大津曳山祭総合調査報告書が完成しました
大津市が文化省の補助を受け、平成24年から26年度の3年間にかけて実施した滋賀県指定無形民俗文化財「大津曳山祭」についての総合調査報告書が完成しました。
大津市教育委員会が結成した「大津市曳山祭総合調査団」(団長:植木行宣氏)には、
近江学研究所からは、副団長として木村至宏所長、調査員として加藤賢治研究員が参加し、
成安造形大学からは、調査補助として益岡裕子さん、奥村元洋さん、岡本亜弓さん、島尾佳佑さん、小北野花さん、木村綾乃さん、居村浩平さん、金沙織さんが関わりました。
編集には、大津市歴史博物館副館長(当時 文化財保護課参事)の和田光生客員研究員が務めました。
先日6月上旬に記者発表された 江戸時代後期に14基の曳山が参加する様子を描いた版画「四宮祭礼(大津祭の当時の名称)摺物(すりもの)」も掲載されています。
(現在、祭りに参加している曳山は13基)
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大津曳山祭総合調査報告書
序章 「大津曳山祭とその特徴」
第一章「大津曳山祭の歴史」
第二章「大津曳山祭の組織と行事」
第三章「曳山の構造」
第四章「曳山の金工」
第五章「曳山の染織品」
第六章「曳山の絵画」
第七章「曳山のからくり」
第八章「大津祭の囃子」
DVD1枚付(各曳山図面、源氏山図面、曳山の染織品、龍門滝山からくり図面、石橋山旧唐獅子からくり図面、構造・形式表諸記録 収録内容)
ページ数:588ページ
A4判 両面刷 DVD1枚付 無線とじ
発行:平成27年3月
編集・発行:大津市教育委員会
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■報告書の頒布について
6月12日から100部を一般頒布します。
価格5,000円
頒布場所
大津市歴史博物館、大津市文化財保護課、大津市埋蔵文化財センター
■産経新聞ニュース 2015年6月6日付け
[大津祭、幻の曳山「神楽山」描かれた版画見つかった 大津市歴史博物館が発表]>>>こちらから
■NPO大津祭曳山連盟ブログ
[大津曳山祭総合調査報告書が完成しました]>>>こちらから
写真撮影には、文化誌[近江学」でもお世話になっている寿福滋氏も関わっています。[/caption]