12月5日(土)大学がある地元「仰木」の村落をフィールドワークするプロジェクト科目が最終日を迎えました。
この科目は、4月から全8回を数え、仰木村落フィールドワーク、仰木祭りの見学、田植え、稲刈り、間伐材の伐採、木工工作、山林測量など様々な体験を通して自分や地域、社会を見つめ直すという目的で開講されています。
この日は最終回ということで、参加した学生は2時間目にI棟プレゼンテーションルームで自分が仰木のフィールドで得たもの(収穫)を一人一人披露しました。
その後、午後から仰木でお世話になりました方々を招待し、「収穫祭」と題して、懇親会を開催しました。
大学内の自然食カフェレストラン「結」の釜戸で、学生たちがつくった仰木棚田米を炊き、担当教員の小林はくどう先生が仰木の野菜と猪肉をふんだんに使った名物「はくどう鍋」を準備され、みんなでおいしくいただきました。
特別講師の蔭山歩先生も「仰木には大切に守られてきたものがたくさん残っています。それらに気づいた学生さんたちはこの授業の中で何か大きなものを得たことと思います」とあいさつされました。
仰木の皆さんも、「森林保護活動も含めこのような活動を閉ざすことはできない。みんなで協力して続けていきましょう」と次年度へ向けての意気込みも語られました。

報告:近江学研究所 研究員 加藤賢治

結での懇親会

結での懇親会

釜戸での炊飯指導を受ける学生たち

釜戸での炊飯指導を受ける学生たち


プレゼンルームでの発表会

プレゼンルームでの発表会