本研究所の紀要『近江学』創刊号・2号に続き、2011年1月頃発売予定の第3号でも、多数の写真を提供して頂いている寿福滋さんの個展が、本日より成安造形大学のギャラリー成安にて開催されました。
「山への祈り 繖山百日回峰行」と題したこの展覧会は、繖山百日回峰行を主題とした作品を集めた企画展示となっています。
臨場感のある美しい写真と、さまざまな趣向が凝らされた展示空間も見所です。

まるで山の中にいるような雰囲気を楽しめます。
ぜひ、この機会にご高覧下さい。

タイトル:山への祈り -繖山百日回峰行-
会期:2010年11月26日(金)~12月18日(土)
時間:12:00~18:00
休廊:日曜日
会場:成安造形大学 ギャラリー成安
出品者:寿福滋(写真家)
主催・企画:成安造形大学・附属近江学研究所

寿福 滋(じゅふく しげる)氏プロフィール
1953年神戸市生まれ。中学生の頃、埋蔵文化財に興味を持ち、その後文化財カメラマンをめざし、森昭氏に師事。関西を中心に美術・文化財、風景写真を専門に撮影。大塚遺跡(横浜市)、平等院庭園(宇治市)、雪野山古墳(東近江市)、市町村史等の撮影多数。成安造形大学附属近江学研究所紀要『近江学』(2009年・2010年)、『花鳥遊楽ー湖西の風に吹かれてー』(甲西町1993年)、『近江と芭蕉』(大津市役所2003年)の写真を始め、滋賀の風土を記録。ライフワークとして杉原千畝の取材を続けている。
主な著書
『杉原千畝と命のビザ』サンライズ出版 2007年
『京都・滋賀 かくれ里を行く』(滋賀の写真撮影)淡交社 2005年