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おうみブログ

「淡海の夢2021 坂本・石垣と里坊の町写生会」を開催しました

「淡海の夢2021 坂本・石垣と里坊の町写生会」
日時:5月29日(土)9:00~17:30
場所:大津市坂本周辺
講師:永江 弘之(本学イラストレーション領域教授・本研究所研究員)、待井 健一(本学非常勤講師)

5月29日(土)、大津市坂本にて、公開講座「淡海の夢2021 坂本・石垣と里坊の町写生会」を開催しました。
「淡海の夢」は、年2回の写生会と公募風景展を通して、近江の素晴らしさを体感し、近江の固有の価値を再発見する講座です。早くに梅雨入りしたため、お天気を心配していましたが、当日はよく晴れて絶好の写生日和となり、25名の方が受講されました。

開催地の大津市坂本は、比叡山延暦寺および日吉大社の門前町として古くから栄えた情緒豊かな町。比叡山で修行をつんだ僧の隠居所「里坊(さとぼう)」や、古くから延暦寺の堂塔の石組みや近辺の土木の御用を務めていた石工集団「穴太衆」の技術による石垣「穴太衆積み(あのうしゅうづみ)」といった独特の町並みが見られます。

写生会では、受付場所として最澄が生まれたお寺である生源寺の境内をお借りしました。
まずはじめに、講師の永江弘之研究員と待井健一氏から写生を行う際のアドバイスや注意事項について説明があり、その後、参加者のみなさんはそれぞれの写生ポイントを探しに坂本の町へ。

今回は、新型コロナウィルス感染症拡大防止の観点から、密集を避けるため、講師が坂本地域を巡回して、写生されている皆さんに個別に風景写生のコツをアドバイスしました。

また、15:30からは、生源寺の別当大師堂にて作品鑑賞会を開催。個別アドバイスを受けられなかった方のために講評会も実施しました。

写生中の個別アドバイスは初めての試みでしたが、大変好評で、参加者の皆さんから多くのお喜びの声をいただくことができました。

次回の写生会は、10月23日(土)に近江八幡市で開催します。
初心者の方も気軽にご参加いただけますので、ご興味のある方はぜひ下記よりお申込みください。
ご参加をお待ちしています。

「淡海の夢2021 近江八幡・八幡堀と城下町写生会」お申込みフォーム
https://www.seian.ac.jp/public/38082