2023年度 研究テーマ

2023年度から新たに3ヵ年の「近江のコミュニティ『惣・座・講』研究プロジェクト」がスタートしました。
コミュニティは、それが育まれる地形や位置、時代背景による社会状況などによって様々に変化します。また、その分類としては、地縁のコミュニティ、生業のコミュニティ、そして互助や趣味、嗜好によって形成されるコミュニティとして捉えることができます。それを踏まえて1年目は、地縁=「惣」、2年目生業=「座」、3年目互助・趣味・嗜好=「講」とテーマづけました。
今年度は近江の「惣」について近江学の視点で読み解きながら、現代の課題にも目を向け研究活動を進めています。

出町地区の地蔵盆のようす|岡村益夫氏提供

研究者一覧(50音順)

東 幸代 (滋賀県立大学 人間文化学部 地域文化学科 教授)
今森光彦 (写真家・成安造形大学 客員教授)
草野顕之 (大谷大学 名誉教授)
田口真太郎 (成安造形大学芸術学部 助教)
深町加津枝 (京都大学大学院地球環境学堂 准教授)
水野 章二 (滋賀県立大学 名誉教授)
水本邦彦 (京都府立大学・長浜バイオ大学 名誉教授)
和田光生(大津市文化財保護課 主査)

木村至宏 (成安造形大学附属近江学研究所顧問)

石川 亮 (成安造形大学芸術学部 准教授・附属近江学研究所研究員)
小嵜善通(成安造形大学芸術学部 教授・学長・附属近江学研究所所長)
加藤賢治 (成安造形大学芸術学部 教授・副学長・附属近江学研究所副所長)
真下武久(成安造形大学芸術学部 准教授・附属近江学研究所研究員)

成果発表 文化誌「近江学」第 15 号(2024 年 2 月 10 日発刊予定)