2014年3月30日(土)、大津市仰木の古民家カフェ「キマッシ」にて、
大原研究員が企画に関わった美の滋賀サロン「農ある暮らしドキュメンタリー映画会」が開催されました。

仰木の里山の中にある古民家カフェ「キマッシ」

仰木の里山の中にある古民家カフェ「キマッシ」


桜が咲き始める、あたたかい日になりました

桜が咲き始める、あたたかい日になりました


「美の滋賀サロン」とは、
滋賀県が取り組む「美の滋賀」の事業のひとつ「美の滋賀ねっと推進委員会」が企画をする滋賀の美と出会い、その価値を再発見する機会をつくることが目的のサロンです。
今年度は8回開催しました。
その最後の会を、美の滋賀ねっと推進委員でもある大原研究員と映画監督長岡野亜さんがつくる活動ユニット「おうみ映像ラボ」が企画しました。
アットホームな会場に定員20名いっぱいの参加いただきました。

アットホームな会場に定員20名いっぱいの参加いただきました。


今回上映された映画は、滋賀県下で製作された、暮らしの在り方を知ることができる映画が2本。

『ハルとのの』(監督:丸谷 彰、製作:針畑生活資料研究会)/>>>詳細はこちら と、
『ほんがら』(監督:長岡 野亜、企画・製作:ひょうたんからKO-MA)>>>詳細はこちら
監督からの映画紹介の後、2本続けての上映があり、
その後、監督のトークが行われました。
丸谷 彰さん

丸谷 彰さん


長岡野亜さん

長岡野亜さん


丸谷彰監督が、朽木の針畑に入ったのは1974年。約40年前です。そこにある暮らしの道具に着目し、自然とともに生きるくらしを見つめてこられ、無くなりつつある「記憶」を記録してく意味についてお話しくださいました。長岡野亜監督は、近江八幡市島町で、50年ぶりに復活する「ほんがら松明」の祭を撮影するにあたって、二度と再現できない一瞬をとらえるむずかしさや、地域の人たちの祭への思いをしっかりとらえておくことなど撮影の裏話も交えてお話しくださいました。
トークの後には、和室に移動して、キマッシ特製の古代米のお茶菓子つきお茶セットをいただきながら、交流会を行ないました。
古代米をつかったおぜんざいとお番茶

古代米をつかったおぜんざいとお番茶


美の滋賀サロンは今年度で終了となりますが、「おうみ映像ラボ」の活動は続き、映画会の計画や、県下のドキュメンタリーの発掘や情報収集・発信などを行ってきます。
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美の滋賀サロン「農ある暮らしドキュメンタリー映画会」
13:30 挨拶&趣旨説明・美の滋賀ねっと推進事業の紹介(5 分)
13:35 映画上映会(145 分)
1、『ハルとのの』農村針畑の生活記録4  color  55 分 2000 年  
  監督:丸谷 彰 製作:針畑生活資料研究会 
2、農村再生ドキュメンタリー企画作品『ほんがら』 color  89 分 2008 年
  監督:長岡 野亜 企画・製作:ひょうたんからKO-MA
  受賞 第14 回平和・協同ジャーナリスト基金審査員特別賞/山形国際ドキュメンタリー映画祭2009 招待上映/
     イメージ・フォーラム・フェスティバル2009 観客賞
  特別協賛  アサヒビール株式会社
  助成    財団法人アサヒビール芸術文化財団
16:00 トークイベント(60 分)
監督のお二人が、撮影を通じて感じた滋賀の魅力について語ります。
17:00 交流サロン キマッシの和室でお茶をいただきながら。
18:00 終了
主催:おうみ映像ラボ
共催:美の滋賀ねっと推進委員会、滋賀県、
   ( 公財) 滋賀県文化振興事業団
協力: 針畑生活資料研究会、
   成安造形大学附属近江学研究所
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