2月6日(土)近江学フォーラム会員・研究員の交流会が開催されました。
雪が舞い寒さ厳しい日となりましたが、正午から成安造形大学内カフェテリア「結」で近江学フォーラムがスタートして初めてとなる交流会が行なわれました。
はじめに、当研究所の木村至宏所長の挨拶があり、続いて本学牛尾郁夫学長の挨拶、学内研究員の自己紹介がありました。

続いて第1回目の交流会を記念して、会場となるカフェテリア「結」の経営者である岩田康子社長を講師にむかえ、当日のメニューの紹介を含めて「近江のスローフード」について語っていただきました。
スローフードから、スローライフへということで、人間中心の社会から自然と共生する持続性可能な社会の実現が重要であるということ、また、近江商人の「三方よし」の営業理念をたとえに出され、売上に直接つながらなくても「世間よし」を念頭に、社会貢献を重要視する経済社会をつくることが大切であるということが話されました。

その後、スローフードをいただきながらの交流会がはじまりました。参加の会員さんは大学近辺の住宅街にお住まいの方や普段から民俗や歴史研究を続けておられる方などが中心で、おいしい食事はもちろんですが、近江学研究所木村所長をはじめ研究員らとの交流は、近江の風土を愛する熱心な参加者にとって大変有意義な会になったと思います。

今回ご参加いただけなかった会員さん、是非とも次回の交流会へご参加ください!
また、フォーラムの会員でない方は、ご入会いただき、次回の交流会にご参加ください!お待ちしております。

現在次年度近江学フォーラムの会員を募集しています。ご興味のある方は下記までご連絡ください。

近江学研究所 omigaku@seian.ac.jp 電話077-574-2118 fax 077-574-3595

報告:近江学研究所 研究員 加藤賢治