5月23日、大津市坂本にて、公開講座「淡海(おうみ)の夢 坂本・石垣と里坊の町写生会」を開催しました。
曇り空の過ごしやすい写生日和となり、一般37名、学生約20名の方が受講されました。
講師は、風景画家・イラストレーション領域准教授の永江弘之研究員と、アーティストの阪東勲非常勤講師。
集合は、最澄が生まれたお寺である生源寺境内。
永江研究員より坂本の写生ポイント解説があった後、
滋賀院門跡前や、慈眼堂付近、日吉大社前など、思い思いの場所での写生を行いました。
今回ははじめて写生会に参加する方もおられ、開会の後に永江先生からレクチャーが行われました。
成安造形大学で取組んだ日吉大社蔵長沢芦雪筆「猿図絵馬」の復元模写した絵馬が完成し、先日(5月19日)に西本宮拝殿に奉納しました。
今年は日吉大社さんのご協力で、参加者の皆さんは特別に無料拝観ができ、学生の力作を皆さんに見ていただくことができました。
講評会は、生源寺境内にある別当大師堂にて行いました。
一人一人の作品について、講師より的確なアドバイスがあり、みなさん熱心に耳を傾けられていました。
次回の淡海の夢は6月20日(土)開催の仰木・棚田写生会です。
今年度は、これまで開催してきた仰木平尾地区の棚田から、上仰木地区の里山・棚田の場所へ変更します。
写生会はどなたでも参加できます。ご興味のある方は是非ご参加ください。