講師:石丸正運 (美術史家 近江学研究所参与)
日時:2007年12月15日(土) 10:40~12:00
場所:成安造形大学 本部棟三階ホール

美術史家 近江学研究所参与 石丸正運「近江の画人②」12月15日 高島市藤樹の里ふれあいセンター内ふじのきホール

美術史家 近江学研究所参与 石丸正運「近江の画人②」12月15日 高島市藤樹の里ふれあいセンター内ふじのきホール


高島市と本学が文化協定を締結することを記念して、その調印式とともに文化講演会という形式でこの講義が開催されました。講師をご担当いただいたのは前彦根城博物館館長で、元滋賀県立近代美術館館長でもある石丸正運先生で、高島市とゆかりのある狩野山楽、岸竹堂という画人について語っていただきました。石丸氏は著書に『近江の画人たち』があり、その中で取り上げた内容を多くのスライドで紹介しながら話されました。その中で、湖北地方の湖上の安全を見守る海津天神社に山楽が奉納した絵馬の詳しい解説があり、海津天神社の写真も紹介され、高島市の貴重な文化財の一端がうかがえました。

報告者:近江学研究所研究員 加藤賢治