おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
日時:2018年6月23日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:木村 至宏(近江学研究所顧問)
タイトル:2018年度近江学フォーラム会員限定講座第1回「ユネスコ世界の記憶」登録記念 特別講座「朝鮮通信使と雨森芳洲」
概要
かつて日本と朝鮮国とは友好な外交関係にあり、朝鮮国から派遣された使節は、「朝鮮通信使」と呼ばれていた。これは両国の平和と善隣友好の象徴であった。その後徳川家康によって国交回復し、江戸時代12回に及ぶ使節団が訪日し善隣友好を重ねた。そのうち2回は、長浜市高月町出身の雨森芳洲が尽力し功績を残す。芳洲は対馬藩儒として 迎えられ、現地の教育と外交等にわたって大きな足跡を残したことを探る。
講師プロフィール
1935年、滋賀県生れ。大津市歴史博物館初代館長。成安造形大学教授を経て2000年同大学学長。ʻ09年成安造形大学名誉教授・同大学附属近江学研究所所長。‘16年同研究所顧問専攻日本文化史。ʻ96年第40回京都新聞文化賞受賞。ʻ04年滋賀県文化賞受賞。ʻ13年平成25年度地域文化功労者文部科学大臣表彰。主な著書「琵琶湖‐その呼称の由来」(2001サンライズ出版)、「日本歴史地名大系 滋賀県の地名」(1991共編著 平凡社)他多数。
詳細の報告は後日行います。
楽しい話を織り交ぜながら歴史の魅力を語る木村顧問
熱心に受講するフォーラム会員のみなさん
スライドを解説する木村顧問
日時:2018年4月21日(土)10:50~12:20
場所:聚英館 3階 聚英ホール
講師:西久松 吉雄(成安造形大学名誉 教授、近江学研究所 所長)
タイトル:特別公開講座「杜と地層の風景を描く-近江と西日本」
平成30年度(2018年度)一回目の特別公開講座として、2018年3月に成安造形大学を退任され、4月より名誉教授となりました日本画家西久松吉雄先生の講演を行いました。
80枚にも及ぶこれまでの作品の変遷をたどりながら、先生が地層や風景にどのように理解し作品につなげてきたのか、その制作の背景が語られました。
詳しいご報告は後日更新します。
西久松吉雄所長
会場の様子
『棚田・里山、湖辺の郷 淡海の夢2017風景展』の出品作品39点を、近江ギャラリーにアップしました。
力作ぞろいの近江の風景を描いた作品をご覧ください。
近江学研究所 西久松吉雄所長の特別公開講座を下記の内容で開催します。
特別公開講座「杜と地層の風景を描く-近江と西日本」
講師:西久松吉雄(近江学研究所所長・日本画家)
日時:2018年4月21日(土) 10:50~12:20
応募締切日:4月11日(水)
受講料:500円(当日受付にて徴収いたします)※本学学部生および研究生、2018年度近江学フォーラム会員は受講料無料
会場:成安造形大学
定員:180名
対象:中学生以上
《講座内容》
日本画家・西久松吉雄が、日常風景の中で出会い、また発見した非日常的な風景のかたちを象徴的に取り出した杜や古墳のある風景、日本列島の誕生と自然豊かな地形から生まれた日本の風土とその思想、そして地のかたちに即した生活空間のある里や町並みなどの風情を作品に込めてきた足跡をたどります。また近江と西日本の風景の魅力について、豊かな感性から表現された作品を通して語っていただき、自然との共存を考え暮らしのあり方を探ります。
ぜひお申し込みください。
>>>お申込みはこちらから
2017年12月27日(水)~2018年1月4日(木)の期間は、大学窓口は休業となります。
2018年1月5日(金)から、平常どおり開室します。
どうぞよろしくお願いいたします。
近江学研究所
日時:2017年11月4日(土) 10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:三日月 大造 氏(滋賀県知事)
岡田 修二(成安造形大学学長)
タイトル:連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」 近江学研究所設立10周年記念対談『近江~未来のかたち-近江のかたちを明日につなぐ-』
三日月知事と岡田学長の対談
三日月知事
岡田学長
西久松吉雄 近江学研究所所長よりごあいさつ
近江学研究所10年の活動をまとめた冊子をお配りしました
加藤賢治 近江学研究所副所長より 10年のあゆみを解説解説しました
琵琶湖の湖岸を対象にした作品を見ながら、琵琶湖との出会い、作品への想いを語る岡田学長
三日月知事、すべて滋賀産でつくられたジャケットで。生地は和紙で、ボタンは淡水パールの貝殻でつくられています。
滋賀の魅力はどこにあるのか、哲学的・思想的に探る岡田学長作成の概図に三日月知事も共感し、語りが深まっていきました。
平成29年10月14日(土)に、第9回近江学フォーラム 現地研修「草津宿と朝鮮人街道 八幡別院を訪ねて」を開催しました。
近江学フォーラム会員のみなさん70名、スタッフ9名が参加しました。天候が心配されましたが、午後には晴れ間が出るほどの研修日和の一日となりました。
ご参加いただいたみなさま、ご協力いただいた地域のみなさまありがとうございました。
(写真:永江弘之研究員)
2班に分かれて、草津駅から東海道へ向かいます。
草津宿本陣
八杉先生のわかりやすく面白い解説
貴重な本陣の内部についても解説。
草津宿街道交流館
学芸員さんより宿場町の成り立ちについてお話を聴く。
手の入ったお庭を見ながら昼食。
午後からは、近江八幡 本願寺八幡別院へ。
八幡別院 本堂
加藤副所長
今回初めての試み。自由に近江八幡の散策。思い思いに交流しながら歩きました。
伴家住宅
八幡掘
西久松所長から閉会のご挨拶
日時:2017年9月16日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:大岩剛一 氏(建築家・近江学研究所客員研究員)
タイトル:連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」『近江~住まうかたち-命とつながる藁と土の家づくり-』
ナビゲーターの永江弘之研究員との立ち話から講座が始まりました。
講師 大岩剛一 先生
日時:2017年9月30日(土)10:50~12:20
場所:成安造形大学 聚英ホール
講師:八杉 淳氏(草津市立草津宿街道交流館館長)
タイトル:近江学フォーラム会員限定講座「近江の街道の魅力~道は文化・情報の通り道」
近江の道をテーマにすすめてきました会員限定講座ですが、今回は「現地研修」の事前学習も兼ねて開講されました。講師は、草津宿街道交流館館長の八杉淳先生です。現地研修で訪ねる草津宿の話を中心に、東海道や中山道の宿場町の暮らしを丁寧に解説していただきました。
街道は、参覲交代の大名をはじめ、歴史の表舞台に名を馳せた人物や、名もない伊勢参りの旅人など、多くの人々が行き交いました。そして、重要なことは、それらの人々が、文化や情報をもたらしたということです。特に大名行列は、地方や中央の文化と情報を各宿場にもたらし、宿場の人々によって周辺地域にも広がっていきました。街道を通じて展開される交流は、現代のグローバリズムのように、一度に文化と情報が席捲するのではなく、程よく時間をかけて必要とされるものが伝わっていくというものであり、大量の情報に溺れることのない良き時代であったことが理解できました。
(加藤賢治)
【概要】
道の国・近江。江戸と京・大坂を結ぶ東海道や中山道など全国的な交通路とともに、村や町、隣国とを結ぶ多くの街道が通っていました。これらの街道は、参勤交代の大名をはじめ、歴史の表舞台に名を馳せた人物や、名もない伊勢まいりの旅人など、多くの人々が行き交い、旅人とともに文化や情報の通り道でもありました。近江の街道や宿場を中心に、江戸時代の街道や宿場、そして旅が果たした役割や、いまの私たちに伝えるものを探ってみたいと思います。
【講師プロフィール】
八杉 淳氏
1959年、兵庫県生れ。佛教大学大学院修士課程修了。草津市教育委員会教育部副部長兼草津市立草津宿街道交流館長・草津市史跡草津宿本陣館長。専攻は日本近世交通史・地域文化史。江戸時代の街道を歩く事で、当時の街道の姿や旅の実際を研究。著書に『近江の宿場町』・『近江東海道を歩く』(サンライズ出版)他多数。
本日10月21日(土)開催予定でした「淡海の夢2017」 坂本・石垣と里坊の町写生会は、
雨天のため中止致します。
どうぞよろしくお願い致します。
近江学研究所