親しんできたことから始まります。大学では美術教育を専門とされていましたが、地理研究室にも出入りし、美術だけでなく地理の教員資格も習得されておられます。本格的に古地図のコレクションを始められたのは、教職につき収入を得だしたころからで40年近くになり、コレクションのために東京はもちろん、遠く北海道まで足を運ばれることもあるそうです。
 古地図のコレクションの話から始められた講演では、いたるところで古地図に対する思い入れが聞く者に伝わってきました。会場には最も大事にされている大判の近江の古地図二点が展示され、「地図を読む」ことの実践に始まり、近江から滋賀へ時代と共に変遷する有様を丁寧に、具体的にお話しいただきました。特に廃藩置県の混乱期の話や、滋賀県の市町村合併の歴史の中での変化や失われた地名の話では、その地域の聴講者も多く非常に興味深く聞きいっておられました。地名は単にそれだけでなく、受け継がれてきた歴史や文化そして人々の生活までも関わっており、残し継がれていくことの大切さを改めて認識させられました。

近江学研究所研究員 辻喜代治

仰木学区文化祭にて研究プロジェクトの展示をしました!

11月2日(火)~4日(木)、大津市仰木学区文化祭(主催:仰木学区文化協会)が大津市太鼓会館にて開催されました。近江学研究所では、前期(4~7月)に仰木(平尾地区)にて行なった近江学研究プロジェクト「里山〜水と暮らし」の「棚田の水系調査」成果について調査内容や、調査まとめの水系マップなどをまとめ、ポスター展示しました。文化祭では地元の子どもたちからお年寄りの方まで幅広い方が来られており、会場では、研究していることを初めて知ったよと声をかけていただいたり、棚田の水分配の難しさや、昔は子どもながらに農作業に役割があったとお話しくださるなど、反響がありました。地域に広く公開できる機会をいただくことができました。仰木学区文化協会、仰木市民センターの皆様ありがとうございました。


2010年11月5日|Categories: おうみブログ, イベント|

近江学B 「比叡山とふもとの文化」坂本フィールドワーク

比叡山とふもとの文化」坂本フィールドワーク
講師:近江学研究所研究員 加藤賢治
平成22年10月30日(土)

この日は午後1時に最澄が誕生したといわれる坂本「生源寺」に集合し、大師堂をお借りして比叡山と坂本の文化の概略をレクチャー、その後坂本界隈をフィールドワークしました。
案内は加藤が担当しました。
台風の影響が心配されましたが、何とか雨に降られることなく散策ができました。
レクチャーのはじめは比叡山の思想と修行、そしてそこで研鑽を積んだ高僧の話しを中心に行い、後半は穴太積や里坊、滋賀院、慈眼堂、東照宮等のふもとの文化について解説しました。

解説の後、2時半に生源寺を出発、牛尾山、石積みを見ながら滋賀院へ向かいました。滋賀院では「忘己利他」(もうこうりた)という最澄の教えや、千年の法灯、小堀遠州作といわれる庭園、涅槃図など見学しました。その後、家康・秀忠・家光の徳川三代の側近として仕えた天海大僧正の墓所である慈眼堂、13体仏、日吉大社をめぐって4時に現地で解散しました。

「学生たちは学外でのフィールドワークということで、日本仏教の中心地でじかにその文化に触れることができ満足そうでした。これを機会により日本文化に関心を持ってくれればと期待しています。

第2回近江学フォーラム現地研修「琵琶湖四島をめぐる」が実施されました!

10月16日(土)、近江学研究所主催「近江学フォーラム」会員限定の現地研修が行われました。
参加者71名、午前9時30分大津港出港、天気は快晴、琵琶湖汽船エコクルーズ船「megumi」で琵琶湖に浮かぶ四島(沖島・白石島・多景島・竹生島)をめぐりました。案内役は近江学研究所木村至宏所長。いつもの木村節も快調で四島をめぐりながら各島の解説や琵琶湖の民俗について詳しく語っていただきました。あまり上陸する機会がない多景島では、日蓮宗の「南無妙法蓮華経」という題目が彫られた題目岩を見学しました。
秋の一日、琵琶湖を満喫しました。

近江の催し:2010年11月

8月3日(火)~11月14日(日)
平山郁夫 東アジア 緑の大地
佐川美術館(守山市)

9月04日(土)~2011年03月21日(月)
吉左衞門X LOUBIGNAC の空の下で
樂吉左衞門 フランスでの作陶 — 友人 アンドッシュ・プローデルと共に
佐川美術館(守山市)

10月5日(火)~12月19日(日)
秋季特別企画展「脇田美術館所蔵 脇田和 展 ―鳥と遊ぶ―」
佐川美術館(守山市)

9月4日(土)~12月12日(日)
「古陶の譜-中世のやきもの 六古窯とその周辺」
MIHO MUSEUM(甲賀市)

9月14日(火)~11月28日(日)
第86回ミニ企画展「館蔵名品展」
大津市歴史博物館(大津市)

10月9日(土)~11月23日(火/祝)
大津 国宝への旅
大津市歴史博物館(大津市)

7月17日(土)~11月23日(火/祝)
企画展示 湖底探検 ~びわ湖の底はどんな世界?~
滋賀県立琵琶湖博物館(草津市)

9月18日(土)~11月7日(日)  10:00~17:00(火曜定休)
BIWAKOビエンナーレ2010
近江八幡市

10月1日(金)~11月23日(火/祝)
信楽まちなか芸術祭
甲賀市

9月10日(金)~11月28日(日)
ボーダレスアートミュージアムNO-MA企画展(ミクロとマクロ)
近江八幡市

10月17日(日)~11月23日(火/祝)
「御本尊千手観音立像」ご開帳
正明寺(蒲生郡日野町)

2010年10月19日|Categories: お知らせ, 近江イベントカレンダー|
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