近江学研究所「大津市文化奨励賞」受賞しました
成安造形大学附属近江学研究所が、平成26年度の「大津市文化奨励賞」を受賞しました。
この賞は、文化活動に従事し優れた功績があり、その活動において将来を期待される団体に与えられる賞です。
2014年11月27日の大津市表彰式典にて、越直美大津市長から賞を授与されました。
授賞式には、近江学研究所木村至宏所長、加藤賢治研究員が出席しました。
<大津市文化奨励賞 - 成安造形大学附属近江学研究所>
平成20年、近江(滋賀県)の歴史・文化の研究と、近江で育まれてきた文化の「かたち」の再発見等の検証を中心に、地域学研究の新しいアプローチを提起することを目指して設置された。
研究活動として、仰木地区の空間構成・景観要素と生活文化の諸相を、「時と物語の蓄積」という観点から捉え、新たなコミュニティ創出への足がかりとすることを目的とした調査を実施。また、滋賀県に点在する「近江の絵馬」の現況調査を行い、歴史・地域性の特徴をまとめ、日吉大社蔵絵馬の復元模写など学生とともに研究調査を進められている。さらに、公開講座や機関誌発行をとおして、数多くの人々に、滋賀・大津の魅力を積極的に発信されている。
当団体は、地域の歴史・文化を掘り下げて研究し、「ものづくり」の重要さに注目しながら、後世へ「伝え繋げる」ことで地域に還元されているとともに、学術的見地からも地域の歴史・文化の研究・考察が行なわれている。
(大津市表彰式 パンフレットより)