おうみブログ
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
イベント
近江学研究所研究員が、近江にまつわるさまざまな情報を発信するブログです。
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近江学研究所が京都で「近江の魅力」を発信する講座「近江学入門」が4月23日スタートしました。
初回は木村至宏所長が担当され、「近江学 その魅力」と題して、近江の魅力の概要を講義されました。
講義の中で、「我々が構築した近江学の要素は琵琶湖の存在と周囲の山々、そして湖上交通と街道の3点で、これは他の地域に見られない要素であり、近江に優れた文化が根付いた根拠となる」と近江文化の独自性を強調されました。
受講生は約20名、知られざる近江の魅力を肌で感じて満足そうでした。
2回目以降の講座予定です。途中からの受講も可能です。
受講等に関する詳細なお問い合わせはコチラまで
第2回 05/28(月) 大津絵と三井寺 福家俊彦 総本山三井寺執事長
第3回 06/25(月) 湖北十一面観音 高梨純次 滋賀県立美術館学芸課長
第4回 07/23(月) 絵図に見る近世近江の宿場町 水本邦彦 長浜バイオ大学教授
第5回 08/27(月) 日吉山王祭と日吉山王曼荼羅 和田光生 大津市歴史博物館学芸員
第6回 09/24(月) <現地講座>三井寺(非公開国宝建築含む) 木村所長 加藤賢治近江学研究所研究員
滋賀の様々な文化情報が盛りだくさんの季刊誌『湖国と文化』。
今月1日に春号が販売されました。
特集は近江の原風景『近江八景』。
近江八景が選定された背景や歴史、絵図などが網羅されていて、大変読み応えがある内容になっています。
近江学研究所からは、3つの記事にかかわっております。
特集『近江八景』には、加藤研究員と石川研究員が「瀬田の唐橋」の記事や写真が掲載されています。
また、連載は2本。
加藤研究員の連載『おうみ おうみ 歩く』では京都・山科から三井寺へ抜ける小関越を取り上げています。
そして、木村所長の連載『近江人物伝』では、
藤本太郎兵衛という、瀬田川に土砂がたまり度々氾濫が起こり、周辺の村々に被害が起こった際に、
親子三代で幕府に川ざらえ願い書を出し続け、琵琶湖の治水に奮闘した人物が描かれています。
ぜひ、興味のある方はご一読ください!
『湖国と文化』 139号 2012年春号
4月12日に発刊されたLマガジン社関西版「大人のぶら旅」に、
世界的にご活躍な写真家であり、
本年度から客員研究員として本研究所に携わっていただくことになった、
津田直さんが竹生島を訪ねるルポ特集が掲載されました!
また、「近江学の第一人者に聞く竹生島の歴史といま。」と題した木村所長との対談も掲載。
竹生島の歴史性を木村先生が語り、島を訪ねた経験を通した心象を津田さんが語り、
「写真家・研究者の垣根を越えて」言葉が交わされていることが伝わる対談となっています。
津田直さんの撮影された「竹生島」も必見です。
ぜひ、手に取ってご覧になってください!
本学のイラストレーション領域准教授であり、風景画家でもあり、
近江学研究所研究員として昨年度より「仰木ふるさとカルタ」制作の研究活動をされている永江弘之先生が、
「湖国探研」という滋賀の研究者を取り上げたシリーズの記事に掲載されました。
先生が仰木地域への暮らしへの考えや、研究活動へのやまなざしがわかる素敵な記事となっています。
ぜひ、ご一読ください。
2月27日朝刊 記事画像