近江学研究所第4回参与会議が行なわれました!

2010 年 2 月 23 日

2月22日(月)1時半から近江学研究所参与会議が行なわれました。参与会議は県内の経済、文化、宗教、芸術など一線でご活躍される参与の方々と成安造形大学の理事長、学長をはじめとする関係者にご出席いただき、近江学研究所の活動に対してのご意見をいただくという重要な会議です。
会議は研究所の今年度の活動報告と、次年度の活動計画がスライドで紹介するということから始まり、参与の方々並びに学内関係者からご意見をいただきました。
今年度の報告の中では、研究紀要第2号が発刊されたこと、今年度始めて近江学フォーラムが発足したこと、そしてその取り組みとして湖北の観音を訪ねる現地研修(10月実施)や交流会(2月実施)が行なわれた報告がありました。
次年度の取り組みとしては、近江学研究所が独自に行なう研究として地元仰木を舞台に「里山水のみち研究」を実施する計画が発表され、今後の研究所の取り組みの方向性も話されました。さらに次年度は成安造形大学の聴講生制度として、土曜日の1限目に木村所長の「文化史(本学開講の選択科目の一つ)」を開講し、積極的に社会人の方々の受入を行ないますが、フォーラムの会員さんの受講メリットとして検定料が免除されることも報告されました。また、3月8日から20日までギャラリーアートサイトで開催される、現代アートの視点で近江を見るという展覧会「望遠」の紹介がありました。
参与の方々や学内関係者からは活動内容については大切なことをしっかりと実行されていると評価をいただいた一方で、「フォーラム会員さんを出来るだけ多く募り、この活動を広く発信するべきである。」また、「近江学の研究が如何にものづくりに活かされ、結びつくのかという考察を深めてほしい」など貴重なご意見をいただきました。
次年度は開設3年目を迎えます。いただいたご意見を十分活かし、さらなる発展に結び付けたいと思います。

仰木の里の文化講座で「蓮如上人」を語ってきました!

2010 年 2 月 12 日


2月11日(木)、毎年この日が恒例となっています仰木の里文化振興会が主催する「文化講座」が仰木の里公民館で開催され、講師として堅田にゆかりのある浄土真宗中興の祖「蓮如上人」を語ってきました。
私は今年で4回目となりますが、その前は木村至宏所長が講師をされたこともあるそうです。この日は悪天候にもかかわらず、60名をこえる多数の参加者が来場されました。講演は先ず蓮如上人の生涯を編年でたどり、その信仰のあり方や思想、浄土真宗の伝承を話しました。最後に蓮如上人の旧跡を訪ねた際の写真をスライドで紹介しました。
このようにあるテーマで講演の機会を与えていただきますと、その度に再度調べなおします。そこにまた新たな発見があり、非常に勉強になります。10年前、京都からここ滋賀に移り住んできましたが、その時は蓮如上人が堅田にゆかりがあることを知りませんでした。なぜ、堅田なのか・・・。調べるとその理由がわかってきます。
昨年は仰木と堅田の伝承について話をしましたが、琵琶湖に面し、背後に比叡山がひかえるこの地域はまだまだ語りつくせないと実感しています。
次回は一休禅師? また機会をいただければ・・・。

報告:近江学研究所研究員 加藤賢治

寿福滋先生の写真展が開催されています

2010 年 2 月 3 日

2月2日(火)、近江学研究紀要「Omi 近江学」の表紙や挿入写真を飾っていただいています写真家の寿福滋先生の写真展を見に行ってきました。
場所は京阪浜大津駅から徒歩で京都方面へ5分ほど、商店街の中にある古書店「古今書房」の2階にある「ぎゃらりい古今」です。

寿福滋写真展「近江水風景PartⅡ」は、夕日の竹生島や菅浦の集落、沖の白石など美しい琵琶湖の水辺の風景で埋め尽くされていました。
中でも見物は、「観音正寺 回峰行」と題されたギャラリー中央の展示です。観音正寺を山腹に持つ繖山の山中を闊歩する回峰行者を追った写真群です。古木を利用しながら円形状にうまく展示され、それらを中央から眺めます。山川草木と回峰行者が溶け合った祈りのシーンは見応えがありました。
会期は2月14日まで。すばらしい寿福ワールドを是非ご高覧ください。

「ぎゃらりい古今」大津市中央1−5−5 古今書房2階 TEL077−525−7880

報告:近江学研究所研究員 加藤賢治