近江学研究所では、年2回、
客員研究員のみなさまをお招きして研究会を開催しています。
先日、今年度第1回目の近江学研究会を開催しました。

本研究所では令和5年度から令和7年度にかけて、「近江のコミュニティ『惣・座・講』研究プロジェクト」を行っています。
2年目となる今回は、今年度の研究テーマの「座」の報告、そして次年度の研究テーマとなる「講」について、近江学研究所副所長の加藤賢治研究員から説明があり、その後、意見交換を行いました。

意見交換の中では、伝統的な「講」が減少している現状や現代の講について地域での事例を交えながらの紹介がなされたり、
「講」という言葉の位置づけについてなど、様々な意見が交わされました。

  

近江学研究所では、今年度の研究テーマ「座」についての研究活動を進めながら、
今回の研究会で出た様々な意見を次年度の「講」の研究につなげていこうと考えています。

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第29回近江学研究会

日時:令和6年6月17日(月) 9:30-11:00

出席者(50音順):
[客員研究員] 大原歩氏、木津勝氏、髙梨純次氏、對馬佳菜子氏
[顧 問] 木村至宏氏
[所 長] 小嵜善通
[副所長] 加藤賢治
[研究員] 石川亮、田口真太郎、永江弘之、真下武久、三宅正浩
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