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おうみブログ

近江里山フィールドワーク ツアー「森と水の旅」に参加しました。

針江川河口では、もんどりなどでのその日のおかずになる魚とり「おかずとり」が行われています。

針江川河口では、もんどりなどでのその日のおかずになる魚とり「おかずとり」が行われています。


10月4日(土)、近江里山フィールドワークの3回目の授業が行われました。この日は、写真家で成安造形大学客員教授の今森光彦先生が撮影フィールドにしている高島市針江にて、今森光彦先生が地域の方と一緒になり企画しているツアー「森と水の旅」に参加させていただきました。
ナビゲートは佐藤悦子先生。
ツアー「森と水の旅」は、今森光彦先生の撮影フィールドである滋賀県の大津市や高島市の各地を舞台に年に1度行われています。
この日は、比良山の伏流水が、各家の台所に湧きだす「カバタ」がある集落「針江」でのツアーとして、地元の「生水の郷委員会」によるカバタをみながら地元の方の解説を聞く見学ツアー、旬の食材のお昼ごはんなどの企画が行われました。
針江生水の郷委員会のみなさんと今森先生が運営されています

針江生水の郷委員会のみなさんと今森先生が運営されています



カバタを覗きこむ。

カバタを覗きこむ。


学生たちは、運営をしている「生水の郷委員会」のみなさんのお手伝いとして、昼食の会場づくりや、アユの天ぷらづくり、片づけなどに携わりました。
アユの天ぷらをお手伝い

アユの天ぷらをお手伝い


アユの天ぷら

アユの天ぷら


ビワマスのチャンチャン焼き

ビワマスのチャンチャン焼き




今森先生からレクチャーを受けました

今森先生からレクチャーを受けました


今森光彦先生からの
「芸術を学ぶ人が、里山環境を体の中に取り入れる経験をすることがとても大切。芸術は、自然観から得られることが多い。生き物を触ったことがあるかないか、経験をしているかどうかで表現は雲泥の差が生まれる。この環境で、感性の栄養を取り入れてほしい。見るだけでなく、体験することに意味がある。」
という、言葉を受けて、学生たちは一気に感性のアンテナが動きだし、かばたツアー中は写真をとり、メモをとり、湧水を飲み、あちらこちらに目を凝らしていました。
学生たちには、表現者である今森先生が地域の方たちと一緒になってこの体験ツアーを企画する意義を感じることができたのではないでしょうか。

今回参加した「森と水の旅」ツアーについて>>>今森光彦の世界
次回は、10月26日(日)に仰木の森づくり第3弾として、間伐材を使った木工体験を行います。
(報告:大原歩研究員)