7月21日 今年で14回目となる比叡山の夏のライトアップ(8月11日~15日)に本学の学生が参加することになりました。
根本中堂の中庭をヨシの灯りで演出するというものですが、本学のヨシの造形に注目いただいた比叡山のご依頼ですばらしい機会を与えていただきました。
この日はどのような演出になるか学生、教職員が根本中堂の中庭に集合し、比叡山の山本光賢参拝部長様をはじめとする関係者にプレゼンテーションをしました。
「みのりの庭」と名付けられた源氏物語に由来するタイトルのことや、塔の存在をテーマに比叡山の信仰や思想を形として表現したという展示コンセプトをデザイン科磯野英生教授が解説をされました。続いて実際に制作に携わった学生たちがそれぞれのこだわりやテーマを紹介し、このプレゼンテーションを取材に来られた新聞記者の質問に答えていました。
まだまだ、模型の段階ですが、世界遺産を舞台にすばらしい灯りの展示が行なわれる予感を強く感じました。

報告:近江学研究所研究員 加藤賢治