永江研究員と学生研究スタッフ12名で取り組んでいる「仰木ふるさとカルタ」。
先月、地元の俳句会にご協力いただき、読み札が完成し、
只今、読み札に合わせて、絵札の制作を進めています。
先日、7月30日(月)、31日(火)、8月4日(日)の3日間、
「絵札づくり聞き取りワークショップ」と銘打ち、
学生が描いた絵札について、聞き取りし、絵を仕上げていくために、
仰木を訪ねました。
7月30日(月)は、上仰木自治会館にて、
31日(火)は、平尾自治会館にて
老人クラブのご協力で、集まっていただきました。
相談会の様相で、面と向かいあいながら、
学生が描いた絵札について、聞き取りし、絵を仕上げていきます。
お借りした、古い家族アルバム。
戦前からの様子がわかる、とても興味深く参考になる写真がたくさんありました。
8月4日(土)は、仰木地域の夏祭り「仰木ふれあい夏祭り」の催しのひとつとして
ワークショップを開催しました。
昨年開催した仰木コスモロジー展のミニ版として、
地蔵プロジェクトと合同開催しました。
▼2011年度に行った「仰木 水と記憶のコスモロジー」についてはこちらから
仰木太鼓会館にて、会場をつくり聞き取りを進めます。
つぎに、看板作り。
みんな、手が早く、とてもかわいい看板ができました。
また、地元の運営する屋台で腹ごしらえ。
カボチャコロッケ、かしわ飯、梅ジュース、たこ焼き、焼きそば。。。
開会すると、次々と顔なじみになった仰木のおじいちゃんおばあちゃんが来ていただき、
聞き取りが盛り上がっていきました。
絵札の細部についても、身振り手振りを加えて、教えていただきました。
学生たちの顔も充実しています。
夏祭りに参加することで、たくさんの方に仰木カルタを知っていただくことができました。
これから、8月、9月で絵札を仕上げていき、カルタ印刷への編集をすすめていくことになります。
ご協力いただいた、仰木学区老人クラブ連合会の皆様、仰木ふれあい夏祭り実行委員のみなさま、
ありがとうござました!