近江の催し:2009年2月
近江のお祭り、近江に関する展覧会を紹介します。
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10月18日、19日の両日、仰木小椋神社1150年式年祭に際し、成安造形大学附属近江学研究所が研究の一環として環境デザイン、イラストレーション、芸術文化デザインの各クラスの学生とともに「仰木の伝説」について取り組みました。
学生は「仰木の伝説」という私のレクチャーを受講し、7つの伝説の内容はもちろんですが、伝説が果たす役割やその地域にとっての重要性を学びました。その上で、環境デザインクラスは琵琶湖のヨシを素材として灯りのモニュメントを制作し、イラストレーションクラスの学生は各々が持つインスピレーションと表現力を活かして絵画を描きました。芸術文化デザインクラスの学生はその絵画をコンピュータに取り込み出力してパネル展示ができるようデザインしました。
両日ともお祭りということで、小椋神社の境内はたくさんの地域の方々で埋まり、にぎわっていました。近江学研究所の展示にも興味を持たれ、紹介した伝説をすべてご存知という方から仰木に長く暮らしていますがまったく知りませんとおっしゃる方などいろいろとご感想が聞けました。ヨシのモニュメントも夜間はライトが点灯され、境内に続く参道を神秘的に演出していました。
これらの取り組も新たな「仰木の伝説」のひとつにならないかと期待しています。また、地域学研究のひとつとしてさらに研究を深め、その成果を地域に還元していきたいと考えています。
成安造形大学附属近江学研究所のWebサイトが完成しました。 (さらに…)
近江学研究所では、2009年4月に設立する「近江学フォーラム」の会員募集を開始しました。
滋賀県(近江)の持つ豊かな自然と歴史、文化に対し、興味・関心のある方、ご自身の持っている知識や見聞を深めたい、広げたいとお考えの方は、是非会員にお申込ください。お待ちしています。
2009年度会員募集期間は、2008年12月1日から2009年2月28日です。
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