7月10日、今年の仰木森林保全活動がスタートしました。これは成安造形大学が位置する仰木地区の山林をその所有者である仰木地域の上仰木・辻ヶ下生産森林組合の方々とともに森を守るという活動です。初回の今回は本学から学生さんと教職員合わせて8名が参加させていただき、森林組合が所有する森林の境界線を確認するという踏査活動に同行させていただきました。
最近できた林道をから森林に入っていきましたが、所々道なき道のようなところや獣道を歩くなど、普通の登山では味わえない経験もさせていただきました。
天候は晴れで見晴らしも良く、森林の頂上付近(京都大原と仰木の境界)の尾根道では涼しい山風が迎えてくれ、森林浴を満喫しました。
地元仰木の組合員の方達から森林保全の苦労や大切さなども休憩時間に聞くことができ、大阪から通学しているという学生さんは、「大変貴重な経験をさせていただき今後の作品制作にも影響が出てきそう」と最後のミーティングで感想を語ってくれました。
2回目は9月25日(日)に枝打ちや間伐などの森林保全活動をします。興味のある方はrenkei@seian.ac.jpまでご連絡ください。

報告:近江学研究所研究員 加藤賢治